猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

本当にちゃんとしましょう。セラピストのみなさん

2012-07-20 21:47:06 | 理学療法
ある公立病院で手術をうけて、入院中はリハビリテーションをしていたが、退院後はそのような経験がなく、ADLは術前より悪くなった下肢の運動疾患患者さんがこられました。歩行動作に問題がありましたので、歩行動作を観察すると、下肢の問題だけでなく体幹の問題もあり、正直、全く治療されていないと思える感じでした。

10分程度の治療で、歩行は改善し、ご家族の方が「なぜ、こんなに早く良くなったのですか??」の質問に、困ってしまう私がいました。

セラピストのみなさんに熱く訴えたいことがあります。

私を含めて我々の治療内容が患者様の将来を左右することをわかって、真剣に治療してほしい。治療はいろんな方法があっても良い。
しかし、解剖学、運動学、生理学から考えられる問題点はキチンと把握しないといけない。そして、1回1回の治療では必ずなにかの変化をだせないと意味がない。

なんちゃってリハビリテーションはやめましょう。真剣に、熱く、患者様の将来を考えてがんばってほしい。

そのために必要なのは、動作を分析できる能力と思いますね。

今回の患者さんのリハビリテーションを行っていて、速攻で改善する患者様をみて、怒りがこみ上げてきました。

では・・・






プロフェッショナル という番組をみて

2012-07-20 21:26:17 | 教育
昨夜、プロフェショナルという番組に小学校の先生の話でした。私自身、理学療法士であり、教育の現場で頑張っていることになりますが、常に「なにが本当に理想の教育であるか?」は自問自答しています。私の答えは、「私らしさを学生に伝えること、理学療法士である私からのメッセージを熱く届けること」をポリシーにしています。

昨夜の番組でも、先生は教育の信念を変えずに、学生にチャレンジさせていくことが伝わる番組でした。

学生の可能性を信じて、チャレンジさせることに共感をえることができました。

最後は、感動で涙です。 いつでも熱い教員として頑張っていきたいと思います。

では・・・ 



今日はサプライズがありました

2012-07-20 21:14:16 | 教育
本日、理学療法学科3年生の授業終了時にクラスのみなさんで、私の誕生日を祝ってくれました。
クラス全員からのメッセージのこもった色紙をいただきました。3年生は9月から実習です。私へのメッセージと実習への意気込みの両方が入った素晴らしい色紙です。

私の宝物になりますね。つかれた時にはメッセージを読ませていただきます。頑張れますね。クラスのなかで一人の学生が現在入院しています。その学生からのメッセージもあり、感動しました。

みなさん、本当にありがとう。いつまでも大切にしますね。