こんにちわ。喜納です( ^ω^ )
本日はわたくし喜納が今まで受けてきた認知症研修で
・印象に残った言葉2つ
・印象的だった動画2つ
を紹介したいと思います。
お時間ない方も最後の動画だけ見ていただければ嬉しいです!
・印象に残った言葉①
「認知症の人を介護しているのではなく目の前にいる個人を介護している」
プロの介護士はいろいろな型の認知症(レビー小体やアルツハイマー等)の特徴を把握して可能な限りその人の状況に合わせた介護を行うように努めています。
しかしながらその知識が先行してしまって"認知症を持った〇〇さん"に対して、
"認知症を持った〇〇さん"
というイメージを持って介護にあたってしまうことがあります。
プロの介護員こそ、
"認知症を持った〇〇さん"
という意識で介護することが大切ということを教えて頂きました。
色々な書籍等で認知症状に対する知識を持つことももちろん大切です。
(日進月歩で介護の常識は進化・変化しているので日々の研究が必要です。)
ただしそれらはあくまで目の前にいる人を介護するためのものであるということを忘れないようにしたいです。
・印象に残った言葉②
「"認知症"自体は病気ではない」
恥ずかしながら介護士になってからしばらくして講習を受けた際に知ったことでした。
WHOによると、”認知症”とは
「後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が不可逆的に低下した状態である」
ことを言います。認知症は様々な型があり、型によっては薬の副作用が強く出てしまったり、効果が薄かったりすることがあります。
なので
”認知症にはこういう介護をするとよい”
から
"この型の認知症にはこういう介護をするとよい"
という考えや知識を持っているとよりよい介護につながると思います。
ただし、先ほどの①で述べた通り、あくまで認知症を持った個人を介護しているので、これが正解というものはないと思います。その人を介護を通して理解しようとする姿勢を持つことが大切ですのでそこはお忘れなくしていただきたいです。
・印象に残った動画2つ
僕が研修で見た動画がyoutubeにアップされていたので最後にリンクを張って今日のブログを終わろうと思います。
実際にあった悲しいお話と心温まるお話の2点です。お時間ある方はぜひご覧ください。
(新版)温情判決≪介護のはなし≫(認知症の母親殺害事件)
銀のさら CM 母と子
1つめの動画の被告の男性ですがその10年後に自ら命を絶たれてしまったとのことです。
そして男性は湖に身を投げた~介護殺人 悲劇の果てに~
この問題は高齢者介護の大変さだけでなく労働・貧困問題についても問題を提起しているのではないかと思います。
このような悲しいことが起きないよう、個人に寄り添った介護、地域住民同士が今以上に助け合える地域というのが必要なのではないかと思います。
自分も地域福祉に関わる人間として、少しでも地域福祉の力になれるように頑張っていこうと思います。