みなさんこんにちは、喜納です\(^o^)/
さて、私は介護職員初任者研修で、入浴の講師を5年担当しています。
毎年講義内容を検討するため、入浴や認知症についていろいろと調べているのですが、今日は今まで勉強してきた中でも、
「これは目からウロコだった!」
というものを3つまとめてみました。
入浴は「させる」ものではなく「する」もの
一つ目は入浴は介護職が「させる」ものではなく、利用者の意志で「する」ものということです。
「利用者本位のサービス」を行う上で、この考え方はとても大切です。
例えば洗身介助を行うときにも、介護士がすべて洗うのではなく、なるべく本人にできるところをお願いして、利用者さんが、
「自分もここまではできるぞ!」
という自信をつけてもらう機会になります。
どの介護場面でも、介護職が「させる」のではなく、利用者の意志で「する」ということを意識しておくと、いい介護をすることができるのではないかと思います。
"相手が理解できない”のではなく、”自分が伝えることができていない”と考える
認知症がある利用者に声掛けをしても通じない時って介護職をしていると経験したことがあると思います。
そういった時、"相手が理解できない"と考えるよりも、”自分が伝えることができていない”と考えると、その後より良い介護を提供することができます。
椅子に座ってもらう場面で、
「座ってください。」
といっても座ってもらえなかったとき、言葉を言い換えていろいろ試した結果、
「腰をおろしてください。」
と言うと座ってくれたことがありました。
”自分が伝えることができない”と考えたおかげで、いろいろな方法でチャレンジすることができるので、自分の介護の引き出しを増やすことができますので、ぜひ迷った時は”どうすれば相手に伝わるだろう?”と考えてみることをおススメします!
手を差しのべるだけが介護ではない
利用者ができることに手を差し伸べてしまうことは、介護士として適切とは思えません。
介護士としての経験が長くなってくると、介助の引き出しが多くなってくるので自然と利用者に手がのびるようになります。
ですが、動く前に、
「この人はここまでの動作はできる!」
という、”できる”と”できない”の見極めを忘れないようにしたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
僕が勉強してきて一番参考になった3点を紹介しました。
また何か勉強していて気づきがあったらブログで共有できればとおもっています。
それでは\(^o^)/
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