皆様おはようございます。
今日はお詫びがあります。
昨日のブログの2枚目。馬肉の写真が芋になっていました。
大変申し訳ありませんでした。
さて、九州旅行から帰り久しぶりの東京の朝。こちらの方が1℃か2℃、若干冷えて感じる朝です。
その旅行の3日目、佐賀県の有田町に行ってきました。
こちらで町おこしをしている方とつながっていて、その縁で、情報をいただいたり、ちょっとお昼をご一緒しました。
この有田町と言えば陶磁器。この陶磁器の歴史が始まって今年でちょうど400年なのです。
朝鮮の陶工、李参平公が磁器の原料を発見して、日本で初めて磁器生産が始まりました。
その運命の場所がこちら、泉山採磁場。
現在はほとんど採掘されないそうですが、かつてここで岩を崩し、ハンマーでたたいたものを臼で粉にして原料にしていったそうです。
ちなみにこの空間はかつて山であって、みんな有田焼になってしまったそう。
こちらは、源右衛門窯さんの窯の建物。
こちらでは平日に限って、作業を見学することができます。
今回は従業員さんにガイドをしてもらいました。
ろくろを回して形を作って乾燥。それを削って形を整え、色を付けます。
それに釉薬につけ、最後は窯で焼きます。
写真の薪を使う窯は一年に一度しか使わず、今は機械で焼くことがほとんどなのだそうです。
この窯の中も入って見せていただきました。
中は焼くときの高温で解けた煉瓦がガラスのようにつやつやになっていました。
そしてお買い物は、有田焼卸団地にある有田陶磁の里プラザへ。
ここは陶磁器のショッピングモールのような感じです。本当に沢山の焼き物を見ることができます。
本当に古い骨董品から、最新のものまで、沢山見ることができました。
自分用に選んだのはこちら。テーマは熊本でもらった長ナスのが似合う器。
柄や色の入ったものは、料理したナスの存在感が消えてしまうかと思ったからです。
なす田楽という地味な色の料理にしようと思っているので。
そして、知り合いの方たちとお昼をして帰りました。
待ち合わせの場所になった内山地区の街並み、古くは幕末からの商家の建物もあり、現在もお店が点在しています。
今回はネットのSNSやメールを使って数日前から情報をいただいたり、実際に会ったりして、短い時間でしたが行く場所を絞って濃い時間が過ごせました。
今は、本当にそういう場面でもできることが変わったと感じました。
ところでこちらに帰ってきても、熊本、佐賀はやってきています。
家についてスーパーに言ったら、居酒屋で扱っていなくて飲めなかった熊本絞り。
そして、有田焼の最新のプロジェクト「2016/」が渋谷にやってきます。
これは、ヨーロッパのデザイナーと有田の技術の融合。
とってもおしゃれでかっこいいのです。北欧デザインの食器など斬新で特に目が行きます。
熊本の震災から半年が過ぎました。
復興を願っても現実的には、少しずつ。時間がかかってしまうことは、ここ数年の経験でよくわかりました。
できることは人それぞれです。
それぞれ土地の事を知って、買って、使って、伝えていく。
震災の復興と限らず、長い目で考えてです。
そういうことも、自然で大事なことではないかと感じました。
今回は、野菜の生産者の話で、東京で売れることが経済的には一番潤うという話も聞きました。
東京で商売をするとしたら、産地を知って魅力を高めて価値を伝えて売る。
そういう役割を持っているのかなと思いました。
さあ、今日も早速起業に向けて始動します。
それでは、皆様良い1日を。