水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

網走管内秋サケ漁獲状況(10月末現在) 低気圧被害が影響し1,104万尾と前年比2.3%減

2015-11-05 10:16:10 | ニュース

 網走管内海区漁業調整委員会は、10月末現在の秋サケ漁獲状況をまとめた。網走管内における秋サケの漁獲尾数は1,104万尾と前年同期に比べ2.3%減。10月に入っても台風・低気圧によって定置網の破損・流失が相次ぎ、大きくペースダウンした。9月の漁獲尾数590万尾に対し、10月は472万尾に止まっている。

 平均目回りは3.55キロと前年並みで、重量トン数は3万9,141トンと同じく2.2%減。

 一方、キロ平均単価は508.1円で、同5.8%増と高く、漁獲金額は198億8,919万円と同3.5%増となっている。


日本海北区ハタハタ実践協議会 27年度の資源管理決める

2015-11-05 10:14:33 | ニュース

 11月に盛漁期を迎える日本海ハタハタの関係漁業者が一堂に集い、資源調査の結果に基づく資源管理の進め方を話し会う「日本海北区ハタハタ実践協議会」は10月19日午後から札幌市第1水産ビル漁連会議室で開催され、刺し網、定置、沖底、えびこぎの各漁業の操業規制や操業期間、数量管理を含めた27年度の取り組みを決めた。

 漁獲量の大幅減少、中央水試の資源調査など、いぜんとして資源水準が低いため、27年度資源管理の進め方については、各漁業とも前年の取り組みを踏襲するが、えびこぎ漁業が1~2月の期間、新たに1週間のうち2日間を休漁とする措置を行うことになった。