「地震・雷・火事・オヤジ」のオヤジは親父ではなく大山風(おおやまじ=台風)が訛ったのではないか?
こんにちは、3回生スカラーの今井です。
超大型の台風が上陸です。「お盆は水辺には近づくな」という迷信もありますが、今日は本当にダメですね。
さて、今回は『才能と努力』について最近思うことを取り上げます。
「あいつ才能あるな」とか「あいつは天才だから」とか...
スポーツの世界(だけではないですが)ではよく耳にするフレーズなんじゃないかなと思います。
しかし、この言葉はその“あいつ”に対して失礼なのではないかと思います。
僕たちの知らないところで努力しているのかもしれませんから。
とは言え正直なところ、才能のせいにしたくなるような場面は多々あります。
もう1ヶ月前のことになるのですが、関西選手権では今までで一番感じてしまいました。
「僕には才能がない。ある人が羨ましい」と。
ボート部に入部して丸2年以上。誰よりも練習に打ち込んできた自負がありました。誰よりも乗艇して誰よりもエルゴ引いて誰よりも自分自身と向き合ってきたはずだったのですが...
『勝てば官軍』という言葉があるように、良い結果さえ残せば称えられる。反対に、残せなかったら、たとえどれだけ頑張っても、その努力は無価値であるかのように感じてしまう。
能力というのは「才能×努力」だと考えています。
僕にはテキトーな練習で強くなれるほどの特別な才能はありません。
だから、僕はこれからも一見無価値で、誰からも評価されないような“努力”ってやつを積み重ねていかないといけませんし、そうしていくつもりです。
ーー負けっぱなしはもう嫌なのでーー
才能が限りなくゼロに近いとしても、ゼロではないのなら、かける努力を大きくすれば届くと信じて。
『誰でもできることを、誰もができないくらいやる』
僕のモットーです。僕ができることなんか所詮しれてます。だけどもっともっとボートのこととか身体のことも勉強して、努力の質も量も高めて、本当に些細なことがいつか大きなものに成長できるような、そんな日々にしたい。
インカレは出ないので、次は11月の加古川ーー進化した漕ぎを自分をレースで表現したいです。
最後に中野紘志選手の言葉をお借りして、終わりにしたいと思います。
『努力すれば才能ってやつもやっつけられるんじゃないか』
頑張ります!
長文失礼しました。
今井たくみ
(ungifted; the “lack” of special talent)