今週読んだ本は星野道夫さんの生前最後の写真集「アークティック・オデッセイ―遙かなる極北の記憶―」(新潮社)です。
娘へのプレゼントとしてこの写真集を購入しました。
この写真集にはアラスカを含む北極圏の豊かな自然の情景と生き生きとした動物の姿が鮮明に捉えられています。
星野道夫さんの写真は、それらの写真を通して人間や地球や生命、生とは死とは?まで問いかけてくる奥深さがあり大変感動します。
星野道夫さんは残念ながら13年前カムチャツカでヒグマの事故で急逝されましたが、生前に森にクマがいるということがどんなに豊かで幸せなことなのかや、クマがいなくなったら自然がどんなにつまらないものになってしまうかを語られています(←リンク先では暫く待つとスライドショーが始まります)。
ヒグマのいる森を持つ北海道に住むものとしては心に響く言葉ですね。
まだ読んでいない人は是非読んでみて下さい。(了)
(星野道夫さんの公式ページ)
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