すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「防衛大綱」と“日本の世界一”と

2018年12月20日 | 日々思うこと

師走も早や20日になり年の瀬が見えてきた中、午後から市内の友人Kさん宅へ野の花カレンダーを届けに伺いました。彼女は公益法人「認知症の人と家族の会」の新潟県支部代表を務めながら、94歳になる母親と私と同級生の身体の不自由な夫を抱えながらもいつもの明るさで迎えてくれました。

昨日の上越市の友人は同会の会計担当とあって共通の話題も多く、老いのことから認知症や糸魚川市が抱えている福祉介護問題、人権問題などに至るまで幅広く話しが尽きません。思えば99年の男女共同参画推進事業の頃に出会ってから、打てば響くお付き合いをさせていただき“よき友は財産なり”に感謝です。

時どき「親子で夢を見つけよう」などと講演活動をする上級カウンセラーのことが話題になりますが、毎日笑って明るく過ごすだけでなく事実がしっかり見えてやるべきことを明確にすることこそが一番の力になるはずではと考えます。

そんな中で18日、国の防衛力整備の指針「防衛大綱」が閣議決定され、ステルス戦闘機F35の追加導入と護衛艦の事実上の「空母化」が焦点になっています。新装備導入と憲法に基づく専守防衛のあり方を考えると、日本はいつでも戦争ができる国で気づけば“戦争前夜”へ進んでいることが伝わってきます。

ところで自慢にもならない“日本の世界一”がネット上でも話題になっています。これらは一気になった訳ではなく徐々に進んでいったことで政治家の責任も重く、いったい何をしているのかと驚き呆れ果てるばかりです。今この事実を見て見ぬふりをして過ごすことは簡単ですが、それでは子どもや孫たちに未来がないと受け止めてしまいます。