こんにちは。
めちゃくちゃ心理学な話でも。
人に対して、文句が多かったり、
厳しくなってしまったりするような時。
あまり気持ちのよいものではないと思うのですが、
そうなってしまう時に、
出来ればその「厳しい台詞」に注目するとよい場合があります。
…というか、最近の私がそうなので、
いろんな人に言ってしまったキツい言葉を、
ここで少し振り返ってみます。
「それは自分磨きが足りないから」
「ちょっと言葉がキタナイ気がするんだけど」
「なんで相手の気持ちを優先出来ないわけ?」
「執着されて気持ちいい人なんていないよ?」
「人を馬鹿にするような人だからもういいよ」
私は優しさを大切にしたいと思っていますが、
こうして言葉にするとキツいですよねえ…(笑)
☆ ☆ ☆
ここで、「キツい言葉が出てしまう理由」について解説するのに、
ピッタリな心理学用語を紹介します。
それは、「投影」という言葉。
自分の姿を、他人に映し出して見てしまっているわけです。
私の例で説明しましょう。
「それは自分磨きが足りないから」
→自分磨きが足りない自分を人に重ねてしまっている
「ちょっと言葉がキタナイ気がするんだけど」
→どうも自分の言葉がキタナイ気がする
「なんで相手の気持ちを優先出来ないわけ?」
→相手の気持ちより自分の気持ちを優先してしまっている
「執着されて気持ちいい人なんていないよ?」
→自分の執着心に嫌気がさしている
「人を馬鹿にするような人だからもういいよ」
→自分こそ人を馬鹿にしているかもしれないと思っている
逆に言えば、自分が出来ていると思うこと、満足していることは、
人に対しても厳しくなりにくい、ということになります。
☆ ☆ ☆
表面上は人のために言っていることでも、
実はなによりも自分が率先して気をつけておきたいことだったりすることがあるんです。
つまり、「投影」は、
自分がまだまだ注意し伸ばしていく必要があることを知る手掛かりにもなるんです。
もっと自分を磨かなきゃです。