三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

市民文化祭45周年 芸術は万人によって愛される

2007年10月29日 | Weblog
 芸術の秋、第45回目の市民文化祭が開催されています。 10月21日 音楽祭、10月28日 謡曲会、11月4日 芸能祭、11月3から4日 展覧会・茶席が開催されています。 次は、須坂市文化芸術協会だよりに寄稿したものです。 「芸術は万人によって愛される」  須坂市文化芸術協会の皆様方におかれましては、それぞれの文化芸術に御精進され、須坂市の文化芸術の振興にご尽力されていらっしゃることに敬意と感謝を申し上げます。 「真理は万人によって求められることを自ら欲し、芸術は万人によって愛されることを自ら望む。」と岩波茂雄・岩波書店創始者が岩波文庫を発刊したのは昭和2年(1927年)、今からちょうど80年前でした。 このように芸術は、人々の心に必要欠くべからざるものであります。また、伝統文化や芸術は先達から受け継がれ培われてきた地域の宝であり、現世代は次世代に継承する責務があるます。さらに、都市と地方の経済格差が取りざたされておりますが、知的・文化的環境の格差にも憂慮しております。 幸い須坂では文化芸術協会の皆様が、本年45回になります市民文化祭の開催のほか、子どもフェスティバルやカッタカタ祭り、生涯学習市民の集い、さらには公民館一斉清掃などへ参画を通じ、心豊かな文化芸術の地域づくりに多大なる貢献をいただいております。 本年3月、市民の交流や文化活動の発表の場として須坂市旧上高井郡役所を開所しましたが、この保存、開所への道筋も、文化を慈しむ須坂市民の心の表れであります。 57団体、1千人余の会員の皆様が、それぞれの分野において切磋琢磨をされ、共に手を携えながら須坂文化の継承と創造、そして人づくりに引き続きお力添えをいただくようお願いいたします。 . . . 本文を読む