猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

本当に動作分析ができて治せるセラピストを養成したい

2017-09-17 17:24:18 | 日記
昨日 関西理学療法学会の臨時総会の前に、私が関西理学療法学会への思いを話させていただきました。
1 「治せるセラピスト」を目指す本会は、動作を正しく分析しないといけない。
動作を関節運動で表現しないといけない。よく「重心を前に」などという表現をしますが、そんなに重心は
見ることはできません。曖昧な表現をせずに、関節運動で表現するようにしないといけません。

2 その動作分析の内容から正しい機能障害を見つけ出せないといけない。
「下肢の支持性の低下」は機能障害ではありません。「殿筋群の筋緊張低下」と書かれても大雑把過ぎま
す。

3 治療は短時間で解決できる1点狙いで行わないといけない。沢山の問題点を治療しても本当に必要な問題点
はなにかがわかりません。

このような話をしました。当初30分の予定がスライド3枚で1時間20分熱く話しました。

本当に治せるセラピストを養成したいとおもいますね。