道機船連によると、ロシア漁業庁は2015年秋季極東地域カニ操業会議を開催した。2015年漁期開始から11月2日までの極東海域におけるタラバガニの生産量は4,950トンを超え、前年同期を863トン上回っている。西カムチャッカ海域でのタラバガニ漁獲量は2,860トンで、TAC開発力は56.0%となった。一方、カムチャッカ・クリール海域では、1,730トンが生産され、TAC開発率は88.0%となった。
西カムでは10月10日からアブラガニ、15日からイバラガニ漁業が再開され、26日までの漁獲量とTAC開発率は3,140トン(92%)、189トン(62%)となっている。カラギン海域のズワイガニ(オピリオ)は、TACの96%を開発し終漁した。