先日読んだ新聞にこんな記事がありました。
「2000年からの10年間に全国で廃止された鉄道は30路線、計約635km」
日本は世界でも有数の鉄道網の発達した国ですが、鉄道路線の大半は地方のローカル線で、モータリゼーションや少子化による乗客減に悩まされています。廃止された鉄道の中には、旧国鉄再建(民営化)のときに生まれた「第3セクター鉄道」も多く、元々採算性の低い路線を維持していくのがいかに大変かを物語っています。
全国の36社が加盟する「第3セクター鉄道等協議会」によると、08年度は30社が赤字で、うち5社は経営支援にあてる基金も枯渇している状況。確か、真岡鐵道も近年の新車購入で基金がなくなっていたはず…。
JRや大手私鉄であっても、新幹線や都市路線といった「ドル箱路線」を持つ一方、いわゆる「ローカル線」を多く抱えているのが現状。利用客の減少が続き経営を圧迫すれば、今後廃止される路線も出てくることでしょう。新幹線や特急列車だって、昨今の高速道路の料金割引のあおりを受けていると聞きます。JR東日本は、「運輸業以外」の収益を上げていくと言ってますが、最近話題の日本航空のこともあるし、鉄道という【みんなの足】の将来はどうなるんでしょうか。
「2000年からの10年間に全国で廃止された鉄道は30路線、計約635km」
日本は世界でも有数の鉄道網の発達した国ですが、鉄道路線の大半は地方のローカル線で、モータリゼーションや少子化による乗客減に悩まされています。廃止された鉄道の中には、旧国鉄再建(民営化)のときに生まれた「第3セクター鉄道」も多く、元々採算性の低い路線を維持していくのがいかに大変かを物語っています。
全国の36社が加盟する「第3セクター鉄道等協議会」によると、08年度は30社が赤字で、うち5社は経営支援にあてる基金も枯渇している状況。確か、真岡鐵道も近年の新車購入で基金がなくなっていたはず…。
JRや大手私鉄であっても、新幹線や都市路線といった「ドル箱路線」を持つ一方、いわゆる「ローカル線」を多く抱えているのが現状。利用客の減少が続き経営を圧迫すれば、今後廃止される路線も出てくることでしょう。新幹線や特急列車だって、昨今の高速道路の料金割引のあおりを受けていると聞きます。JR東日本は、「運輸業以外」の収益を上げていくと言ってますが、最近話題の日本航空のこともあるし、鉄道という【みんなの足】の将来はどうなるんでしょうか。