水産北海道ブログ

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道水産会「2016新年の集い」に90人

2016-01-13 12:48:57 | ニュース

申年に期待こめて「漁業者はやるしかない」
本道水産業界の発展を祈り勢いよく新年スタート

横内信漁連会長の発声で乾杯

 道水産会(川崎一好会長)は、12日午後5時30分から旅館中村屋3階有明で「2016年新年の集い」を開催し、系統団体長が全員顔を揃え、新年への抱負を述べた。水産会の会員団体、行政の関係者ら90人が出席し、賀詞を交換した。

 主催者を代表し、川崎一好会長(道漁連会長)が「昨年の北海道水産業界は本当に難しい1年だったが、国、道の指導、協力でなんとか乗り越えることができた。今年は申年、良い年になると期待しているが、結果は大晦日にならないとわからない。しかし、漁業者は(漁業を)やるしかない。関連業界の皆さんをはじめ、行政、団体に一層の協力、支援をお願いする」と挨拶した。

 次いで、荒川裕生副知事が「サケ・マス流し網禁止、TPP大筋合意と昨年は様々な問題に直面したが、年末までになんとか対策にメドが立ち、今年は対策を実行する年になる。浜の力を頂いて実情に沿った取り組みにしたい。厳しい冬の中で漁業が続くが、全道の皆さんが力を合わせ、行政も良い年になるよう精一杯力を尽くす」と挨拶した。

中田水産局長が水産林務部幹部職員を紹介

山崎水産林務部長が三三七拍子で締める


トド駆除への協力を北海道猟友会に要請

2016-01-08 17:43:09 | ニュース

 26年度からトドの捕獲枠が大きく増加され、ハンターの養成・確保が課題となっているが、道日本海沿岸漁業振興会議、道漁連、道は1月6日、北海道猟友会の天崎弘会長、齊藤哲嗣専務にトド駆除への参加、ハンター派遣などの支援・協力を要請した。

 要請は、札幌市水産ビル7階のぎょれん会議室で午後3時30分から行われ、道漁連の本間靖敏常務が「トドの漁業被害は毎年20億円近くにのぼり、対策は猟銃で撃つのが一番効果的で、漁業者ハンターの育成に努めている。これから日本海ニシンの時期を迎え、トドの来遊も多くなる。27年度は591頭の採捕枠をなんとか消化するために猟友会の協力をお願いしたい」と述べ、道日本海沿岸漁業振興会議、道漁連、道の連名による要請書を天崎会長に手渡した。

 天崎会長は「本日の要請を受けて皆さんが大変な被害を被っていると改めて痛感した。長い歴史を通じて害獣の駆除に当たってきたが、トド対策に十分力を入れたいと考えており、各支部に指導していきたい」と述べ、協力を約束した。その一方で、猟銃所持規制の緩和に水産業界の理解と支援を求めた。

天崎道猟友会会長(左)に要請書を手渡す本間道漁連常務(中央)と山口道水産林務部水産基盤整備担当局長


2016年1月8日発行/北海道漁協系統通信6132号

2016-01-08 17:31:38 | ニュース

札幌市中央卸売市場で威勢良く初セリ
安心安全な水産物の供給、経営展望の策定を
カレイ類、ヤリイカ、ホッケなど初荷で賑わう

政府が28年度国費予算概算決定額を閣議決定
農林水産予算は補正を加え2兆7千億円 17.4%増
水産予算も補正と合わせ2,404億円、25.3%増

水産庁の新しい次長に長谷成人増殖推進部長が就任

森山農林水産大臣の年頭所感
「広域浜プラン」に基づく担い手への漁船リース導入を

道TPP協定対策本部・道北洋漁業対策本部(庁議)
TPP、サケ・マスで国の予算活用、道の支援検討も

道が道立漁業研修所実習船の船長を募集

平成27年度えりも以西海域マツカワ漁獲状況(11月末)
11月実績は数量・金額・単価全てで前年度実績を上回る  
11月までに3地点で累計金額1千万円超える

全国さんま水揚げ(全さんま調べ・12月末)
11万2千トンと半減、1981年以降最低に終わる


2016年1月8日発行/北海道漁協系統通信6132号

2016-01-08 17:31:38 | 系統通信

札幌市中央卸売市場で威勢良く初セリ
安心安全な水産物の供給、経営展望の策定を
カレイ類、ヤリイカ、ホッケなど初荷で賑わう

政府が28年度国費予算概算決定額を閣議決定
農林水産予算は補正を加え2兆7千億円 17.4%増
水産予算も補正と合わせ2,404億円、25.3%増

水産庁の新しい次長に長谷成人増殖推進部長が就任

森山農林水産大臣の年頭所感
「広域浜プラン」に基づく担い手への漁船リース導入を

道TPP協定対策本部・道北洋漁業対策本部(庁議)
TPP、サケ・マスで国の予算活用、道の支援検討も

道が道立漁業研修所実習船の船長を募集

平成27年度えりも以西海域マツカワ漁獲状況(11月末)
11月実績は数量・金額・単価全てで前年度実績を上回る  
11月までに3地点で累計金額1千万円超える

全国さんま水揚げ(全さんま調べ・12月末)
11万2千トンと半減、1981年以降最低に終わる


札幌市中央卸売市場で威勢良く初セリ

2016-01-05 11:35:04 | ニュース

 

 

 札幌市中央卸売市場の初ぜり式(水産物部)が5日午前6時45分から水産棟で行なわれ、威勢の良い三本締めで未年の商売繁盛を祈った。市場内には国会議員をはじめ、多くの関係者、報道陣が集まった。

 初ぜり式は、秋元克広札幌札幌市長が「昨年の水産物取扱は数量、金額ともに前年に比べ減少しているが、北海道経済は観光振興によって持ち直しの基調にある。札幌市としても水産物の取扱、消費が伸びるよう支援に努める」と挨拶した。

 次いでカネシメ高橋水産社長の高橋清一郎同市場水産協議会会長が「経営環境が厳しい中、現在29年度から始める経営改革の新計画(経営展望)の検討を進めており、今年度中に策定したい」と述べ、恒例の手締めでは市場取引の活性化に期待を込め三本締めを行った。

 さっそく、初荷のカレイ類やヤリイカ、ホッケがセリにかけられ、次々に競り落とされご祝儀相場で1年の盛況を祈った。

日本海、根室で獲れた初荷の真ガレイをセリに

青森産のヤリイカは高値キロ1,674円