なんだろう、この胸さわぎは。
今まで想像すらできなかったバスケ🏀の未来を感じる。
世の中の人や歴史を知らない人は、NBAドラフトにファーストピックされた八村や昨シーズンほんの少し負けゲームのガベージタイムに出場しただけの渡邊に過剰な期待と結果を要求している。
彼ら2人はNBAでまだ何も成し遂げていない。スタートラインに立ったばかりの選手だ。あと4年くらいは伸びゆく姿を長い目で見守ってほしい。
トルコ戦も昨日のチェコ戦も繰り返し観た。全日本男子のハヤブサは凄いスピードで成長している。
結果の負けはあたりまえの実力通り。
その負けゲームの内容に素晴らしい伸びしろと通用した部分のプレイがいくつもあった。
具体的には、オフェンス面で外角の3ポイントショットをもっと決めなくてはいけない。比江島と田中大貴の2人がもっと打って炸裂させなければ。
チェコのガードに7本中6本も決められている。日本人はトータル4本だけ成功。チェコはトータル7本成功。結果論だがこの差が最終スコアの差にあらわれている。
世界ランク20位台以内のチームにインサイドで勝負してもなかなか決められない。全日本女子がそうであるように、外角のショットをビシッと決めなければ戦えない。
ディフェンス面では、ボールへのより強いプレッシャーとボールサイドでのディナイとシールがより強烈に必要だ。
トルコのそれがいいお手本だと思う。
トルコは昨日、USA相手にあわや大金星あげるゲームで延長戦にもつれ込んだ。一点差でアメリカが辛くも拾った。
今回のUSAはスター選手の辞退が相次ぎドリームチームにはほど遠い。決勝トーナメントでファイナルまで進めるだろうか。
監督は名将ポポビッチだが、実力上位陣は紙一重のゲームになると予想する。
そういう意味では、接戦やアップセットの面白いゲームが生まれるだろう。
明日、フジTV地上波で全日本対USAが放映される。八村VS NBAの構図でどれだけ八村が1ON1で頑張れるか、注目したい。