函館税関が発表した令和6年2月分の北海道外国貿易概況(速報)によると、
魚介類・同調整品(水産物)の輸出は39億9,400万円で前年同期比97.8%、米国が増加し、中国向けが減少した。このうち、ホタテを中心とした甲殻類・軟体動物は2,999㌧・27億7,900万円と数量、金額ともに3割増。米国向けが10億1,000万円で同2.6倍、ASEANも6億5,800万円で同8.1倍と中国以外の地域への供給が進んだ。
一方、輸入は52億2,000万円で107.0%で2ヵ月ぶりのプラス。地域ではチリ(サケ)が増加し、ペルー(イカ)が減少した。主な増加品目のサケ・マスは9億3,300万円で、チリ (5億1,100万円)などから増加した。