猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

熊本地震復興支援講習会のお知らせ

2016-04-20 14:45:48 | 日記
私が会長をしている関西理学療法学会では今回の熊本地震復興支援事業として、講演会を企画しました。
講習会収益は全額 寄付いたします。みなさんのご参加お願いします。

日時 6月12日(日) 午後1時~5時

内容 動作分析 
講師  鈴木俊明(アシスタント 大沼俊博、他) 
定員  100名  
講習費  2000円(会員、非会員)
500円(学生)


お申し込みは 関西理学療法学会ホームページよりお願いします。


動作分析の重要性を考えて欲しい

2016-04-20 13:07:49 | 日記
今年度は毎週のようにどこかで講演会をさせていただいています。

これは大変ありがたいことではありますが、動作分析が十分にできていないセラピストが多いことも事実です。

動作を正しく運動学的に捉えることができないのですよね。

例えば、座位で骨盤が後傾しているのはどんな運動? これがわからないのですよね。決して、腰椎後弯だけではないのです。運動学で解釈できないと機能障害がわからないのですよね。

先日、私の関連施設の役職者だけを集めて、症例検討会をしました。動作解釈ができません。

施設のなかでの指導者ができないと新人、若手が育っていかないのです。

また、私もそうですが、教員が卒業生の症例の動作分析を指導している場合がありますが、その場合は教員がきちんと動作分析ができていることが大切です。

動作分析に関しては、指導者レベルが常に勉強している姿勢が大切ですよ。

私もそうですが、「出来た気にならない」ことが大切です。

では。。。