以前、「依存力」について書きました。
今話題になっている言葉は、「鈍感力」です。
作家の渡辺淳一氏は「鈍感なのは生きていくうえで、強い力になる。たいていのことではへこたれない、鈍く逞しいものこそ、現代を生き抜く力であり、知恵でもある。それは一つの大きな愛の形だ。」と言っています。
渡辺淳一公式ブログ → http://watanabe-junichi.net/archives/2007/02/06/index.htmltarget=_blank
福祉の世界でもそういう力の必要性を感じます。
例えば、地域で福祉を進めていくには、少し鈍感ともとれる逞しさが必要です。
目先の困難をバネにして乗り越えていくような強靭なプラス思考が必要です。
そしてそういう力は、多少の事にはくよくよせず、前向きに生き抜いているお年寄りや障害を持つ方々生活から、私たちが常に学んでいることのように思います。 (了)
「世の中は、苦しみに満ちている。
しかし、それに打ち勝つものにも満ちている。」 ヘレン・ケラー
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