北欧スウェーデンの生き方、観光地、旅行情報、面白さなどをつたえられたらいいな
今回は、メールマガジン で紹介した「スコーネの歩き方」の補足で
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今年は、スウェーデンでも、いろいろなイベントが中止になっている。
マルモ最大のお祭り「マルモ祭」も、ご多分にもれない。
マルモ祭は1985年に始まって、以来、毎年夏の8日間、
マルモの中心地で盛大に開催されている。
こんな人混みは、マルモでは、滅多にみられない。
1990年代はドラゴンボートレースが目玉で、
(この画像はハンガリーのものウィキペディアからから借りました)
活況を呈していたが、
だんだん参加ボートが少なくなり廃止。
2014年以降は、ゲストパフォーマンス中心の祭りになった。
あちこちで、一流のコンサートが無料で楽しめる。
こんな老人の演奏者もいたりして、本当に幅広い。
また、ザリガニ解禁のシーズンでもあるので、
盛大なザリガニパーティも開かれる。
1994年には、期間中に
91500匹のザリガニを食べたという記録もある。
ザリガニパーティについては、また、別の機会に紹介したい。
マルモ祭の特徴は、エコなこと。
使い捨てのプラスティックは禁止。
スタッフは、歩きか自転車。
電力は、太陽、風力、水力で賄う。
エコラルイベントとして過去何回か国際的な賞も受賞している。
マルモの水道水は飲めることが自慢で、
会場内で水は売っていない。
水道水をくめる場所を何ヶ所か作っている。
世界中の移民が住んでいることもあり
フードエリアは、国際色満載。
音楽好きだけじゃなく、食べ物好きにもたまらない。
ベジタリアン、ビーガン、オーガニックの選択肢も広い。
もちろん子供用の遊びもいっぱいある。
コンセプトに、人種、言語、国籍、年齢、宗教・・・など一般的な記述以外に
性同一性、性的指向にかかわらず楽しめる・・・と書いてあるところも
なんだか、スウェーデンらしい。
ということで、「来年は戻ってきてね〜」と
ホームページにも書いてあるので、
是非、来年のお盆シーズンは、マルモ祭りに行ってね。
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