猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

残念ですが、降参してしまいました。

2013-12-28 16:43:34 | 教育
残念ですが、本当にノックダウンされました。

前回のOSCEの話の続きですが・・・・先日、OSCEの再試験をしました。
試験当日の朝にメールをひらきますと、沢山の「今日は体調不良で休ませてください」のメールです。
また、参加した学生も出来が良くない。 これは私の学生への思いと学生の思いが大きく違っていると判断しました。

そうなると、あきらめですね・・・・本学理学療法学科は、学内教育を充実させて、留年生をつくらない。留年生がでたときは、学生の努力が足りなかったわけですが、我々教育者の努力も足りないと考えています。

そのため、年度末の進級に関係するOSCEの前に、単元ごとにOSCEをして、学生と教員で力をあわせてOSCEを合格するという伝統があります。今は冬休みですが、冬休み返上で、学生にOSCEの練習、そして確認のOSCEをしているわけです。

他の科目もそのような方向で頑張っているために、いままでは留年生はほとんどいません。

今回の学年は、クラス全体が OSCEの練習をしない・・・でも試験を受けたがる・・・・そして不合格、という良くない傾向です。

そこで、「ちゃんとやるものだけがしたらよい」という方向に変更しました。

本当に、理学療法士になりたいのか?? 甘く見るなよ 我々の理学療法士を・・・・・

臨床実習や社会にでて、後悔すると思いますね。 少し、厳しく対応しようと思っています。

それが彼らへの私の優しさと考えています。