終末期の患者さんが多い以上、リンパ浮腫の患者さんも結構いらっしゃいます。
特に、下肢から始まり、どんどん上に上がってきて、腰回りから背中の方までまるで水風船を敷いているようになることもあります。
歩ける方は、何とかトイレくらいはと頑張りますが、足が思うように上がらず、転倒したり動けなくなったりと、やっかいな問題になります。
それに、浮腫が増強することで神経や血管も圧迫して、血流も悪くなり痛みも伴うようになります。
また、さらに悪化すると浮腫みでパンパンになり、薄くなった皮膚が破れリンパ液が染み出て、潰瘍形成することさえあります。
こうなると、フラット紙おむつで足をくるんでも、どんどん染み出るリンパ液ですぐにおむつがびっしょりになることも・・。
何とかこれは避けたいので、早めに対処したいのですが、利尿剤を使ってもなかなかひかず本当に困ってしまいます。
3年ほど前までは、このリンパ浮腫を改善するリンパドレナージの資格を持っている看護師がいましたが、残念ながら夫の転勤で信州に行ってしまいました。
以前、セラピストの講師も呼んで勉強会もしましたがかなりたっているので、再度お願いしないといけませんね。
とりあえず、ビデオを買ったり本を買ったりしていましたが、これはなかなか難しくて、簡単にできるものじゃありません。
術式によって、リンパ廓清したところが違いますから、廓清したリンパに流すことはできないので、じゃあどこに流すのかとか、病気によっては(心臓病とか)負荷がかかって危険な場合もあり、ちゃんと勉強をしないとリンパドレナージとしてはできないものなんだと思います。
とはいえ、ある程度の範囲でリラグゼーションもかねて行う事は出来ると思いますので、今日はちょっと復習をしてみました。
夕方、暇そうなナースMを相手に、ビデを見ながらの手技確認です。
本当は、裸でやるのがベストみたいですね。
まあ、そうはいかないので衣服上からなので、なんだかうまくいかなですわ・・。
オイルとか、クリームとかをたっぷり塗って滑らすようにごく軽くマッサージをしていくわけですが、なんだかつっかるしぎこちなくて嫌になりました・・。
明日訪問するKさんは、最近下肢にリンパ浮腫が増大傾向で、男性包帯での圧迫の指示が出ましたが、どうせならある程度は流してあげたいじゃありませんか。
本来、リンパ浮腫はセルフマッサージも可能です。
Kさんは、このところ体調がすぐれないので、ほとんどこちらでやってあげることになりますが、出来るだけセルフマッサージの補助の形で行えば安全に行えるかな・・と思っています。
肩の後ろ回し10回から始まり、胸や脇腹、腋下のマッサージ、腹部のマッサージ臀部、鼠蹊部と降りていきますが、ストマがあるし腎瘻もあるしで、この辺は余りできないですね。
大腿からひざ裏、ひざ下から足首、足指まで行って戻ってくるのですが、ビデオを見ていると、交互に仰臥位、腹臥位でやっているんですが、こんなに上向いたり下向いたりできないでしょうね、実際。
まあ、なでる程度のことしかできないと思いますが、それでも体にそっとタッチするだけでも癒しの効果はあると思いますので、やってみます。
また、弾性包帯は気持ちよかったとと言っていたそうですが、歩いたり動いたりでだんだんずれ落ちちゃうのを何とかしてほしいと言われています。
弾性ストッキングは、とても高価で今の経済状況では手がでません。
使っていない股敷でもあれば、切っちゃってかぶせるのはどうだろうか、などいろいろ考えています。
どなたか、よい方法があったら教えてください。
リンパ浮腫、在宅ではかなり多いのですが、専門のセラピストにみてもらうには、移動が難しい上に施術料がかなり高いので、なかなか専門家にみてもらうのが難しいです。
やはり訪問看護師のスキルとして、持ち合わせていたいものですが、さてなるべく早く次の勉強会を設定したいものです。
あす、Kさんの足が少しでも軽くなってくれればよいのですが・・。
ところで、今日は朝のカンファレンスで嚥下訓練のためにトロミの勉強をしました。
昨日、Kさんのお父さんの摂食訓練のためのカンファレンスに出席したナースSと、サ責Aが伝達講習をしてくれたのです。
これにかんしては、なるほどーと思えることがありましたので、近いうちにご紹介しますね。
明日の夜は、区役所の人たちと医師会役員との懇談会、交流会です。
医師会立のステーションのため私も、常勤スタッフと共に交流会から参加することとなっています。
区役所は、やっと意思の疎通がスムーズになったころに、配置換えや転勤で人が変わっちゃいますから、なかなか継続したプロジェクトが難しいこともあり、一年に一回でもこうして全員と顔を突き合わせるのも、地域の医師会としては、重要な役目となります。
とうことで、今夜は寝ます。
特に、下肢から始まり、どんどん上に上がってきて、腰回りから背中の方までまるで水風船を敷いているようになることもあります。
歩ける方は、何とかトイレくらいはと頑張りますが、足が思うように上がらず、転倒したり動けなくなったりと、やっかいな問題になります。
それに、浮腫が増強することで神経や血管も圧迫して、血流も悪くなり痛みも伴うようになります。
また、さらに悪化すると浮腫みでパンパンになり、薄くなった皮膚が破れリンパ液が染み出て、潰瘍形成することさえあります。
こうなると、フラット紙おむつで足をくるんでも、どんどん染み出るリンパ液ですぐにおむつがびっしょりになることも・・。
何とかこれは避けたいので、早めに対処したいのですが、利尿剤を使ってもなかなかひかず本当に困ってしまいます。
3年ほど前までは、このリンパ浮腫を改善するリンパドレナージの資格を持っている看護師がいましたが、残念ながら夫の転勤で信州に行ってしまいました。
以前、セラピストの講師も呼んで勉強会もしましたがかなりたっているので、再度お願いしないといけませんね。
とりあえず、ビデオを買ったり本を買ったりしていましたが、これはなかなか難しくて、簡単にできるものじゃありません。
術式によって、リンパ廓清したところが違いますから、廓清したリンパに流すことはできないので、じゃあどこに流すのかとか、病気によっては(心臓病とか)負荷がかかって危険な場合もあり、ちゃんと勉強をしないとリンパドレナージとしてはできないものなんだと思います。
とはいえ、ある程度の範囲でリラグゼーションもかねて行う事は出来ると思いますので、今日はちょっと復習をしてみました。
夕方、暇そうなナースMを相手に、ビデを見ながらの手技確認です。
本当は、裸でやるのがベストみたいですね。
まあ、そうはいかないので衣服上からなので、なんだかうまくいかなですわ・・。
オイルとか、クリームとかをたっぷり塗って滑らすようにごく軽くマッサージをしていくわけですが、なんだかつっかるしぎこちなくて嫌になりました・・。
明日訪問するKさんは、最近下肢にリンパ浮腫が増大傾向で、男性包帯での圧迫の指示が出ましたが、どうせならある程度は流してあげたいじゃありませんか。
本来、リンパ浮腫はセルフマッサージも可能です。
Kさんは、このところ体調がすぐれないので、ほとんどこちらでやってあげることになりますが、出来るだけセルフマッサージの補助の形で行えば安全に行えるかな・・と思っています。
肩の後ろ回し10回から始まり、胸や脇腹、腋下のマッサージ、腹部のマッサージ臀部、鼠蹊部と降りていきますが、ストマがあるし腎瘻もあるしで、この辺は余りできないですね。
大腿からひざ裏、ひざ下から足首、足指まで行って戻ってくるのですが、ビデオを見ていると、交互に仰臥位、腹臥位でやっているんですが、こんなに上向いたり下向いたりできないでしょうね、実際。
まあ、なでる程度のことしかできないと思いますが、それでも体にそっとタッチするだけでも癒しの効果はあると思いますので、やってみます。
また、弾性包帯は気持ちよかったとと言っていたそうですが、歩いたり動いたりでだんだんずれ落ちちゃうのを何とかしてほしいと言われています。
弾性ストッキングは、とても高価で今の経済状況では手がでません。
使っていない股敷でもあれば、切っちゃってかぶせるのはどうだろうか、などいろいろ考えています。
どなたか、よい方法があったら教えてください。
リンパ浮腫、在宅ではかなり多いのですが、専門のセラピストにみてもらうには、移動が難しい上に施術料がかなり高いので、なかなか専門家にみてもらうのが難しいです。
やはり訪問看護師のスキルとして、持ち合わせていたいものですが、さてなるべく早く次の勉強会を設定したいものです。
あす、Kさんの足が少しでも軽くなってくれればよいのですが・・。
ところで、今日は朝のカンファレンスで嚥下訓練のためにトロミの勉強をしました。
昨日、Kさんのお父さんの摂食訓練のためのカンファレンスに出席したナースSと、サ責Aが伝達講習をしてくれたのです。
これにかんしては、なるほどーと思えることがありましたので、近いうちにご紹介しますね。
明日の夜は、区役所の人たちと医師会役員との懇談会、交流会です。
医師会立のステーションのため私も、常勤スタッフと共に交流会から参加することとなっています。
区役所は、やっと意思の疎通がスムーズになったころに、配置換えや転勤で人が変わっちゃいますから、なかなか継続したプロジェクトが難しいこともあり、一年に一回でもこうして全員と顔を突き合わせるのも、地域の医師会としては、重要な役目となります。
とうことで、今夜は寝ます。