年末に近くなると、いつもたくさんの患者さんが病院から送り出されます。
病院も、満杯で大変なんでしょうが、在宅はさらに満杯です。
11月の終わりに、一人スタッフが増えて「バンザーイ!これで少しは楽になるぞー」と思いきや、次から次へと患者さんが増えて、「もはやこれまで」状態になってしまいました。
それも、結構大変な患者さんが多くて、マンパワーが圧倒的に不足しています。
NHKで「さまよえる癌難民」とかいう特集をやっていましたが、確かに地域によっては、受け皿が極端に不足する事があるのだと思いました。
瀬谷区は、5つの訪問看護ステーションがあり、在宅の先生も何人かいらっしゃるので、なんとかなっているようです。
それにしても、終末期の患者さんが増えたのは事実です。
10年前、訪問看護師になりたてのころは、こんなにターミナルの患者さんはいませんでした。まだまだ、在宅緩和ケアが普及していなかったのでしょうね。
どちらかというと、慢性期で片麻痺のかたのリハビリや、ゆっくりと経過する寝たきりの老人などが多かったような気がします。
訪問看護の依頼も、医師から直接来ていたので、すごくシンプルに訪問看護が行われていましたよね。
介護保険が始まってから、なんかすごく複雑怪奇になって、依頼はどちらかと言うとケアマネからくるようになりました。
だから、当初医師から訪問依頼があって、ケアマネに連絡取ると、「え、訪問看護ですか?単位がないんです。じゃあ30分で御願いします」なんて、ちょっと嫌な顔される事もありました。
今は、双方歩み寄りで結構うまくいくようになりましたが、最初はトラブルも多かったです。
ただ、少ない介護保険の単位のなかで、いろんなサービスをやり繰りするので、単位の高い訪問看護は敬遠されるようになり、したがって、軽症の患者さんや落ち着いている患者さんの訪問依頼はめっきりと減るところとなったわけです。
ただ、最近はまた、よく勉強しているケアマネさんから、服薬管理や病状管理目的で安定期のの患者さんも少しずつ増えているようです。
とはいえ、IVHにポートの刺し換え、バルンに腎ろう、PTCD、胃瘻にストマに気切、果ては人工呼吸器まで、多種多様の医療機器をつけ、緩和ケアの麻薬もどんどん新しいものが作られる状況の中で、スタッフのスキルアップもし、高度医療に対応していかなければならず、常にアンテナを張っているのもしんどかっったりします。
なんか、ぐちぐちいっているとますます疲れてきました。
週明けには、新患さんが5人ほど待っているので、何とか順番に回って、担当を決めなければなりません。
スタッフも、毎日遅くまで頑張ってくれているので、皆であと一がんばりして年を越したいと思います。
来年には、あと一人増える予定です。
それまで、頑張るぞー!
病院も、満杯で大変なんでしょうが、在宅はさらに満杯です。
11月の終わりに、一人スタッフが増えて「バンザーイ!これで少しは楽になるぞー」と思いきや、次から次へと患者さんが増えて、「もはやこれまで」状態になってしまいました。
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それも、結構大変な患者さんが多くて、マンパワーが圧倒的に不足しています。
NHKで「さまよえる癌難民」とかいう特集をやっていましたが、確かに地域によっては、受け皿が極端に不足する事があるのだと思いました。
瀬谷区は、5つの訪問看護ステーションがあり、在宅の先生も何人かいらっしゃるので、なんとかなっているようです。
それにしても、終末期の患者さんが増えたのは事実です。
10年前、訪問看護師になりたてのころは、こんなにターミナルの患者さんはいませんでした。まだまだ、在宅緩和ケアが普及していなかったのでしょうね。
どちらかというと、慢性期で片麻痺のかたのリハビリや、ゆっくりと経過する寝たきりの老人などが多かったような気がします。
訪問看護の依頼も、医師から直接来ていたので、すごくシンプルに訪問看護が行われていましたよね。
介護保険が始まってから、なんかすごく複雑怪奇になって、依頼はどちらかと言うとケアマネからくるようになりました。
だから、当初医師から訪問依頼があって、ケアマネに連絡取ると、「え、訪問看護ですか?単位がないんです。じゃあ30分で御願いします」なんて、ちょっと嫌な顔される事もありました。
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今は、双方歩み寄りで結構うまくいくようになりましたが、最初はトラブルも多かったです。
ただ、少ない介護保険の単位のなかで、いろんなサービスをやり繰りするので、単位の高い訪問看護は敬遠されるようになり、したがって、軽症の患者さんや落ち着いている患者さんの訪問依頼はめっきりと減るところとなったわけです。
ただ、最近はまた、よく勉強しているケアマネさんから、服薬管理や病状管理目的で安定期のの患者さんも少しずつ増えているようです。
とはいえ、IVHにポートの刺し換え、バルンに腎ろう、PTCD、胃瘻にストマに気切、果ては人工呼吸器まで、多種多様の医療機器をつけ、緩和ケアの麻薬もどんどん新しいものが作られる状況の中で、スタッフのスキルアップもし、高度医療に対応していかなければならず、常にアンテナを張っているのもしんどかっったりします。
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なんか、ぐちぐちいっているとますます疲れてきました。
週明けには、新患さんが5人ほど待っているので、何とか順番に回って、担当を決めなければなりません。
スタッフも、毎日遅くまで頑張ってくれているので、皆であと一がんばりして年を越したいと思います。
来年には、あと一人増える予定です。
それまで、頑張るぞー!
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