今夜は天神祭
いつもながら、亡父と切り離せないこの日
彼のような人がいて伝統行事もありか・・と
思い出しては笑いがこみ上げる
最近「リサイクル屋」ですが・・と言う電話が
しつこくかかって来る。
何か不要のモノ(者)があれば・・というので
「それなら わたしでも いいのか?」と反問
冗談抜きに、小物の整理も自分の手でして置かないと。
母も大阪生れの大阪育ち。
今でも営業中の心斎橋の老舗での買物が当時の
ハイカラさんの自慢でもあったらしい。
娘が卒業式に使ったのが最後。
私たち以外には何の価値もない物ばかりだが。
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仕舞っておいては宝の持ち腐れ、思い出詰まった品々とおさらば!の決断も肩に掛かって気が重いでしょうね。
いったい残る時間にどれだけの整理ができることやら、sirousagiの迷走も深くなるばかりですよ。
天神祭の宵宮の今日、京橋まで他用で。
浴衣姿の大勢のお嬢さん方に写真の「かんざし」付けてあげたいは。
今どき珍しい和装小物、どれも貴重品ですね。私も若いころ髪をのばしていたので、母が高知でサンゴの玉のかんざしを買ってきてくれました。
母の形見と思って持っていましたが、いつだったか姪にやりました。さて、今はどうなったやら。
先日、NHKの「いっぴん」番組で、「お六櫛」を見ました。色々な木製の櫛やかんざしを手作りする職人を紹介していました。今でも重宝されているそうです。
昔のものが見直されている時代のようです。お孫さんが男ならお嫁さんに…。代々受け継いでいってもらいたいですね。
それだけでもうどうしょう・・とうんざり。
思い出の品と大事に置くのが、これがそもそも不用品の
はじまり。亭主どんには容赦なく「捨てて!」と迫るのに。
何でも鑑定団に出品できる物でもあればいいけどね。
娘など嫁入りに着物一枚も持たず、感心さえありませんからね。
もっとも受け継ぐような値打ち物もないのですが・・。