すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

未来への不安、自浄能力のないアベ政権と新潟県知事選挙

2018年06月05日 | 日々思うこと

知事選告示から12日目、選挙戦も一段と厳しくなり残り4日間が勝敗の分かれ目です。6日午後7時より、リージョンプラザ上越での「思いををつなぐ上越総決起集会」で国会議員らが応援に駆け付けます。開演前のステージでは上越の女性たちによるリレートークで、私も上がり女性議員の会のお仲間だった池田ちかこさんのお話しをします。

知事選のことばかりが続きましたが、森友学園建設をめぐる決裁文書改ざんや交渉記録廃棄、大幅な値引きがあったにも関わらず検察の不起訴とするニユースにビックリです。

肝心の財務省の調査報告書の内容について、誰がどう指示し、それに誰がどう応え、動機は何だったかが不明瞭のまま“幕引き”を狙っているような処分で、大阪地検特捜部のトップ山本真千子部長の会見を耳にし“消化不良”のような思いです。

問題の国有地売却にあたり、8億2千万円の値引きの経緯が明確でなく、多くの国民は佐川前国税庁長官の処分が停職3カ月相当だけでは甘く、財務省トップの麻生大臣は減給だけの続投で、「今後は再発防止の取り組みに・・・」とは驚くばかりで、自浄能力に欠ける自民党体質が伝わってきます。

時同じくして、新潟県知事選の花角候補者の経歴隠しがクローズアップです。森友学園建設地8億円値引きの当事者の大阪航空局長であったことを県民は黙認して、県政のトップを任せることができるでしょうか。

2日夜のNHKETV特集「“核のごみ”に揺れる村~苦悩と選択 半世紀の記録~」は、原子力政策の知られざる歴史に迫る衝撃の番組です。“核のごみ”の最終処分地の選定は進まず、青森県六ヶ所村での一時保管が続き未来への不安が募るばかりで、国のエネルギー計画を新潟から変えていくことができる県知事選挙です。再放送は6日深夜0時~http://www4.nhk.or.jp/etv21c/5/