すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

注目!新知事でどうなる柏崎刈羽原発再稼働

2018年06月26日 | 地震・原発

今日は気温上昇の中を上越市へ、知事選で一緒にがんばった友人らとの昼食会です。友人の娘さんがやっているという初めてのカフェで、1時半に解散です。その後、娘の家に立ち寄り、幼稚園から帰った孫の顔を見て早めに帰ることに・・・、それにしても今日の上越市は暑かったです。

明日27日は新潟県議会6月定例会で、午前10時から就任後初の花角知事の「所信表明」が行われ、午後1時からは「所信表明」への質疑(代表質問)です。(インターネット中継で視聴可能)

下記は先日見落としていたNHKおはよう日本、水野倫之解説委員による「新知事でどうなる 柏崎刈羽再稼働」(ここに注目)の貼り付けです。

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先週行われた新潟県知事選挙で当選した花角知事は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢を強めています。 

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花角知事は今の任期中に再稼働させることはないという意向を示しているので、額面どおりであれば前の知事のときよりもハードルは上がり、当面再稼働できない状況が続くことになりそう。
前の知事は、東電が再び原発を運転する点を重く見て、福島の事故対応や、事故の健康への影響、避難計画の実効性の3点について検証作業していた。
花角知事もこの検証を2~3年かけて行い、結果が出るまでは再稼働の判断はしないという。
その上で検証結果に基づいて再稼働を認めるかどうか判断したときには、県民の意見を聞くために「信を問う」としている点が大きく違う。
あらためて知事選を行って再稼働問題に決着をつける考え。
ただNHKが行った出口調査を見ても、柏崎刈羽の再稼働に反対が73%、賛成が27%。

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福島の事故だけでなく、柏崎刈羽では過去に東電が原子炉のひびなどのトラブルを隠していた問題も発覚しており、現状では地元の不信や不安がかなり根強く、再稼働は簡単な状況ではない。
先週東電は福島第二原発の廃炉の方針もあきらかにし、福島の事故対策費の捻出には、柏崎刈羽の再稼働は欠かせないとする。

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知事は選挙で与党の支援を受けているので、今後は政府からも働きかけがあるとみられ、近く、この問題を巡って世耕経済産業大臣との会談も予定。
様々働きかけがある中でも、県民の不信や不安をきちんと受け止めて、公約を実行する姿勢が貫けるのかが問われることになる。(水野 倫之 解説委員)