横浜港(神奈川県横浜市)
こんにちは。
今年は局面×2で、
囲碁の教訓というか、要諦がキーになることが多いです。
また今日もそんな気付きがありました。
まず、囲碁用語の解説から。
「相手はきっとこう打ってくれるはず」と、
最善手ではなく、自分の願望が混じった判断をして、
着手してしまうことがあります。
これを「勝手読み」と言います。
特に、勝負に直結する緊迫した場面で、
つい興奮して深く考えずに手を打ってしまうことは多いです。
そして、大損をしたり、空振りに終わったりして、
後悔をしてしまうわけです。
☆ ☆
もうおわかりですね。
期待過剰になるあまり、
気持ちだけが独り歩きして、勝手に思慮のない妄想や行動をしてしまうこと、
最近の私はこれが多いのです。
「勝手読み」の話は示唆に富んでいると思います。
まず、いつも×2最善の策なんてなかなか浮かばないですよね。
さらに、未来なんてどうなるかわからないのに、
自分の願望だけで勝手に決め付けるなんて、
できっこないわけです。
自分の気持ちに素直になることと、
先のことを予測することは、
実は矛盾することではありません。
上手く予測すれば、当初の気持ちを一番大切にする判断が出来る場合があるからです。
いつも自分を磨かなきゃです。