皆様おはようございます。
昨夜、台風が接近して、関東でも強い風が吹きました。
今朝はその風も止んで、静かな朝です。
昨日は、開催中のTOKYOPACK2016という見本市に行ってきました。
行ってみると、工場向けの包装機械の展示がほとんどでした。
けれど、お惣菜屋さんが量り売りやパック詰めに使う機械のメーカーさんも、工場向けの展示で来ていて、
しっかりパンフレットを頂いてきました。
せっかくの機会だったので、会場も社会勉強として見て廻りました。
まず感じたのが、人不足によるロボットの活用というテーマ。
器用にベルトの上の容器の向きを認識し、次のラインのベルトの小さなくぼみに同じ向きで載せていくロボット。
流れてくる段ボール箱を、カートやパレットの上に正確に積み込んでいく物流向けのロボット。
そして前述のメーカーでも肉のパックを流すとラップかけから計量、ラベルも張って、行き先別に振り分けまでする仕組み。
それぞれ、生身の人間として作業をしたことのある事(しかも苦痛だった作業)だったので、その性能には脅威を感じました。
もう一つ食品関係で多かったのが、異物等の検査機器。
X線等で異物を見逃さず、万一の時は映像などの記録で原因を追跡する、いわゆるトレーサビリティ(追跡可能性)と言われるシステムに使われるもの。
近年は、何か異物が出ると、場合によってはすぐに拡散してしまうこともあり、各方面で神経をとがらせていることを感じました。
後多かったのは、様々な印刷技術。
ペットボトルのラベルや、耐光性シールの印刷など、素人では普段気に留めないと気が付かないところで、特殊な印刷技術が生かされているようでした。
さて、いろいろ廻って話を聞いたりすると、驚くような働きをするロボットも、異物の検査も、やはり人でしかできない部分もあるという言葉が出てきました。
人工知能の進化などで、その部分も克服されていくかもしれませんが、やっぱり人には頼らなければならない部分はなくならないのでは。
そんなことを考えさせられた見本市でした。
初めて海ほたるに乗って、レインボーブリッジを通ってみようと思ったら、逆方向に乗ってしまいました。
おかげで話題の豊洲新市場をみかけました。
それでは、皆様良い1日を。