中央区が美味しいラーメンの宝庫だったとは、足を運んでみないとわからない事は多い。日本橋、茅場町、人形町、銀座とまだまだ来訪したいお店が沢山ある。
中央区はいわゆる居住区ではない。一軒家やマンションはとても高額となるので少ない。大きなホテルや企業のビルだらけの隙間や裏路地に古いマンションの一階部分でお店を構えているケースが多い。
ラーメンの各名称が1号から始まり4号までだったり、営業中を発進中と書いている。昭和世代の方であればすぐわかるはず。
アメリカから来た「サンダーバード」という子供向け番組から影響を受けてネーミングしてる。戦闘機やロケットに1号、2号と名付けて指人形の芝居で今から思うと稚拙なんだけどその当時は面白かった。
1号ラーメンが鶏出汁のあっさり中華そば、2号ラーメンが豚骨魚介系の濃厚醤油、3号ラーメンは油そば、4号ラーメンがつけそばとなっていた。
1号と2号で迷ったが、2号大盛り煮卵付きでオーダー。
麺が自家製麺で太くてコシがある。麺も食べ応えあり良かったが、スープが予想以上にパンチ力あり素晴らしい味わいだった。
豚骨と魚介節と濃口醤油のバランスとコンビネーション、味わいが3つともしっかりしてる。スープを口に運ぶと、まず角の取れた熟成醤油の味わい、すぐに豚骨のまろやかな重厚感広がり、最後に魚介の旨味を感じる。
メンマは太くても柔らかく歯ごたえある。これは通いたい美味しいラーメン屋を見つけた。
厨房で切り盛りしてるお兄さんが三名、うち2人はいかにも元ヤンの日焼け顔。みな平成生まれの若者だ。誰がこの屋号をつけたのだろう。
茅場町や八丁堀にはいろんな飲食店が多い。それだけビジネスパーソンが多くて昼時は人で溢れている。今度は人形町の方を攻めたいな。