
【r33】小山環状線は、栃木県南部の中心である小山市市街地を外周する全長約27kmの路線です。途中、他の県道と重複する部分もありますが、環状線として完成しています。しかし、国道4号を挟んだ東側と西側では、沿線の風景や役割が違っています。
東側は、JR小山駅東口側の住宅街、工業団地を通り、交通量も多い市街地路線です。旧R50であるr264とクロスする犬塚交差点は、混雑の名所としてラジオの県内放送でしばしば耳にします。一方の西側は、昔からの集落や田畑の間を迷走する田舎路となっています。JR両毛線の思川駅付近など、狭隘な1車線道路も存在します。また、思川を渡る南側の橋「間中橋」は、増水時に通行できなくなる沈下橋で、現在、永久橋への架け替えが進められています。