すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「野の花だより」と辺野古基地埋め立てと原発再稼働

2018年12月14日 | 地震・原発

“人は見かけによらぬもの”とは昨日の友人Mさん、60才までキャリアウーマンとして働いていたことでゴルフやマージャンもたしなみ、自民党系の人たちとの交流もある社交家です。その彼女の家の「ちひろカレンダー」に一瞬こんな趣味があったのかと思いましたが、東京杉並のちひろ美術館や安曇野美術館へも出かけているというので意外でした。

そして毎年、家に「ちひろカレンダー」が飾ってないと寂しいのでと長年買い求め続けてきたそうで、昨日の最初の話題は米山知事の突然の辞職と原発問題で、特に米山さんへの期待感が大きかったことを熱く語っていました。また、この時季にいつも届けている「外山康雄野の花カレンダー」にも大喜びで、お互い響きあうことでこれからも丁寧に交流を深めてゆきたいと思います。

その「外山康雄野の花だよりカレンダー」のファンが多いことで、長年のお付き合いの南魚沼市在住の水彩画家の外山康雄さんにまとめて送っていただいています。2019年の表紙は赤い実の「目木(めぎ)」で刺があることで別名「小鳥止まらず」、新年1月はサクラソウ科の「勝紅草(かっこそう)」でスタートです。

外山さんの野の花はすべて原寸大に描き、原画を売らないだけに貴重な解説付きのカレンダーが一年間お部屋を飾ります。そういえば上越市の樹下美術館館長も花の絵をたくさん描いており、ちひろや外山さんの余白を生かした絵と同じく見る人の心を惹きつけます。樹下美術館館や野の花館は何度訪れても素敵な所で、当ブログの右下「ブックマーク」にも記載してあります。

ところで政府は本日、アメリカ軍普天間基地の移設計画で、名護市辺野古の埋め立て予定地の海に土砂の投入を開始です。午前11時頃から、ダンプカーで運ばれた大量の土砂が辺野古の青い海に次々と投入されている映像を見るにつけ、なぜ政府は沖縄の民意に向き合おうとしないのか、国の暴挙を悲しく受け止めています。

そして昨日の東京電力、福島の原発事故の原因究明もされないまま事故の責任もとらず、原子力規制委員会への工事許可申請補正書に2021年に柏崎刈羽原発再稼働を明記というニュースです。基地問題と原発問題に共通点が多いだけに、驚きと憤りと悲しさでいっぱいの終日です。


ちひろ生誕100年と総額1兆円を超える戦闘機購入

2018年12月13日 | 日々思うこと

今日は朝から抜けるような青空に恵まれ、午後2時の糸魚川アメダスの気温は9.3の小春日和です。市内の友人らへ“みかん売り”で一段落をして、夕方近くに市街の高台の住宅地に住む友人Mさんを訪れました。

彼女とは50年来のお付き合いですが、お互い“寄りかからず”に忙しく生きてきたこともあって家に入ってお茶をいただくのは初めてです。リビングの壁の「いわさきちひろカレンダー」が目に留まり、広い空間をワンルームにして南面と東西の3面は掃きだし窓で抜群の眺望に驚きです。

久しぶりの会話は高齢者運転や健康、市議会のことなどであっという間に時間が過ぎて西の空に夕陽が沈んでいきます。急いで黒姫山を窓ガラス越しに撮ると、茜色の空と沈む夏とは違う太陽の位置に驚く彼女です。いつも目に入るであろうはずの“灯台元暗し”とはこのことなりと、再会を楽しみに別れました。

今年はいわさきちひろ生誕100年になり、全国各地で前進座の『ちひろー私、絵と結婚するのー』が公演中です。今日、長岡市での公演に出かけたという上越のWさんは、「前進座の皆さんの熱演に胸がいっぱいになりました」と早速フェースブックに書き込んでいました。

さらにWさんは、「11月に安曇野ちひろ美術館に数年ぶりに行って来た。可愛いらしい子どもの絵を描き続けた ちひろ。単なる可愛いではなく美しいものが大好きだった ちひろは美しいものを壊す戦争は絶対に許せなかった。ちひろにとっての一番美しいものは子どもなんだ。」と・・・。

夜、毎日新聞ニュースメールから、「政府は航空自衛隊の主力戦闘機F15の非近代化機の後継に決めた米国製ステルス戦闘機F35を105機購入する方針を固めた。うち42機は新たに導入する短距離離陸・垂直着陸型F35Bとする。F35は既に購入を決めている42機と合わせて計147機体制となる。F35は1機あたりAは100億円、Bはさらに高額な150億円とされており、計105機の購入で総額1兆2600億円以上となる見込みだ。」と伝わってきました。

F35戦闘機105機購入のうち42機は「空母」向けという日本政府に身震いで、何よりも平和を願い続けたいわさきちひろの思いを今しっかり次へとバトンタッチせねばと痛感する一日の終わりです。


みかん騒動と「ノーベルレクチャー」と

2018年12月12日 | 日々思うこと

今日は朝から雨降りで最高気温が10度を超えたものの風が強いことで寒くなり、こうして日一日と真冬に近づいていることを感じます。

昨日の夕方、チョッとしたハプニングがありました。毎年、「食べもの通信」役員の静岡県浜松市のKさんの無農薬無肥料みかんをお願いしているのですが、先月末に突然の電話で(後でこれが彼女の間違い電話・・)「今年のみかんは台風もあって届けられない」と・・・。それは大変とばかり、愛媛県宇和島の西日本豪雨災害の“復興みかん”をお取り寄せです。

“復興みかん”が先日届いたばかりで、昨夕はゆうパックでKさんからドカッと例年の注文数以上のみかん箱にビックリです。これは大変と、メールでは時間を要するので直ぐに電話を入れると、「そうなの、この頃チョッとおかしいんだよ」とご自身にも驚くお疲れの様子です。間違えてしまったことは仕方なく何とかしなくてはと、車庫には先週の愛媛“復興”みかんがあるので、とりあえず玄関の中へ・・・。

その後は下の孫の塾のお迎えで、ママが仕事から帰宅するまでの間、しばらく我が家に滞在です。孫は玄関のみかん箱に驚きながらも、コタツでポケモン録画を見ながらパクパクと口を動かす“みかん王子”です。私は「間違っていっぱい届いたので、ばばはこれから“みかん売り”だよ」に孫は「・・・・・」無言です。

7時のNHKニュース時にチャンネル権は私になり、ノーベル賞授賞式のストックホルム市庁舎での晩餐会の様子に、「19年前に、ここへ行ったことがあるよ」と言うと、「そんなお金があるんなら、みかんくらい・・・」に私は「・・・・・」。

かくして“みかん王子”は3個を平らげ、ママが帰宅したので風の又三郎の如く隣りへ帰ってゆきました。そんなことで愛媛のみかんもあることで、ビーチホールまがたまでの今月の「こども食堂」へ1ケースプレゼントすることにしました。

そうそう、ストックホルム市庁舎“青の間”の大階段は勾配も緩やかでしたが、これは女性たちがイブニングドレスで降りるときに美しく見えるように設計されたそうで、和装の本庶特別教授もゆったり降りてきたことでしょう。

そして本庶特別教授は受賞式前の「ノーベルレクチャー」と呼ばれる記念講演で、免疫の力を使ってがん細胞を攻撃するという新たながんの治療法を確立したことを紹介しました。最後に本庶さんは、「現在、がんの治療は外科手術や抗がん剤が大半を占めているが、2020年には免疫療法が治療の中心となる。そして、2030年頃には、がんは人の命に関わる病気では無くなるだろう」と語り、「幸運だった」という言葉を何度も繰り返し、さまざまな人の支えによって成果を得てきたと話されていた謙虚さが心に残ります。

そんなことでみかん騒動に明け暮れですが、2030年にはまだ12年・・・、とりあえず美味しいみかんで免疫力を高めて元気で年の瀬を向かえねばなりません。そして浜松の高級“三ケ日みかん”産地での無農薬無肥料栽培とあれば手に入らない貴重さで、感謝の気持ちを忘れずに陳皮として活用するなどの一日です。


真冬のスウェーデン、ノーベル賞授賞式

2018年12月11日 | 日々思うこと

今日も想定外の冬の青空で、最高気温が9度まで上昇です。午後からの憲法共同センター事務局会議へ出かける途中の国道8号の赤信号で、真っ白くなったドーム焼山を急いで撮りました。

降雪を待ち望んでいるのは、安全祈願祭を終えた市内2ヶ所のスキー場と隣りの孫たちです。私といえば正月前の大掃除も手付かずなのに、今から春が早く来るようにと願う有り様です。

夕方帰宅し、スウェーデンでのノーベル賞授賞式の様子に釘付けです。紋付き羽織はかま姿で出席した京都大学の本庶特別教授、スウェーデン国王からメダルと賞状を受け取った後、ストックホルム市庁舎“青の間”での1300人が参列の晩餐会へと続きます。

ストックホルム市庁舎は99年11月に訪れたことで懐かしく思い出します。メーラレン湖に面した庁舎の荘厳さと床に青灰色の石畳が敷き詰められている広い空間の“青の間”、そして赤レンガの壁面と緩やかな大階段、もう訪れることもないであろう同じ時季に訪れたデンマークとも憧れの国です。

今日の憲法センターの会議では臨時国会が閉会したこともあって、国民の知らないまま分からないまま、強行採決された一つひとつの法案が話題に上がりました。本当にアベさんはどこの国の首相なのかと、次の世代をも危惧する昨今です。

水ジャーナリストで水教育研究所代表の橋本淳司さんの『水道法改正 コンセッションではない生き残り策』を読み、コンセッション方式で民間企業に任せきりにしていては人材は育たないことが伝わってきます。https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20181207-00106882/?fbclid=IwAR1FH_5HPIizD4JCvd-17rwfwa9E3QqQH5PoodykDPWmTnlJuDslC1Qwrxg


初雪と高齢者ドライバー講習と臨時国会閉会

2018年12月10日 | 日々思うこと

昨9日から冬将軍の到来で一日中気温1度から2度の厳しい寒さで、庭も少し白く初雪に見舞われました。今朝7時の糸魚川アメダスは2.3度で、車の上には2センチほどの降雪です。

日中には気温も少しづつ上がってきて、近くの八久保郵便局へ出かけると久しぶりに同級生Oさんと会い、年の離れているお姉さんが80才半ばを過ぎても車の運転をされていたので近況を伺うと、免許を返納したとのことです。

その後はぽかぽか陽気の中を大野地区の糸魚川自動車学校へ、先月19日の高齢者認知検査に続く高齢者講習へ出かけました。周辺の里山は雪化粧で、青空が広がってお日さまも顔を出しでラッキーです。

先ずは視力などの検査が続き、動体視力が年相応に低下していることが分かり、ますます夜道の運転に自信がなくなってしまいました。学校内のコースへ出ての運転では、アクセルとブレーキの感覚がマイカーとは違い緊張の連続で珍しく肩が凝ってしまいました。長時間パソコンに向かっても肩が凝ることがないだけに疲れてしまい、2時間ほどの講習は無事終了です。

 

駐車場から臨む間近な雨飾山と駒ケ岳にホッとし、帰り道の4時過ぎにここから1.5キロほど離れている姫川桜堤周辺を通り、同じ山々を撮りました。

小春日和の今日の高齢者講習は天候に恵まれ、面倒であっても高齢者ドライバーの事故が多いだけにしっかりと受講する意義を感じ、次は4ヵ月後の誕生日月の警察署での免許取得です。

ところで8日の参院本会議、森ゆうこ議員はヤジが飛び交う中で「ルールを守れ、ルールを守れと必死に叫んでますけど、その元気があるなら、公文書改ざんで民主主義の根幹のルールを壊したアベ政権そのものに対して、ルールを守れと言うべきではないですか?」とさすがです。

さらに「民間に漁業権を解放するための議論は、例の国家戦略特区のワーキンググループで議論されていました。加計学園の時と一緒ですね?」、「今だけ、彼だけ自分だけ、アベ総理のお友達だけ。そのためには民主主義のルールを壊す、公文書の改ざん、議事録の隠ぺい、そう云う事を平気でやって政治家が誰も責任を取らない」と、議長に発言を止められてもどこ吹く風で延々と続けました。

そんなことで本日閉会した臨時国会では、水道法改正や漁業法、日欧EPA、出入国管理法と数の力で悪法の強行採決が続くアベ政権であったことを忘れてはならないと記録する終日です。


参院本会議での森ゆうこ議員の叫び!

2018年12月08日 | 日々思うこと

 

今朝から新潟県内では初雪に見舞われた所が多く、当市の平地では雪がないものの黒姫山は麓近くまで白くなっていることが、雲の晴れ間から見ることができます。

1941年(昭和16年)の今日は、日本軍がハワイ・オアフ島の真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、3年8ヶ月に及ぶ大東亜戦争対米英戦(太平洋戦争)が勃発した日です。毎年全国各地では“反戦・平和”への願いを込めたアクションが続き、その様子が届きます。

8日午前4時過ぎの参院本会議では、外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管法が自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決成立です。本県選出の森ゆうこ参院議員の心からの叫び(動画)が届きました。

野党各党を代表しての森ゆうこ議員の趣旨説明にヤジる自民党席、法案にまともに答弁しようとしないアベ政権、これが日本の民主主義かと呆れ悲しくさえなってしまいます。
(2018/12/07 参議院農林水産委員会 堂故 茂委員長 解任決議案)https://youtu.be/yOleiZXxfH8

また森ゆうこ議員は明日のNHK日曜討論に出演です。
平成30年12月9日(日)午前9時~10時15分(各党討論)※ラジオ第1 午前9時
「臨時国会 終盤攻防を問う」
国会は会期末が迫る中で与野党の攻防が激化、9党幹部の討論です。
●外国人材の受け入れ拡大は?
●憲法改正めぐる議論は?
●日ロ交渉のあり方は?

http://www4.nhk.or.jp/touron/

昨日のステンドグラスのクリスマス飾りの壁のコーナーには、99年の県女性海外派遣事業で訪れたスウェーデンで求めた真っ赤なペーパークラフトも飾っています。手作業の立体的なカットで、手前の扉が開閉するお気に入りの一つです。

今夜11時の糸魚川アメダスでは3.2度、今季一番の最低気温の凍える寒さで、明朝は平地でも雪に見舞われるかもしれません。皆さまもどうぞ風邪などひかぬように・・・。


数の暴挙の国会と冬の備えと

2018年12月07日 | 日々思うこと

昨夜から強風が吹き続き今日は朝から冷たい雨で、無理な外出を控えることにしました。12月に入って早や一週間になり、クリスマスの飾りを出さなければと思いながらも今日は茶の間のコタツ優先で、孫たちの手伝いもなく組み立てに時間を要して疲れてしまいました。

写真は昨年のもので、三角形のツリーは糸魚川市出身のステンドグラス作家藤木節子さんの作品で、この中に色とりどりの小さな電球が入ります。小さな壁掛けは数年前のステンドグラス教室での初挑戦のもので白い壁に映えます。

いのちの水を「金」に変える水メジャー(多国籍企業)とアベ政権の癒着については、先日のLITERAでも伝えていますが、いかに人命を軽んじ地球環境を破壊し尽くしているかはドキュメンタリー映画『Flow: For Love of Water』にもなっています。

水道法民営化だけでなく、外国人労働者の受け入れを拡大する法案についても労働環境など、国会ではまだまだ詰めなくてはいけない課題が山積ですが、充分に議論されたとはとても言えない数の暴挙が続いています。

明日から強い冬型の寒気が南下し、山間地だけでなく平野部でも雪模様のようです。スノータイヤの交換も早めに済ませ、車の中には膝掛け毛布や手袋も常備し、残るはスコップなどの除雪用具を積んでおかねばなりません。先ずは風邪を引かないようにと、早速コタツに潜り込む寒い一日の終わりです。


新潟県の放射性物質を含む汚泥処理

2018年12月06日 | 地震・原発

朝方5時の気温が5度まで下がって、今まで暖かすぎたこともあって身震いの寒さです。今にも降り出しそうな雲ゆきの中、残っていた庭の南天の木を強風から守るためヨシズで囲う冬の備えです。

季節の移り変わりに目をやりながら、気になっていたファミリー畑の横にローズヒップと思しき赤い実があります。10数年前に一人で住んでいた女性の住まいの隅に真っ赤な野バラがあり、日当たりが良いことで背丈を超える大きな木になっています。野ばらのたくましさに目を細め、今は亡き主のMさんの華やかでパワフルな生き方を思い出します。

午後からは本格的な雨降りになったので外仕事を止め、冷凍パイシートがあったので久しぶりにアップルパイを焼いて隣りの孫たちのおやつです。台所のカウンターには5年ほど前に焼いた手のひらに載るお気に入りの器を置きアスパラ菜の花をあしらってみました。

そういえばこの頃は“無欲無心”の作陶でしたが、その後はヘンに欲が出てしまいイマイチの愚作ばかりです。それでも嬉しいことに、東京の義妹や姪っ子が気に入ってくれお土産代わりになっています。

ところで12月に入っても私の断捨離は進まず、限られた人生の時間の中でどこまで達成できるのかと考え込んでしまいます。仕事部屋の書類などもなかなか処分できず、あっという間に一年が終わりそうです。

本日の衆院本会議、先の国会から継続審議になっていた水道改正法案が与党の賛成多数で可決成立です。野党の反対討論があったものの与党の賛成討論なしですから、国民軽視の何とも無責任な与党議員です。

そして新潟県には福島原発事故後、放射性物質を含む汚泥約6万トンが保管されており、米山前知事の時から東京電力に引取りを求めてきました。花角知事は本日の県議会で自民党代表質問に対して、東京電力に引取りを求めていくとしながらも汚泥の保管量に限界があり、県が主体となり汚泥を処理する可能性に初めて言及です。

放射性物質を含む汚泥は毎年5千トンが蓄積されるとのことで、新潟県以外の新潟・長岡・新発田市などの汚泥は現在、糸魚川市内のセメント会社へ運ばれセメントの原料の一部になって全国各地に拡散されているだけに県の動向を案じる肌寒い終日です。


世界の潮流に逆行の日本の原子力政策

2018年12月05日 | 地震・原発

昨夜からの雨が上がり、昼過ぎから少しづつ気温が下がって肌寒くなってきました。本日の参院本会議で水道民営化法案が可決、水道事業の運営権を民間企業に委託するコンセッション方式が盛り込まれ、どうしてこんな法案を急ぐのかキナ臭いと思っていたら、LITERAがその背景を伝えています。

水道民営化が参院委員会で可決!「安全で安い日本の水道」を崩壊させる法案の裏に安倍政権と水メジャーの癒着

ところで先日の日本政府や三菱重工によるトルコへの原発輸出断念というニュースは、世界の潮流とも思える当然のことと受け止めました。ところがそれでも諦めないとばかりに、新小型原発の開発を進める経済産業省です。

また政府は一昨年、福井県の高速増殖炉「もんじゅ」を廃炉にする一方、プルトニウムを燃料とする高速炉の開発は継続することを決めています。その高速増殖炉「もんじゅ」の後継となる高速炉の運転開始の時期について、国の作業部会は「21世紀半ばごろ」を目標とする計画の案を示し、福島第一原発の事故後、目標の時期が示されるのは初めてです。

世界の原子力産業に吹く逆風を乗り越えるため政府は、原発大国であるフランスと手を組んで21世紀半ばに運転開始させたいという思惑でした。ところが実際問題として、すでに200億円を投じていた次世代高速炉の開発がフランスで凍結され、今後は日本単独の開発となっています。原子力機構のガバナンス能力の低さといい、今そのお金や技術を日本はもっと他に費やすべきではないのかと首を傾げてしまいます。

いつもコメントをお寄せくださる「けんもちさん」より昨夜、「坂本龍一さんのお母様は、朝日新聞“ひととき”欄から誕生した“草の実会”の会員。物を書く事から、戦争反対の狼煙を上げてきました。龍一さんは音楽を通じて、平和の貢献ですね。ジャンルは違いますが、声を上げていく力は皆同じ。根気強く闘っていきましょう!」と・・・、母は偉大ですね。

その“草の実会”、上越市では児童文学作家の杉みき子さんを中心に、知り合いらが長年活動を続けています。皆さんご高齢になられても弛まぬ活動で、後に続いてゆかねばと思いを新たにする昨今です。


何たることか!水道法改正案、参院委員会で可決

2018年12月04日 | 日々思うこと

今日の天気予報は大きく外れて朝からお日さまも顔を出して、糸魚川の気温は23度を超す9月下旬の暖かさです。午後からぽかぽか陽気の中、雪化粧がすっかり崩れた新潟焼山と連なる頚城の山々を横目に、穏やかな日本海を見ながら能生地域まで車を走らせました。

能生地域では2カ所ほど立ち寄り、所用を済ませての帰途は頚城連山はガスに被われてポツポツと小雨が降ってきました。今週末には気温も平年並みに下がって雪マーク予報です。

昔のカゴをほんの少しリフォームで、材料のつるが手に入ればまたいろいろと作ってみたいものですが、こんなことではいつまでも断捨離ができそうもありませんね。

本日午後の参院厚生労働委員会、水道事業の民間委託を盛り込んだ水道法改正案が与党などの賛成多数で可決です。野党側は水道の民営化にあたり、「料金が高騰する可能性がある」、「海外の失敗例を詳細に調べていない」などと主張ですが、法案は今国会中に成立する見通しで何たることでしょうか。

原発問題といい“経済優先・いのち軽視”のこの国の政治はいったいどっちを向いているのでしょうか、悲しさと憤りでいっぱいですが、坂本龍一さんの言葉に少し勇気が出てくる思いです。そしてほんの少しの気分転換の足し算を・・・。

gooから届いた一年前は、分断された朝鮮半島と「イムジン河」と 書き込んでおり、この一年の南北朝鮮半島の大きな変化を感じる終日です。


軍事費か教育・福祉か、どっちを選ぶ!?

2018年12月03日 | 地震・原発

今日は昨日の青空がないものの暖かな朝で、10時からネット中継で糸魚川市議会12月定例会を視聴です。織田副市長の11月30日付けの突然の辞任は街なかでも話題で、その人事案件などを注視です。いつも市議会定例会をネットで見聞きしながら議会のチェック機能の低下を感じ、今日も休憩を挟んで11時49分には閉会です。

国も地方も圧倒的に自民党議員が占めているので議員の資質は似たり寄ったりですが、どっちの日本に住みたいか、その選択で大きく違ってくることは確かですね。夕方5時過ぎに和歌山県南部の震度3の地震速報に続き、青森県東方沖でも震度3の地震発生です。

原発のことが続きますが、本日のNHKwebから東京電力福島第一原発の事故に伴う汚染土処理「除染土 実証事業で埋め立て開始」、栃木県那須町での実証実験の様子が伝わってきました。単なるゴミ処理の埋め立てでないことを地元自治体はどう認識しているのでしょうか、他人事とは思えない肌寒さを感じてしまいます。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20181130/1090003338.html?fbclid=IwAR0GnjZjosPG3Fvb4_3gJ9KmgOtJzr9SL1aAIpEAuzjxPfBZ_blzckaWfc8

※昨日の書き込み「冬の青空と負の遺産・・・」に、フェースブックでのお友達10人程の方から「いいね!」をしていただいたのですが、昼頃にどうしたことか消えてしまいました。不手際をお詫び致します。


冬の青空と負の遺産の新小型原発

2018年12月02日 | 地震・原発

日曜日の朝は抜けるような青空で、真冬に向かってこの先こんな日はないのではと思うほどのよい天気です。風もなく日中の気温は10度を超え、今日は外仕事に勤しむことにし午後からの遠出を控えました。

家の近くのファミリー畑の収穫を終えたアスパラ菜は春を思わせる“菜の花畑”になって、ハチが飛んでいるのでそのままにしています。

畑仕事の後は庭の隅のアケビとヘクソカズラのつるで、昨日の断捨離で出てきた古いカゴの補修です。昔の骨組みはそのままに、住宅のリフォームのようで楽しいDIYです。写真の赤い実は大マユミで、あちこちに拡散です。

昨日の東京新聞「新小型原発、開発へ 温暖化対策を名目に経産省」の記事に驚きです。世界の潮流は太陽光や風力などの再生可能エネルギーで、どうして日本政府は原子力エネルギーに依存するのか、小型化であっても使用済み核燃料が出るのは同じで、冬の太陽を見上げながら“負の遺産”を考え込んでしまいます。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201812/CK2018120102000131.html


平成最後の師走と原発処理と

2018年12月01日 | 日々思うこと

今日からいよいよ師走に入り朝から冷たい風が吹き始め、午後から上越の娘家族がやって来て久しぶりの孫に目を細めるひと時です。しばらくすると隣りの下の孫がやって来て、夕方からのヤマハ音楽教室への送迎担当です。夜になって泊まりたいというので、私の生活リズムが崩れるので「今日はダメ」とお断り・・・。(笑)

一年の終わりになっても断捨離が一向に進まず、30年以上も前に編んだカゴが出てきました。ヘクソカズラの細いつるで編み上げ太目は葛つるを使って、歳月と共に乾燥して隙間だらけになっていますが捨てるに忍びなく、庭のつるを集めて補修をして再利用をと思います。

先月、自動車学校で受講していた認知機能検査の結果の葉書が新潟県公安委員会から届きました。少し年上の知り合いが70点と言っていたのでハラハラでしたが、100点満点の92点で無事合格でホッとしました。

次のハードルは高齢者講習で手数料5,100円也、これからは3年毎の免許更新に認知機能検査と講習ですから、免許証返納の人が多いのも分からないでもありません。でも田舎暮らしに車は必需品、元気でいる限り更新してゆこうと思います。

ところで今日からNHKでは、ウルトラハイビジョンBS4K8Kの開始とあって大騒ぎですが、国民の受信料で運営されている公共放送であることを忘れてはなりません。

2年前の東京新聞の記事が目に留まりました。こちらも忘れてはならず、国民の負担で処理しながら原発再稼働を進める国に安心がないことを痛感する平成最後の師走です。