にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

盛り上がったウィンブルドン

2019-07-18 12:49:00 | 日常
 
過去のウィンブルドンで何度となく名勝負を
繰り広げて記憶に刻まれた選手が2人。
フェデラーとナダル。
私にっては準決勝でこの2人の対戦が
今大会のベストマッチだった。
次がフェデラーVS錦織くん
 
 
この2人の対戦は本当に面白かった。
スポーツは結果がすべて、技術が優れてる方が勝ちと
言う人がいる。それはそれでいい。
そういう見方をする人はそれで楽しめばいい。
 
私はそういう見方をしない。
人間のやることだ、機械やコンピュータが
やっているのではない。
そのプレイヤーの人間性とか精神性が
技術以前の問題としてゲームに影響を及ぼし
技術の優劣では説明のつかないシーンが
いくつも現れる。
 
そういったところを垣間見ることができるとき
その競技の面白さ以上に楽しく観ることができる。
だから、どの競技でも鼻をつまみたくなるような
プレイヤーがいる。
 
 
フェデラーという選手は曲線的な美しさを
有する選手だと思う。あの手この手で芸術的な
美しさを発揮する。
それに対してナダルという選手は直線的な美しさを
有する選手に思える。
どんなに苦しくともかわそうとしないで
愚直に攻める。そんな姿勢が一貫して美しい。
 
錦織圭くんはナダルに憧れながらも
フェデラーのような選手になりたいと思って
いるだろう。
 
決勝は史上最大の5時間近いゲームになった。
第3セットまで見たが夜中の1時半ぐらいだった
だろうかフェデラーの勝利祈って寝てしまった。
何故だかナダル戦のようなワクワクがなくて
苦しい気持ち湧いてくるゲーム展開だった。
 
ジョコビッチファンには申し訳ないが
彼のプレイや人となりが好きでない。
神経質で配慮に欠ける傲慢さが見え隠れする。
女子選手のセリーナもそのように感じる。
マスコミ的にも受けが悪いように感じる。
 
男子決勝のゲーム後、世界に配信されたのは
フェデラーの言動ばかりで優勝者のことは
影を潜めていたように思う。
 
世の中の大半の人たちが
最年長もうすぐ38歳のフェデラーを応援し
優勝を期待してたのだと思う。
破れてがっかりしてる敗者がユーモアある
前向きな言葉を発した。
 
30代後半で世界のトップレベルで活躍
できるなんて、普段の生活、練習から節制を重ね
とてつもない練習とモチベーションがないと
こんな風に活躍できないだろう。
 
錦織くんも凄いお手本選手と戦えるのだから
フェデラー同様にまだまだ頑張って欲しい。