こんばんは。一回生ロー(イングエルゴメーター)ヤーの安田です。
先日、最寄駅から自宅まで自転車を変哲もなく漕いでいたところ前方に動く黒い塊を発見し徐々に距離を詰めていったところ何かを押して走る男性だった。
その何か、は車椅子に座る女性だった。
あまり見ることのない光景に戸惑いながらも横から追い越しながら横目でその姿を見た。その女性は、もちろんその男性も、笑っていた。そしてその車椅子は自分の自転車より遅いはずなのに確かに風を切っていた。惰性で漕ぎ進める自分よりずっと速度を感じさせていた。恐らくその人は自力で風を切ることが困難な中で久しぶりに風を感じ、そして風を切り快感を覚え楽しくて嬉しかったのではないか。
自分にはその人に比べれば至極なまでに風を感じて風を切ることのできる環境が整っている。
自分は根本的なものを忘れていた気がする。
前を向いて、風をつかんで、後ろに進む、という非日常を楽しもう。
きっと何かが変わるはず。
てなわけで冬季練で先輩諸共抜いてやります。