猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

住民の方を対象にしたリハビリテーション講座でお話ししました。

2012-07-21 21:48:55 | 理学療法
今日はある病院で、地域住民の方を対象にして「脳卒中のリハビリテーション」についてお話をしました。
今後、脳卒中のリハビリテーションにも力をいれたいとのことで、その火付け役として呼んでいただいたと思います。

脳卒中リハビリテーションの考え方、重要性、具体的な運動療法の紹介で、1時間はすぐ終わってしまいました。みなさん、好意的にお話を聞いていただき感謝です。

このような時に、大切にしているのは、私が主役になってはいけないということです。実際に理学療法を担当するのは病院のセラピストですので、うまく最後は質問をうけずに、「わからないことがあれば、こちらの先生にお聞きください」と言って会場を離れました。

住民さんには喜ばれたようですが、大変気をつかい、また、自分の力量を試すことができますので、今後も同じような機会があれば積極的に取り組みたいと思います。

明日は、滋賀県での「パーキンソン病患者さんへの運動療法」でセラピスト、看護職員さんを対象におこないます。頑張りますよ。

では・・



本当にちゃんとしましょう。セラピストのみなさん

2012-07-20 21:47:06 | 理学療法
ある公立病院で手術をうけて、入院中はリハビリテーションをしていたが、退院後はそのような経験がなく、ADLは術前より悪くなった下肢の運動疾患患者さんがこられました。歩行動作に問題がありましたので、歩行動作を観察すると、下肢の問題だけでなく体幹の問題もあり、正直、全く治療されていないと思える感じでした。

10分程度の治療で、歩行は改善し、ご家族の方が「なぜ、こんなに早く良くなったのですか??」の質問に、困ってしまう私がいました。

セラピストのみなさんに熱く訴えたいことがあります。

私を含めて我々の治療内容が患者様の将来を左右することをわかって、真剣に治療してほしい。治療はいろんな方法があっても良い。
しかし、解剖学、運動学、生理学から考えられる問題点はキチンと把握しないといけない。そして、1回1回の治療では必ずなにかの変化をだせないと意味がない。

なんちゃってリハビリテーションはやめましょう。真剣に、熱く、患者様の将来を考えてがんばってほしい。

そのために必要なのは、動作を分析できる能力と思いますね。

今回の患者さんのリハビリテーションを行っていて、速攻で改善する患者様をみて、怒りがこみ上げてきました。

では・・・






プロフェッショナル という番組をみて

2012-07-20 21:26:17 | 教育
昨夜、プロフェショナルという番組に小学校の先生の話でした。私自身、理学療法士であり、教育の現場で頑張っていることになりますが、常に「なにが本当に理想の教育であるか?」は自問自答しています。私の答えは、「私らしさを学生に伝えること、理学療法士である私からのメッセージを熱く届けること」をポリシーにしています。

昨夜の番組でも、先生は教育の信念を変えずに、学生にチャレンジさせていくことが伝わる番組でした。

学生の可能性を信じて、チャレンジさせることに共感をえることができました。

最後は、感動で涙です。 いつでも熱い教員として頑張っていきたいと思います。

では・・・ 



今日はサプライズがありました

2012-07-20 21:14:16 | 教育
本日、理学療法学科3年生の授業終了時にクラスのみなさんで、私の誕生日を祝ってくれました。
クラス全員からのメッセージのこもった色紙をいただきました。3年生は9月から実習です。私へのメッセージと実習への意気込みの両方が入った素晴らしい色紙です。

私の宝物になりますね。つかれた時にはメッセージを読ませていただきます。頑張れますね。クラスのなかで一人の学生が現在入院しています。その学生からのメッセージもあり、感動しました。

みなさん、本当にありがとう。いつまでも大切にしますね。








関西医療大学 理学療法部会 第1回学術講演会での体幹機能の集大成をお話しします。

2012-07-19 16:32:17 | 理学療法
下記のように私の大学の理学療法学科OB会で体幹機能の講演会をさせていただくことになりました。
本学卒業生以外でも聞いていただけます。みなさん、お誘いあわせで聞きに来てください。


関西医療大学 理学療法部会 第1回学術講演会

日  時     平成24年9月16日(日) 14:00~17:00 (受付開始13:00~)

場  所     関西医療大学 5号館3階 講堂

講演タイトル  体幹の機能とその運動療法 -腹筋群、背筋群という時代は終わった-

講  師     関西医療大学保健医療学部 理学療法学科 教務部長
          関西医療大学大学院保健医療学研究科 研究副科長
          教授  鈴木俊明先生  

参加費      1000円(校友会会員) 
          2000円(校友会会員以外)

備  考     実技を行いますので、動きやすい格好、洋服をおもちください。
          駐車場は大学敷地内にございますが、スペースが限られており ますの   
          で、 お越しの際はできるだけ公共交通機関等をご利用ください。