今回のヘキサは、那珂川町北部からスタート。【r275】大山田下郷・小砂線は、那珂川町内で完結する全長4kmほどの路線です。しかも、中間部は自動車通行不能、全線狭隘な険道です。東端(起点側)のR461からの約1kmは、地図によっては県道として描かれていません。しかし、現地に行ってみると写真のようにヘキサがちゃんと立っていました。
先ほどのr275起点からR461を北上し、r13に入ってしばらく進むと、大田原市須賀川地区から県境を越え茨城県大子町方面へ抜ける【r205】須賀川・大子線が分岐します。この道路は走破していませんが、栃木県口は写真のような2車線道路でした。
続いては、【r321】南方・須佐木線です。学校や市役所出張所もある大田原市須佐木地区のr13から八溝山を目指します(路線名からすると、須佐木側が終点のようです)。山あいを上り勾配で進んでいきますが、ほぼ2車線でカーブも少ない割と快適な道路でした。
そして、r321を進んでいくと突き当たるのが【r28】大子・那須線。写真はr321交点から大子側を撮ったものですが、険道の匂いがプンプンですね。しかし取材時は、反対の那須方面に進んでみました。薄暗い(夕方だから余計)山中を結構な勾配で上っていきます。そして3km弱進むと…。
こんな感じで県道は途切れています。道自体は大きくカーブして、福島県棚倉町方面に抜けているようです(ただし取材時は冬季閉鎖中でした)。以上、那珂川町~大田原市の辺境路線でした。なお、取材は大震災の数日前に行いました。