こちらの方に転勤してから気になっていたラーメン屋が八丁堀にあった。
どうやら手打ちの打ち立て麺を客の目の前で切って茹でるらしい。
土曜日だからだろうか、11時45分頃到着したが30分くらい待たされた。外国人のお客さんが3組もいる。
お店の自販機には日本語と英語のボタンがある。
醤油、煮干し、塩と3種類。
この頃の繁盛店のタイプだ。
都心のラーメン屋で繁盛店では1番安いラーメンが1000円前後の価格設定してるところが目立つ。ラーメンが安くて手軽に食べられる庶民のB級グルメという感覚はもうふた昔前のことだと思う。
美味しいラーメン屋はその価格に見合った、又はそれ以上の味と満足度を提供してくれる。だから、1000円を超えても限度はあるが高過ぎるという感覚はない。
それでは上限は‥‥、1800円くらいだろうか。
麺に付着してる黒い粒は、私がかけたブラックペッパー。
ここのラーメンは原型が喜多方ラーメン。
麺は太麺の手打ち縮れでもっちり、スープは喜多方特有のあっさり醤油。動物系と魚介系をライトに出汁ている。見た目と異なり塩分薄めの上品なスープ。
大盛り、中盛りも値段は同じ。
固めの麺が好きな人にとっては、柔らかすぎる。それは仕方ない。麺がスープの出汁をよく吸って美味しい仕上がりになっている。やはり繁盛店ならではの他店にはないオリジナルな特徴ある美味しいラーメンだった。
やさしいほっこりするラーメンだ。
今度は、煮干しか塩であと2回以上は再訪したくなるお店だった。
茅場町周辺にはあと2店舗行きたいお店がある。
東西線、日比谷線の茅場町駅が最寄り駅になる。大手町、日本橋、茅場町は日本でも有数の大企業がオフィスや店舗を出している。その企業戦士をターゲットに様々な飲食店が軒を連ねている。