水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2019年9月10日(火)発行/北海道漁協系統通信第6430号

2019-09-17 09:47:36 | 系統通信

太平洋クロマグロWCPFC北小委員会で合意
漁獲上限の繰越を17%へ、大型魚枠を台湾から300トン移譲

9月10日から25日間の日程で第三回定例道議会
水産関係補正予算で近代化資金枠を34億円増の128億円

トドの採捕数は今後5年間で3,095頭に

「噴火湾養殖ホタテガイ対策だより」2号・3号を発行
密度・時期別飼育試験追跡調査、本分散の作業ポイント

根室湾中部漁協のホッキ漁が全船体制に

ロシアの今漁期漁獲量345万㌧(8月28日)
極東で248万㌧、うちスケソウ142万㌧と増加

ロシア太平洋サケマス漁獲量(9月3日)
43万9千㌧と2017年同期を45%上回る

9月14日から浜のおかあさん料理教室 日程決まる

道漁連が成城石井と料理雑誌「dancyu」の共同フェアに協賛
道産ホタテとコンブの特別メニューを期間限定で

12日(木)道漁連が和食給食調理実演講習会で講義

15日(日)札幌市中央卸売市場で消費拡大フェア

2週にわたり秋サケをテーマに『石狩市三大秋祭り』


サンマ水揚げ動向(9月10日現在) 全国で2千㌧と前年同期の15%台、単価7割アップ

2019-09-14 21:47:08 | ニュース

 8月から始まった大型船の操業が本格化する中で、サンマの水揚げは前年同期に比べ15%程度に低迷、その分、単価が7割ほど上昇している。

 漁業情報サービスセンターによると、全国のサンマ水揚げは、9月10日現在(8月からの累計)で2,007㌧と、前年同期の15.5%。平均㎏単価は675円で同174.9%。そのうち、道内が1,970㌧、その大半を花咲(1,803㌧)が占めている。

 9月11日以降も水揚げはぱっとせず、1日100〜300㌧の水揚げが続いている。漁場が遠く公海まで行かないと漁獲できない状況で、1,000㌧以上まとまる日がまったくないのが寂しいところ。9月下旬以降の来遊回復が期待される。


道総研が平成30年度研究成果を発表 骨まで食べられる「やわらか一夜干しにしん」など

2019-09-14 18:01:32 | ニュース

 10年目を迎えた道総研は、22研究機関が年間600件を超える研究を行っているが、その中から選りすぐった最新の研究成果23件をまとめ、ホームページに掲載している。

 その中で、前浜の未低利用魚の有効活用で地域産業をサポートする戦略研究(食品加工研究センター)から、「前浜の魚」を手軽に美味しく食べられる製品開発を行った。一度に大量に水揚げされるニシンを高温高圧処理(120℃、2キロ、20分)することで骨まで食べられる「やわらか一夜干しにしん」ができ、真空パックした製品を1袋700円(半身2体入れ)でどさんこプラザ(札幌、東京)、道の駅(余市町)、コープさっぽろのトドックで取り扱っている。今回開発された「こつぱくっと製法」をサバ、イワシ、サンマなどに魚種を広げ、子供向け学校給食や家庭での調理時間の短縮にも期待される。

 水産関係の成果では「オホーツクにおける爆弾低気圧によるホタテガイ被害予測マップの作成」「さけます魚病防疫強化のための大規模洗卵システムの開発」「ウニ殻油袋の水槽ろ過材の開発」「北海道にやってくる赤潮プランクトンの動きの解明」、食品産業では「道産ブリの加工利用を促進させる高次加工品製造技術の開発」が盛り込まれている。


網走管内サケ・マス漁獲状況(9月10日現在)サケ75万尾、平均目回り3.6㎏と2割増、価格1割減

2019-09-14 17:56:31 | ニュース

 網走管内(雄武〜ウトロ漁協)のサケ・マス漁獲状況は、9月10日までに秋サケが75万尾と前年同期の2割増、平均目回りも3.6㎏と同じく2割増、価格は1割減の冷静なスタートとなっている。

 網走海区漁業調整委員会によると、秋サケの9月10日現在の漁獲状況は、749,891尾で前年同期に比べ122.2%。重量は2,724㌧(同147.4%)、金額は15億6,808万円(同134.3%)となっている。平均目回りは3.68㎏で前年同期(3.01㎏)を大幅に上回っている。逆に平均㎏単価は575.6円で前年同期(631.8円)を下回っている。

 一方、マスは9月10日現在で71万6千尾、1,203㌧、4億5,225万円で前年同期の2割以下と低迷、不漁だった一昨年同期に比べ7〜8割にとどまっている。平均目回りは1.68㎏、平均㎏単価も375.8円と前年を上回っている。

 また、岩手県の秋サケ漁獲は、9月10日現在で1,200尾、37㌧、2,200万円で前年同期の2〜3割程度。平均㎏単価は819円で前年同期並み。平均目回りは3.18㎏と前年同期を25%上回っている。


2019年9月6日(金)発行/北海道漁協系統通信第6429号

2019-09-10 06:16:33 | 系統通信

道議会水産林務委員会
水産予算の概算要求で「漁業収入安定対策」に721億円

札幌市中央卸売市場で秋サケ初セリ
メス・オスとも初日は冷静な価格で商い

道漁連が旬の秋サケPR
アンジェラ佐藤さん隊長に消費拡大図る

網走管内サケ・マス漁獲状況(8月31日現在)
マス約66万尾と前年比18%、金額も4億円と23%にとどまる

ロシアの今漁期漁獲量335万㌧(8月21日)
極東で150万㌧、うちスケソウ110万㌧と増加

ロシア太平洋サケマス漁獲量(8月27日)
42万㌧と2017年同期を46%上回る

道東サンマの水揚げ動向(8月末)
約1,300㌧と前年同期の2割弱にとどまる

根室第1回昆布共同値決会 全銘柄3~6%高で妥結

第1回太平洋スルメイカ中短期漁況予報
道東太平洋は昨年並み、道南太平洋は前年比減の見込み

道漁連、さっぽろオータムフェスト2019に出展