時々お邪魔しているブログを覗いていたら、昨日あるブログで「風に立つライオン」という歌を聴きました。
そして、気がつけば胸が震え、涙が止まらなくなってしまいました。
さだ まさしの透明な歌声が、アフリカの大地のあふれるエネルギーの中で、しずかに自分を見つめる医師の真摯な思いを語りかけます。(本当のお話を歌にしたそうです)
言葉にならない感動があります。是非お聞きください。
このブログのオーナーさんも、在宅緩和ケアをされているお医者さんです。
ここから聞きに行ってくださいね。光あれ
場所は違っても、同じ思いで患者さんと向き合っていられる。
この世界のどこかで、同じ志を持って在宅での療養を支えようとしている人たちが、まだまだ沢山いるのだと思うと、とても勇気がわいてきます。
そして、それ同じように、私たちを感動させ、勇気を与えてくれる音楽もたくさんあるんですね。
私が知らない世界や、新しい発見、素敵な歌や本・・・
もっともっと、いろんなことを知りたいし、経験したいなと思います。
そして、気がつけば胸が震え、涙が止まらなくなってしまいました。
さだ まさしの透明な歌声が、アフリカの大地のあふれるエネルギーの中で、しずかに自分を見つめる医師の真摯な思いを語りかけます。(本当のお話を歌にしたそうです)
言葉にならない感動があります。是非お聞きください。
このブログのオーナーさんも、在宅緩和ケアをされているお医者さんです。
ここから聞きに行ってくださいね。光あれ
場所は違っても、同じ思いで患者さんと向き合っていられる。
この世界のどこかで、同じ志を持って在宅での療養を支えようとしている人たちが、まだまだ沢山いるのだと思うと、とても勇気がわいてきます。
そして、それ同じように、私たちを感動させ、勇気を与えてくれる音楽もたくさんあるんですね。
私が知らない世界や、新しい発見、素敵な歌や本・・・
もっともっと、いろんなことを知りたいし、経験したいなと思います。
病院から退院する時、これはもう、どう考えても在宅は厳しいと思うことがたまにあります。
それは、病状の問題、医療機器の管理の問題、経済的な問題、なにより介護者の受け入れや、介護力のの問題などによって変わってきます。
どんな重い病状でも、このバランスがよければ、問題なくスムーズに導入ができますが、このバランスが極端に悪い、またはいくつかが欠損していると、かなり難易度が増してくるわけです。
ことに、経済的な問題と、マンパワーの問題は、一サービス事業所ではいかんともできません。
こういう場合は、行政にも入ってもらいます。
病院NSW(医療ソーシャルワーカー)、病棟看護師、医師、ケアマネ、訪問看護師、ヘルパーそして地区の担当ケースワーカーや保健師、さらに地域包括センターなども一斉に首を突き合わせ相談します。
そして、退院準備。
ベットの導入・・とはいえ、なかなかスムーズに入るとは限りません。
狭い、汚い、あまりに不衛生で散乱した室内の場合は、環境を整えることから始まります。
この前は、なんとケースワーカーさんと包括支援の方が、お部屋をきれいに磨いてくれました。
「僕、頑張りました!」と笑顔できっぱり宣言したケースワーカさんに、拍手を送りましたよ。
そして病院とのやり取り。
結局いい加減な退院指導だったりすると、帰ってからが、また大変です。
でも不思議です。
帰宅後の状態がすごく悪くて、家族も介護力がすごく低くて、サービスも思うように入れられなくて、「これはもう、在宅は無理。」と思って入院の方向で再度話し合っていた患者さん。
でも、翌日くらいから意外と落ち着いてきて、1週間後にはなんと、いい笑顔で迎えてくれたりすると、本当にびっくりしてしまいます。
人間って強いですよ。
離解して潰瘍化した創が、消毒もしてなくて、ガーゼもよれてたりしてるのに、周囲から痂皮形成して収縮していたり、あんなに多かった痰がすっかり減って、自力喀出できていたり、熱も平熱に戻っていたり・・・・
IVHも、ちゃんと差し替えができていて、滴下調節もそこそこできている。
すごいな~。頑張ったんですねー。
ここまできたら、なんとかこれからもいけるかもしれないと、感心してしまいましたよ。
そして、あんなにゼロゼロして、しゃべるのも苦しそうだったのに、気管切開の穴をティッシュでふさいで、すごく張りのある普通の声でおしゃべりしてくれて、
もう感動ですよね。
人間は、適応するんですね。どんな状況でも。
今後のことは、どうなるかはわからないけれど、駄目だ駄目だと最初からあきらめないで、とにかくスタートするのも一つの方法だなと、改めて思いました。
それは、病状の問題、医療機器の管理の問題、経済的な問題、なにより介護者の受け入れや、介護力のの問題などによって変わってきます。
どんな重い病状でも、このバランスがよければ、問題なくスムーズに導入ができますが、このバランスが極端に悪い、またはいくつかが欠損していると、かなり難易度が増してくるわけです。
ことに、経済的な問題と、マンパワーの問題は、一サービス事業所ではいかんともできません。
こういう場合は、行政にも入ってもらいます。
病院NSW(医療ソーシャルワーカー)、病棟看護師、医師、ケアマネ、訪問看護師、ヘルパーそして地区の担当ケースワーカーや保健師、さらに地域包括センターなども一斉に首を突き合わせ相談します。
そして、退院準備。
ベットの導入・・とはいえ、なかなかスムーズに入るとは限りません。
狭い、汚い、あまりに不衛生で散乱した室内の場合は、環境を整えることから始まります。
この前は、なんとケースワーカーさんと包括支援の方が、お部屋をきれいに磨いてくれました。
「僕、頑張りました!」と笑顔できっぱり宣言したケースワーカさんに、拍手を送りましたよ。
そして病院とのやり取り。
結局いい加減な退院指導だったりすると、帰ってからが、また大変です。
でも不思議です。
帰宅後の状態がすごく悪くて、家族も介護力がすごく低くて、サービスも思うように入れられなくて、「これはもう、在宅は無理。」と思って入院の方向で再度話し合っていた患者さん。
でも、翌日くらいから意外と落ち着いてきて、1週間後にはなんと、いい笑顔で迎えてくれたりすると、本当にびっくりしてしまいます。
人間って強いですよ。
離解して潰瘍化した創が、消毒もしてなくて、ガーゼもよれてたりしてるのに、周囲から痂皮形成して収縮していたり、あんなに多かった痰がすっかり減って、自力喀出できていたり、熱も平熱に戻っていたり・・・・
IVHも、ちゃんと差し替えができていて、滴下調節もそこそこできている。
すごいな~。頑張ったんですねー。
ここまできたら、なんとかこれからもいけるかもしれないと、感心してしまいましたよ。
そして、あんなにゼロゼロして、しゃべるのも苦しそうだったのに、気管切開の穴をティッシュでふさいで、すごく張りのある普通の声でおしゃべりしてくれて、
もう感動ですよね。
人間は、適応するんですね。どんな状況でも。
今後のことは、どうなるかはわからないけれど、駄目だ駄目だと最初からあきらめないで、とにかくスタートするのも一つの方法だなと、改めて思いました。
収穫した隼人ウリを、職場にもって行きました。
でも、みんな使い方がよくわからないといいます。
最近入ったスタッフは、みんな初めて見たと言っていました。
で、午前中たまたま時間があったので、賄いを作ってみました。
隼人ウリは、皮が硬いのでまず皮をむきます。
ピューラーを使ってむきますが、そのままむくと手がべたべたになりますので、流水の下でむくか、水の中でむくとベタベタキシキシしません。
そのままむた時の不快感は、発泡スチロールをこすり合わせた時の不快感にちょっと似ています。
しわのところは、包丁でV字にカットしていきます。
これは、浅漬け 市販の浅漬けの素で十分です。
今日は、粉末の昆布浅漬けの素を使いました。
ステーションでの料理は、いかに短時間に最小の調味料を使って、たくさん作るかがポイントです。
半分に切ると種を取って、イチョウ切りにして、ジプロックにぶち込みます。
そこに、浅漬けの素を入れて、軽くもんでほっときます。
ほかの料理が全部できて、食べる直前に軽く水を絞って持ってください。
パリパリの食感が、たまらなくあとを引きます。
次に、お肉(なんでもいいですが今日は牛肉10%Offのため)適当にざく切りにした隼人ウリとニンジンを油で炒め、だし汁、砂糖で柔らかくなるまで煮て、火が通ったら醤油も入れて煮詰めていきます。
要するに、肉じゃがと思って作ってみてください。
隼人君が、たっぷり汁を吸って、トローリ軟らかくおいしいですよ。
これは、クックdoの、合わせ調味料で調理しました。
XOジャン炒め。干しエビの香りが香ばしい。
隼人ウリ、ニンジン、シメジをよく炒めて、XOジャン炒めの素を入れれば即出来上がり。固くもなく、やわらかすぎず、炒めものもすごく相性がいいです。
肉と特に相性がいいですが、冬瓜のように、スープにしたりカニ肉あんかけなんかもおいしいです。
アツアツをどうぞ。
家にいるときは、バラ肉と煮込んだり、豆板醤で炒めたりもします。
もちろん大好評で、スタッフがきれいに食べてくれました。
みんなそれぞれ、持って帰って挑戦すると言っていました。
たまに、まかないのおばさんをやると、気分転換になってすっきします。
でも、みんな使い方がよくわからないといいます。
最近入ったスタッフは、みんな初めて見たと言っていました。
で、午前中たまたま時間があったので、賄いを作ってみました。
隼人ウリは、皮が硬いのでまず皮をむきます。
ピューラーを使ってむきますが、そのままむくと手がべたべたになりますので、流水の下でむくか、水の中でむくとベタベタキシキシしません。
そのままむた時の不快感は、発泡スチロールをこすり合わせた時の不快感にちょっと似ています。
しわのところは、包丁でV字にカットしていきます。
これは、浅漬け 市販の浅漬けの素で十分です。
今日は、粉末の昆布浅漬けの素を使いました。
ステーションでの料理は、いかに短時間に最小の調味料を使って、たくさん作るかがポイントです。
半分に切ると種を取って、イチョウ切りにして、ジプロックにぶち込みます。
そこに、浅漬けの素を入れて、軽くもんでほっときます。
ほかの料理が全部できて、食べる直前に軽く水を絞って持ってください。
パリパリの食感が、たまらなくあとを引きます。
次に、お肉(なんでもいいですが今日は牛肉10%Offのため)適当にざく切りにした隼人ウリとニンジンを油で炒め、だし汁、砂糖で柔らかくなるまで煮て、火が通ったら醤油も入れて煮詰めていきます。
要するに、肉じゃがと思って作ってみてください。
隼人君が、たっぷり汁を吸って、トローリ軟らかくおいしいですよ。
これは、クックdoの、合わせ調味料で調理しました。
XOジャン炒め。干しエビの香りが香ばしい。
隼人ウリ、ニンジン、シメジをよく炒めて、XOジャン炒めの素を入れれば即出来上がり。固くもなく、やわらかすぎず、炒めものもすごく相性がいいです。
肉と特に相性がいいですが、冬瓜のように、スープにしたりカニ肉あんかけなんかもおいしいです。
アツアツをどうぞ。
家にいるときは、バラ肉と煮込んだり、豆板醤で炒めたりもします。
もちろん大好評で、スタッフがきれいに食べてくれました。
みんなそれぞれ、持って帰って挑戦すると言っていました。
たまに、まかないのおばさんをやると、気分転換になってすっきします。
昨日のことです。スタッフご意見番のK姉さんに1本の電話が。
電話の相手は、8月に亡くなった方が最後にご利用になった、有料老人ホームのショートステイの担当の方でした。
耳をすませば、なにやら込み入った話のよう。
8月のある日、いつも一生懸命なケアマネAさんから電話がありました。
「認知症の90代の女性が、急に何も食べなくなって、衰弱してきています。いろいろ食べさせようとしたのだけれど、固く口を閉ざして食べようとしないんです。」とのこと。
すぐに訪問すると、横になっていたものの、すぐに起き上がって椅子に座ることができています。トイレも自分で行けるみたいです。
質問には、曖昧に答えるだけですが、笑顔もあります。
でも、やっぱり食べないんです。口に手でばってんをして・・・
看護師も入って、ご家族やケアマネとなんとか栄養を取らせようとしましたが、たまにちょこっと口にするだけで、飲み込むことも難しいようでした。
入院の選択肢もありました。
でもいろいろ話した結果90も過ぎた今、病院で認知があることで抑制されて、点滴や胃管チューブを入れられたり、胃瘻を入れられることを考えると、このまま家で出来るだけのことをして、この家から自然にまかせて見送ろうということになりました。
息子さん夫婦も、それは献身的に介護されていました。
お嫁さんは、毎日お義母さんをお風呂にに入れました。
そして、徐々に体力も低下して、自然にうとうとすることが多くなりましたが、表情はいつも穏やかで、苦痛はほとんどないようでした。
点滴も一度はしましたが、すぐに動いていしまい漏れたりして、本人も嫌がりましたのでやめました。
ある日、いつもよく介護されている御夫婦が、商売上どうしても必要な外出があるという相談を受けました。
ケアマネさんも、なんとかそれを実現させようと、この状態で1泊のショートを受けてくれる施設を探しました。
私たちも、それを応援しました。
病状は、かなり進行しており、万が一のことも考えましたが、この用事だけはどうしても行かせてほしいという、ご家族の思いをかなえようと思いました。
そして、ある有料老人ホームが1泊を了解してくれたのです。
食事は、もう食べられる状態ではなかったので、無理に口に入れることはかえって危険です。
どうか見守って下さいとお願いしました。
施設の方も、緊張のなか、こちらの意を汲んでくださいました。
しかし・・・
不運なことに、翌日の昼過ぎにその方は、亡くなられてしまったのです。
息子さん夫婦も、その覚悟もされていたので納得され、逆に感謝されて終了となりました。
全部の施設がそうなのかわかりませんが、そこでは施設入所中にご利用者様が亡くなると、事故報告書を提出するのだそうです。
でも、何で事故報告書?自然死です。
でも、なぜかそういう決まりになっているそうです。
そうしたら、県庁からどういうことなのか?
と、説明を求める連絡が入ったそうです。
その会話の中で、「食べないと死ぬのが分かっていて、食べさせないのは怠慢ではないのか?それでは餓死させたことになるんじゃないか?」
と言うような事を言われたそうです。
!!!!
「餓死させた?」
冗談じゃありませんよね。
結局、経過をしっている訪問看護の記録を提出できないかという問い合わせでした。
しかし・・・本当に怒りますよ。
こんな事だから、終末期の患者さんを引き受けてくれる施設がなくなるんですよ。
家族や、かかわるものの気持ちを汲んで、たまたま施設で亡くなっただけです。
それでこんな疑いをかけられるのですか?
本当に、どこのお馬鹿がこんな事を言うのか?
食べたれないのに、無理に口に入れれば窒息しますよ。
人の死が、どういう経過をとってゆくのか、どんな死が一番穏やかなのかも知らないで、そんな部署の担当をしないでほしい。
施設の担当者は、今度資料を持って説明の為にわざわざ県庁に行くそうです。
K姉さんは、記録を出すわけにはいかないので、丁寧に経過をとご家族の思いをレポートにして、渡す準備をしていました。
何か不審な点があれば、いつでも私が説明しますから、と施設の担当さんに伝えてもらいました。
病院は在院日数を減らすことに躍起になっていますし、本当に施設が必要な方も増えています。
国は、もっと根本的に現実を見て、考えてほしいと思います。
机に座って、勝手な想像で考えるのじゃなくて、現場を見て聴いて、自分の足を使って、そして考えてほしいものだとおもいました。
やっぱり、怒ってもいいですよね?
電話の相手は、8月に亡くなった方が最後にご利用になった、有料老人ホームのショートステイの担当の方でした。
耳をすませば、なにやら込み入った話のよう。
8月のある日、いつも一生懸命なケアマネAさんから電話がありました。
「認知症の90代の女性が、急に何も食べなくなって、衰弱してきています。いろいろ食べさせようとしたのだけれど、固く口を閉ざして食べようとしないんです。」とのこと。
すぐに訪問すると、横になっていたものの、すぐに起き上がって椅子に座ることができています。トイレも自分で行けるみたいです。
質問には、曖昧に答えるだけですが、笑顔もあります。
でも、やっぱり食べないんです。口に手でばってんをして・・・
看護師も入って、ご家族やケアマネとなんとか栄養を取らせようとしましたが、たまにちょこっと口にするだけで、飲み込むことも難しいようでした。
入院の選択肢もありました。
でもいろいろ話した結果90も過ぎた今、病院で認知があることで抑制されて、点滴や胃管チューブを入れられたり、胃瘻を入れられることを考えると、このまま家で出来るだけのことをして、この家から自然にまかせて見送ろうということになりました。
息子さん夫婦も、それは献身的に介護されていました。
お嫁さんは、毎日お義母さんをお風呂にに入れました。
そして、徐々に体力も低下して、自然にうとうとすることが多くなりましたが、表情はいつも穏やかで、苦痛はほとんどないようでした。
点滴も一度はしましたが、すぐに動いていしまい漏れたりして、本人も嫌がりましたのでやめました。
ある日、いつもよく介護されている御夫婦が、商売上どうしても必要な外出があるという相談を受けました。
ケアマネさんも、なんとかそれを実現させようと、この状態で1泊のショートを受けてくれる施設を探しました。
私たちも、それを応援しました。
病状は、かなり進行しており、万が一のことも考えましたが、この用事だけはどうしても行かせてほしいという、ご家族の思いをかなえようと思いました。
そして、ある有料老人ホームが1泊を了解してくれたのです。
食事は、もう食べられる状態ではなかったので、無理に口に入れることはかえって危険です。
どうか見守って下さいとお願いしました。
施設の方も、緊張のなか、こちらの意を汲んでくださいました。
しかし・・・
不運なことに、翌日の昼過ぎにその方は、亡くなられてしまったのです。
息子さん夫婦も、その覚悟もされていたので納得され、逆に感謝されて終了となりました。
全部の施設がそうなのかわかりませんが、そこでは施設入所中にご利用者様が亡くなると、事故報告書を提出するのだそうです。
でも、何で事故報告書?自然死です。
でも、なぜかそういう決まりになっているそうです。
そうしたら、県庁からどういうことなのか?
と、説明を求める連絡が入ったそうです。
その会話の中で、「食べないと死ぬのが分かっていて、食べさせないのは怠慢ではないのか?それでは餓死させたことになるんじゃないか?」
と言うような事を言われたそうです。
!!!!
「餓死させた?」
冗談じゃありませんよね。
結局、経過をしっている訪問看護の記録を提出できないかという問い合わせでした。
しかし・・・本当に怒りますよ。
こんな事だから、終末期の患者さんを引き受けてくれる施設がなくなるんですよ。
家族や、かかわるものの気持ちを汲んで、たまたま施設で亡くなっただけです。
それでこんな疑いをかけられるのですか?
本当に、どこのお馬鹿がこんな事を言うのか?
食べたれないのに、無理に口に入れれば窒息しますよ。
人の死が、どういう経過をとってゆくのか、どんな死が一番穏やかなのかも知らないで、そんな部署の担当をしないでほしい。
施設の担当者は、今度資料を持って説明の為にわざわざ県庁に行くそうです。
K姉さんは、記録を出すわけにはいかないので、丁寧に経過をとご家族の思いをレポートにして、渡す準備をしていました。
何か不審な点があれば、いつでも私が説明しますから、と施設の担当さんに伝えてもらいました。
病院は在院日数を減らすことに躍起になっていますし、本当に施設が必要な方も増えています。
国は、もっと根本的に現実を見て、考えてほしいと思います。
机に座って、勝手な想像で考えるのじゃなくて、現場を見て聴いて、自分の足を使って、そして考えてほしいものだとおもいました。
やっぱり、怒ってもいいですよね?
昨日は、午後から看護協会主催の「横浜市災害時研修」に行ってきました。
横浜市の防災対策の話のあと、慶応義塾大学の助教授 吉川 肇子先生の講義が、大規模災害の実際を想定した取り組みとして、とても興味深かったです。
先生を含む専門家がつくった「クロスロード」を実際に体験してきました。
「クロスロード」とは、阪神淡路大震災の時の実話をもとに、「自分が岐路に立たされたとき、どう動くか。」を5人グループでカードゲーム方式で判断するものです。
災害時のいろんなバージョンがあるようですが、誰かがカードの内容を読み上げ、その答えを直観的に「YES」か「NO」のカードでこたえます。
それにより、ミニ座布団をもらえます。(細かいルールは省きます)
たとえば、
あなたは・・・食料担当の職員です。
被災から数時間。避難所には3000人が避難しているとのそ確かな情報が得られた。現時点で確保できる食料は2000食。以降の見通しは、今のところなし。
まず2000食を配る?
配る人はYES or 配らない人はNO
こんな感じです。
私は、NO にしました。
3対2で、私のグループはYESでした。
私は、先の見通しがないということで、まずは体力ありそうな人は、ちょっと我慢してもらって、子供や弱っている人にある程度渡して、日持ちのするのもは少し取っておくべきだと考えました。
逆に、あるのに出さないのは問題だと答える人もいました。
このゲームには、答えはありません。
ただ、まったく被災経験のない人は、ほとんどの方が「YES」で、阪神淡路などの被災経験のある職員は「NO」だそうです。
それも、全部配らないのだそうです。
実際の現場では、2回並ぶ人や、もらえなくて不公平だと騒ぐ人などがいて、収集つかない状態になるので、数が揃うまでは配らないのだそうです。
他にも、市役所職員のケースで、家が半壊しましたが、家族は無事。
でも不安そう。その家族を置いて、歩いて2~3時間かかる職場に出勤するか。
とか、
救護班の救護員が、重症患者を移送中、マスコミのフラッシュが容赦なく炊かれて腹にすえかねました。それをやめさせるか?
みたいな問題が、次々と出てきます。
どれも、一瞬答えに窮するものばかり・・・・
でも実際に、こういうことが現場では起り、その選択一つで人生が変わったしまう人もいるのです。
たとえば、家族の無事を確認してから、家にいてほしいという家族を置いて、仕事に出向き、そのことが原因で家族間に亀裂が走り離婚した人もいたのだそうです。
また、当時の看護師市長さんのインタビューでは「そんなにカメラを取るひまがあるなら、手伝ってください!」といったものの、今になって思えば、そのような現実があったことを記録に残し、後世に伝える義務があるし、それがなければ正しいイメージを伝えられなかったのではないか。役割分担がある。
といったこともあり、いろんな捉えかたがあるのだということがわかります。
こういう現場では、賛成が多いからいいとは限らない、少数意見もきちんと聞いて判断する必要があることがわかります。
もし、この「クロスロード」見かけることがありましたら、ぜひトライしてみてください。
結構「目から鱗」です。
ところで、ボランティアって一人につき700円のボランティア保険に入らないといけないということを知っていますか?
私は知りませんでした。災害時医療救護隊看護職に登録しているのに・・・
この700円を自治体が払うのか、ボランティア本人が払うのかで、結構もめるそうです。
700円と言っても、何千人もボランティアはやってきますので。
ちなみに、横浜市は払ってくれるようです。
実は私は、阪神淡路大震災の時は大阪の吹田市にいました。
私の住むマンションも亀裂が入ったり、一時停電断水ににもなりました。
開き戸のものも全部飛び出ました。
子供も小さく、実家の母がまだ元気で、遊びに来ていましたが、実家の弟夫婦が連絡とれなくなって、かなり青くなったようでした。
震源地からだいぶ離れていたものの、本当に怖い思いをしました。
皆様、備えあれば憂いなし。
大震災では、物は横にすっ飛びます。
固定に十分配慮して、安全に暮らせる努力をして下さいね。
横浜市の防災対策の話のあと、慶応義塾大学の助教授 吉川 肇子先生の講義が、大規模災害の実際を想定した取り組みとして、とても興味深かったです。
先生を含む専門家がつくった「クロスロード」を実際に体験してきました。
「クロスロード」とは、阪神淡路大震災の時の実話をもとに、「自分が岐路に立たされたとき、どう動くか。」を5人グループでカードゲーム方式で判断するものです。
災害時のいろんなバージョンがあるようですが、誰かがカードの内容を読み上げ、その答えを直観的に「YES」か「NO」のカードでこたえます。
それにより、ミニ座布団をもらえます。(細かいルールは省きます)
たとえば、
あなたは・・・食料担当の職員です。
被災から数時間。避難所には3000人が避難しているとのそ確かな情報が得られた。現時点で確保できる食料は2000食。以降の見通しは、今のところなし。
まず2000食を配る?
配る人はYES or 配らない人はNO
こんな感じです。
私は、NO にしました。
3対2で、私のグループはYESでした。
私は、先の見通しがないということで、まずは体力ありそうな人は、ちょっと我慢してもらって、子供や弱っている人にある程度渡して、日持ちのするのもは少し取っておくべきだと考えました。
逆に、あるのに出さないのは問題だと答える人もいました。
このゲームには、答えはありません。
ただ、まったく被災経験のない人は、ほとんどの方が「YES」で、阪神淡路などの被災経験のある職員は「NO」だそうです。
それも、全部配らないのだそうです。
実際の現場では、2回並ぶ人や、もらえなくて不公平だと騒ぐ人などがいて、収集つかない状態になるので、数が揃うまでは配らないのだそうです。
他にも、市役所職員のケースで、家が半壊しましたが、家族は無事。
でも不安そう。その家族を置いて、歩いて2~3時間かかる職場に出勤するか。
とか、
救護班の救護員が、重症患者を移送中、マスコミのフラッシュが容赦なく炊かれて腹にすえかねました。それをやめさせるか?
みたいな問題が、次々と出てきます。
どれも、一瞬答えに窮するものばかり・・・・
でも実際に、こういうことが現場では起り、その選択一つで人生が変わったしまう人もいるのです。
たとえば、家族の無事を確認してから、家にいてほしいという家族を置いて、仕事に出向き、そのことが原因で家族間に亀裂が走り離婚した人もいたのだそうです。
また、当時の看護師市長さんのインタビューでは「そんなにカメラを取るひまがあるなら、手伝ってください!」といったものの、今になって思えば、そのような現実があったことを記録に残し、後世に伝える義務があるし、それがなければ正しいイメージを伝えられなかったのではないか。役割分担がある。
といったこともあり、いろんな捉えかたがあるのだということがわかります。
こういう現場では、賛成が多いからいいとは限らない、少数意見もきちんと聞いて判断する必要があることがわかります。
もし、この「クロスロード」見かけることがありましたら、ぜひトライしてみてください。
結構「目から鱗」です。
ところで、ボランティアって一人につき700円のボランティア保険に入らないといけないということを知っていますか?
私は知りませんでした。災害時医療救護隊看護職に登録しているのに・・・
この700円を自治体が払うのか、ボランティア本人が払うのかで、結構もめるそうです。
700円と言っても、何千人もボランティアはやってきますので。
ちなみに、横浜市は払ってくれるようです。
実は私は、阪神淡路大震災の時は大阪の吹田市にいました。
私の住むマンションも亀裂が入ったり、一時停電断水ににもなりました。
開き戸のものも全部飛び出ました。
子供も小さく、実家の母がまだ元気で、遊びに来ていましたが、実家の弟夫婦が連絡とれなくなって、かなり青くなったようでした。
震源地からだいぶ離れていたものの、本当に怖い思いをしました。
皆様、備えあれば憂いなし。
大震災では、物は横にすっ飛びます。
固定に十分配慮して、安全に暮らせる努力をして下さいね。
なんだかんだで、仕事がどんどんたまっていきます。
このところ、ステーションにいる時間が、どんどん少なくなっています。
訪問自体は、ほとんどスタッフにお願いしているので、私は新患さんの初回訪問と、数人の定期訪問しかありませんが、会議やら、研修やら、退院前訪問やら、カンファレンスやらで、落ち着いて仕事ができません・・・
合間には緊急訪問や、やたらかかってくる電話での対応、さらに突撃訪問まで。
そして、気がつくと私のデスクの上は、私への伝言を書いたメモ書きが、のれんのように張り付けられ、目を通す書類が積み上げられ、折り返し電話しなくてはいけない相手が数人待っているのです。
だいたい私は、整理整頓が得意ではないので、大事な書類が混ざってしまったら大変です。
で、事務のお二人にも、結構迷惑かけています。
何かがなくなると、まず私が疑われるのもしょうがないかな・・・
居宅の書類が一番ストレスです。
やっぱり私は、ケアマネ向かないな~と思います。
今は、専任のケアマネが仕事を絞っているので、私がその分のフォローもしているので、結構しんどい。
パ-トのケアマネさん募集中です。
今日は一日あっちこっちに移動していたので、頭の中も収集つかないので、とりとめない文になっちゃいましたが、1週間始まったばかりなので、頑張らないとね。
明日は、きっと台風一過で秋晴れですね!
このところ、ステーションにいる時間が、どんどん少なくなっています。
訪問自体は、ほとんどスタッフにお願いしているので、私は新患さんの初回訪問と、数人の定期訪問しかありませんが、会議やら、研修やら、退院前訪問やら、カンファレンスやらで、落ち着いて仕事ができません・・・
合間には緊急訪問や、やたらかかってくる電話での対応、さらに突撃訪問まで。
そして、気がつくと私のデスクの上は、私への伝言を書いたメモ書きが、のれんのように張り付けられ、目を通す書類が積み上げられ、折り返し電話しなくてはいけない相手が数人待っているのです。
だいたい私は、整理整頓が得意ではないので、大事な書類が混ざってしまったら大変です。
で、事務のお二人にも、結構迷惑かけています。
何かがなくなると、まず私が疑われるのもしょうがないかな・・・
居宅の書類が一番ストレスです。
やっぱり私は、ケアマネ向かないな~と思います。
今は、専任のケアマネが仕事を絞っているので、私がその分のフォローもしているので、結構しんどい。
パ-トのケアマネさん募集中です。
今日は一日あっちこっちに移動していたので、頭の中も収集つかないので、とりとめない文になっちゃいましたが、1週間始まったばかりなので、頑張らないとね。
明日は、きっと台風一過で秋晴れですね!
なんだか、今年は早く秋がやってきたみたいに感じます。
朝、晩はめっきり秋を通り越して、冬が近いことを感じさせます。
隼人瓜は、今年豊作と思いきや、台風で一株が枯れ、2階のベランダに這ってきた株だけが、そこそこ実をつけました。
でも、例年なら屋根を半分覆うほど広がる葉が、今年は3分の一ほどしか広がっていません。
それでも、今朝小雨の中、夫が収穫してきました。
結構大きくなっています。
全部で50個くらいかな・・・
去年は100個くらいあったのですが。
煮ても、炒めても、漬物でも美味しく頂けます。
今年はまだ、料理していませんが・・・
いつも、楽しみに待っていてくれる知り合いに、ちょっとずつ配ります。
夏ミカンも、だいぶ大きくなってきました。
まだ、真っ青です。 来年、またマーマレードを作ります。
話はかわりますが、今日瀬谷区のはずれに出来た、食品の卸売りスーパーへ行ってきました。
たまたま、つてがあって覗く事が出来たのですが、本当は会員制で飲食店などの営業許可証ががないと、登録できないスーパーです。
出来る前は、ドイツの会社と言うことで、コストコみたいなスーパーかと思っていたのですが、全然違いました。
食品の卸売スーパーって、最近はやってますが、こんなに会員になるのがうるさいと、逆に儲からないんじゃないかと思ってしまいます。
なんだかガラすきだし、買い物客もたいして買ってないみたいでした。
正直素人の私的には、南部市場経由コストコでお買い物のほうが楽しいかも・・・
瀬谷区は、実は安売り激戦区なんです。
だから、もともと物価がすごく安い。
瀬谷駅のマルエツは、前の生鮮市場と競争しているし、ちょっと奥に入るとワンピースというスーパーがあります。
そして、OKストアが二つ。そのうち一つは西友の隣で競争中。
安売り八百屋もいくつかあります。
ちょっと足を伸ばして、つきみ野まで行けばつきみ野ツルカメで、ハイグレードなお魚、お肉がかなり安く手に入ります。その前には食品卸の昭栄も・・・
でも、プロにはプロの目線があるので、これでいいんでしょうが・・・。
それでも一応なんやかやとお買い物をしてきました。
しばらくは、お弁当のおかずに苦労せずにすむかもしれません。
朝、晩はめっきり秋を通り越して、冬が近いことを感じさせます。
隼人瓜は、今年豊作と思いきや、台風で一株が枯れ、2階のベランダに這ってきた株だけが、そこそこ実をつけました。
でも、例年なら屋根を半分覆うほど広がる葉が、今年は3分の一ほどしか広がっていません。
それでも、今朝小雨の中、夫が収穫してきました。
結構大きくなっています。
全部で50個くらいかな・・・
去年は100個くらいあったのですが。
煮ても、炒めても、漬物でも美味しく頂けます。
今年はまだ、料理していませんが・・・
いつも、楽しみに待っていてくれる知り合いに、ちょっとずつ配ります。
夏ミカンも、だいぶ大きくなってきました。
まだ、真っ青です。 来年、またマーマレードを作ります。
話はかわりますが、今日瀬谷区のはずれに出来た、食品の卸売りスーパーへ行ってきました。
たまたま、つてがあって覗く事が出来たのですが、本当は会員制で飲食店などの営業許可証ががないと、登録できないスーパーです。
出来る前は、ドイツの会社と言うことで、コストコみたいなスーパーかと思っていたのですが、全然違いました。
食品の卸売スーパーって、最近はやってますが、こんなに会員になるのがうるさいと、逆に儲からないんじゃないかと思ってしまいます。
なんだかガラすきだし、買い物客もたいして買ってないみたいでした。
正直素人の私的には、南部市場経由コストコでお買い物のほうが楽しいかも・・・
瀬谷区は、実は安売り激戦区なんです。
だから、もともと物価がすごく安い。
瀬谷駅のマルエツは、前の生鮮市場と競争しているし、ちょっと奥に入るとワンピースというスーパーがあります。
そして、OKストアが二つ。そのうち一つは西友の隣で競争中。
安売り八百屋もいくつかあります。
ちょっと足を伸ばして、つきみ野まで行けばつきみ野ツルカメで、ハイグレードなお魚、お肉がかなり安く手に入ります。その前には食品卸の昭栄も・・・
でも、プロにはプロの目線があるので、これでいいんでしょうが・・・。
それでも一応なんやかやとお買い物をしてきました。
しばらくは、お弁当のおかずに苦労せずにすむかもしれません。
よく、訪問中にお年寄りの患者さんが歌を歌ってくれます。
演歌だったり、小学唱歌だったり、詩吟を唸ってくれた患者さんもいました。
以前にも書きましたが機嫌がいいと、こんな歌を歌ってくれるおばあちゃんがいます。
何が何だか わっからないのよ~
日暮れになるとー 涙が出るのよ~
ねぇ ねぇ
愛してちょうだいよ~
ねぇ ねぇ
愛してちょうだいよ~
かわいらしい高い声で、とてもご機嫌に歌ってくれるのですが、この歌詞を聞いた時、けっこうしびれました。
なんだか、切ないような、レトロな雰囲気。
竹下 夢二の絵に出てくるよな、ちょっと細めの気流しの女性が、2階の窓から夕焼け眺めて、ぽろっと涙をこぼすようなイメージが・・・
「そんな感じだよね~」と、担当のナースSもうっとり想像の世界へ・・・
かなり認知の進んだおばあちゃまですが、みんなが来てくれて嬉しくなると、この歌だけを繰り返し歌ってくれます。
他の歌は、どうも覚えていないようです。
よっぽど思い出があるうたなのでしょうか?
でも、いったい誰が歌っていたのかな??
どうやら、はやり歌なのだとおもぅのですが・・・
そう思っていたら、先日別の患者さんと、処置をしながらおしゃべりしたり、歌を歌ったりしていたら、その人が「何が~何やら~わっからないのよ~」と歌いだしました。
その方は、認知もなくまだ60代後半の方なので、「え?!その歌誰の歌??」
と聞くと、「エノケンだよ!知らないの?」って。
エー!!エノケンって、その昔私が生まれる前、一世を風靡したコメディアンのオジサンですよね・・・猿みたいな・・・
なんかイメージが・・・・
でもでも、いいんです。
あのおばあちゃんが歌えば、竹下 夢二になるんです。
訪問看護って、こんな楽しみ方もあるんですよ~。
訪問看護に興味のある、看護師さん。
一緒に働きませんか~??
演歌だったり、小学唱歌だったり、詩吟を唸ってくれた患者さんもいました。
以前にも書きましたが機嫌がいいと、こんな歌を歌ってくれるおばあちゃんがいます。
何が何だか わっからないのよ~
日暮れになるとー 涙が出るのよ~
ねぇ ねぇ
愛してちょうだいよ~
ねぇ ねぇ
愛してちょうだいよ~
かわいらしい高い声で、とてもご機嫌に歌ってくれるのですが、この歌詞を聞いた時、けっこうしびれました。
なんだか、切ないような、レトロな雰囲気。
竹下 夢二の絵に出てくるよな、ちょっと細めの気流しの女性が、2階の窓から夕焼け眺めて、ぽろっと涙をこぼすようなイメージが・・・
「そんな感じだよね~」と、担当のナースSもうっとり想像の世界へ・・・
かなり認知の進んだおばあちゃまですが、みんなが来てくれて嬉しくなると、この歌だけを繰り返し歌ってくれます。
他の歌は、どうも覚えていないようです。
よっぽど思い出があるうたなのでしょうか?
でも、いったい誰が歌っていたのかな??
どうやら、はやり歌なのだとおもぅのですが・・・
そう思っていたら、先日別の患者さんと、処置をしながらおしゃべりしたり、歌を歌ったりしていたら、その人が「何が~何やら~わっからないのよ~」と歌いだしました。
その方は、認知もなくまだ60代後半の方なので、「え?!その歌誰の歌??」
と聞くと、「エノケンだよ!知らないの?」って。
エー!!エノケンって、その昔私が生まれる前、一世を風靡したコメディアンのオジサンですよね・・・猿みたいな・・・
なんかイメージが・・・・
でもでも、いいんです。
あのおばあちゃんが歌えば、竹下 夢二になるんです。
訪問看護って、こんな楽しみ方もあるんですよ~。
訪問看護に興味のある、看護師さん。
一緒に働きませんか~??
気管切開の患者さんなど、吸引が必要な場合、在宅ではご家族、もしくはご本人が行います。
もちろん看護師もしますが、訪問時しかできないわけで、ご家族、ご本人がやらざるをえません。
で、在宅での吸引と病院での吸引では、やはりちょっと違ってきます。
まず病院では、吸引チューブは一回ずつ使い捨てにします。
が、在宅ではそんな勿体ないことはできません。
病院が負担してくれるのは、入院中だけです。
(お金持ちで、自費で買える方は、何本使ってもよいのですが・・・)
在宅は、1日1本です。(口と鼻が必要なら、それぞれ1本)
そのため、消毒薬(ミルトンなど)を入れた蓋つきコップと、水を入れた蓋つきコップを用意してもらい、さらにアルコール綿も用意します。
吸引したチューブは、外側に付着した痰をアルコール綿でさっと拭き取り、水を少し吸引して、チューブの中の痰を吸い取ります。
そして、ミルトンの中で消毒します。
(まとめて何本かずつ使って、まとめて消毒でもいいんですが・・)
そして、もう一つは手技の問題です。
医療事故などの事例もあってか、看護協会より数年前吸引のマニュアルの中で、手技の改善を指示されました。
以前は吸引する時、効き手で吸引チューブの先を持って、反対の手はチューブの根元を、親指で折り曲げていました。
そして、気管にチューブの先端を入れてから親指を離すと、そこで初めてずるずると吸引が始まるわけです。
でも、この親指をパッと離すことで、急激に陰圧がかかり気管内の粘膜が損傷する恐れがあるということで、現在は親指で折り曲げることなく、吸引をします。
ところが、病院によっては、まだまだ根元を折り曲げて指導するところが多いようです。
今日も、入院中吸引指導を受けてきた患者さんの、吸引手技を見ていたら、自分の親指でチューブの根元を折り曲げていました。
しかも、自分の気管孔にチューブの先端を入れるのに一生懸命で、かなり入ってごほごほと反射が起こっているのに、親指をなかなか離すことができず、やっと離して吸引が始まり、抜いた時にすぐに呼吸が戻らず、チアノーゼが出る状態でした。
これはまずいでしょう・・
御高齢で、体力も弱っているので、両方に意識を向けるのは難しく、また吸引時間の延長にもなるので、親指で根元を押ええるのは、やめてもらいました。
意外と在宅で常識の事が、病院では浸透していないことも多いんです。
スクイージングもその一つです。
排痰をして、呼吸の補助を行う手技なのですが、昔はタッピングと言う方法をよく行っていました。
タッピングと言うのは、手のひらをカップのようにして、痰の貯留している患者さんの胸をパコパコ叩きながら、排痰を促す方法でした。
昔は、よく病棟にこの音が響き渡っていました。
でも、今はしません。
胸を叩くことで不整脈を誘発したり、逆に排痰を阻害すると言われています。
で、スクイージングをします。
静かに、呼吸筋の動きに合わせて、ゆっくり胸を押していきます。
痰が絡んでいるときは、スプリンギングと言って、押した最後にパっと手を離して陰圧かけたりもします。
スクイージングは、実際やってもらうと、私達でも気持ちがいいものです。
(呼吸療法の第一人者 宮川哲夫先生に実際に押してもらった時は感動しました。
本当に神の手って感じでした。)
数年前、私の母が亡くなる前呼吸器では、わりと有名な病院に入院中の母が、ケアの時にパコパコタッピングをされていて、びっくりしたことがあります。
母は、心不全もあったので、やめてほしいと思いつつ、言えずに見ていた私もばかですが。。。
そんな事もあって、病院のやり方と食い違い、在宅介護が始まる時に、混乱のもとになってしまうことも時にあります。
でもまあ、それぞれのスタンスで、患者さんに一番負担のない形でセッティングしてあげたいなと、思っています。
もちろん看護師もしますが、訪問時しかできないわけで、ご家族、ご本人がやらざるをえません。
で、在宅での吸引と病院での吸引では、やはりちょっと違ってきます。
まず病院では、吸引チューブは一回ずつ使い捨てにします。
が、在宅ではそんな勿体ないことはできません。
病院が負担してくれるのは、入院中だけです。
(お金持ちで、自費で買える方は、何本使ってもよいのですが・・・)
在宅は、1日1本です。(口と鼻が必要なら、それぞれ1本)
そのため、消毒薬(ミルトンなど)を入れた蓋つきコップと、水を入れた蓋つきコップを用意してもらい、さらにアルコール綿も用意します。
吸引したチューブは、外側に付着した痰をアルコール綿でさっと拭き取り、水を少し吸引して、チューブの中の痰を吸い取ります。
そして、ミルトンの中で消毒します。
(まとめて何本かずつ使って、まとめて消毒でもいいんですが・・)
そして、もう一つは手技の問題です。
医療事故などの事例もあってか、看護協会より数年前吸引のマニュアルの中で、手技の改善を指示されました。
以前は吸引する時、効き手で吸引チューブの先を持って、反対の手はチューブの根元を、親指で折り曲げていました。
そして、気管にチューブの先端を入れてから親指を離すと、そこで初めてずるずると吸引が始まるわけです。
でも、この親指をパッと離すことで、急激に陰圧がかかり気管内の粘膜が損傷する恐れがあるということで、現在は親指で折り曲げることなく、吸引をします。
ところが、病院によっては、まだまだ根元を折り曲げて指導するところが多いようです。
今日も、入院中吸引指導を受けてきた患者さんの、吸引手技を見ていたら、自分の親指でチューブの根元を折り曲げていました。
しかも、自分の気管孔にチューブの先端を入れるのに一生懸命で、かなり入ってごほごほと反射が起こっているのに、親指をなかなか離すことができず、やっと離して吸引が始まり、抜いた時にすぐに呼吸が戻らず、チアノーゼが出る状態でした。
これはまずいでしょう・・
御高齢で、体力も弱っているので、両方に意識を向けるのは難しく、また吸引時間の延長にもなるので、親指で根元を押ええるのは、やめてもらいました。
意外と在宅で常識の事が、病院では浸透していないことも多いんです。
スクイージングもその一つです。
排痰をして、呼吸の補助を行う手技なのですが、昔はタッピングと言う方法をよく行っていました。
タッピングと言うのは、手のひらをカップのようにして、痰の貯留している患者さんの胸をパコパコ叩きながら、排痰を促す方法でした。
昔は、よく病棟にこの音が響き渡っていました。
でも、今はしません。
胸を叩くことで不整脈を誘発したり、逆に排痰を阻害すると言われています。
で、スクイージングをします。
静かに、呼吸筋の動きに合わせて、ゆっくり胸を押していきます。
痰が絡んでいるときは、スプリンギングと言って、押した最後にパっと手を離して陰圧かけたりもします。
スクイージングは、実際やってもらうと、私達でも気持ちがいいものです。
(呼吸療法の第一人者 宮川哲夫先生に実際に押してもらった時は感動しました。
本当に神の手って感じでした。)
数年前、私の母が亡くなる前呼吸器では、わりと有名な病院に入院中の母が、ケアの時にパコパコタッピングをされていて、びっくりしたことがあります。
母は、心不全もあったので、やめてほしいと思いつつ、言えずに見ていた私もばかですが。。。
そんな事もあって、病院のやり方と食い違い、在宅介護が始まる時に、混乱のもとになってしまうことも時にあります。
でもまあ、それぞれのスタンスで、患者さんに一番負担のない形でセッティングしてあげたいなと、思っています。
瀬谷区に隣接する、というかほとんど瀬谷区にあるような「聖マリアンナ医科大学横浜西部病院」は、瀬谷区内のステーションとずっと密接な連携関係を持っています。
西部病院にも、「訪問看護」をするセクションがあって、ここが地域連携をになっており、「ホームケア」と呼ばれるここの看護師さんたちと、瀬谷区内にある6つの訪問看護ステーションとで連絡会を持っています。
(ステーション同士の仲がすごくいいのも特徴です。)
そして、毎年聖マリの講堂を借りて、おもにケアマネさんを対象に「在宅医療セミナー」を開催しています。
内容は、地域のケアマネさんに訪問看護を理解して頂き、さらによりよい連携を保て、質の高い在宅療養を提供できるようにと、毎回テーマを変えて行っています。
事例検討、グループワークによるディスカッション、病院の専門医師による講演も含め、毎年グレードアップしています。
そしてここ数年は、瀬谷区役所の高齢担当と、瀬谷区のケアマネット(ケアマネの連絡会)も協賛し、一緒にセミナーを作り上げています。
おかげで、近隣からも多くの出席者があり、なんとなく距離のあった、福祉系ケアマネさんと訪問看護の距離がとても身近になってきています。
去年は、慢性呼吸器疾患の講義と、HOT(在宅酸素療法)患者さんのケースを通して、グループディスカッションを行い好評でした。
帝人さんのHOT取扱いのDVDも看て頂き、酸素カニューレをつけた状態で引火すると、どうなるかの実際のシュミレーション映像では、みんなかなりの衝撃を受けていたようです。
今年のお題は、予防的な訪問看護の利用により、長期的な安定を図れたケースでのグループワークと、在宅においての皮膚トラブルについての、医師からの講義を予定して検討中です。
今年は、ケアマネットの人にプレゼンテーションを依頼し今日も喧々諤々の話し合いとなりました。
看護師という職種は、学生時代から計画の立て方を叩きこまれていて、就職後も看護計画なるものを日常的にたてており、看護研究発表の機会もあってか、プレゼンテーションは比較的得意です。
でも、一般のケアマネさんは、まだまだそういう機会が少ないので、これもいい経験になると思います。
今年は12月11日の金曜日
18:30からの開始となります。
場所は、聖マリ西部病院の講堂です。
お近くにお住まいの方で、介護関係の方は、ぜひお寄り下さいね。
西部病院にも、「訪問看護」をするセクションがあって、ここが地域連携をになっており、「ホームケア」と呼ばれるここの看護師さんたちと、瀬谷区内にある6つの訪問看護ステーションとで連絡会を持っています。
(ステーション同士の仲がすごくいいのも特徴です。)
そして、毎年聖マリの講堂を借りて、おもにケアマネさんを対象に「在宅医療セミナー」を開催しています。
内容は、地域のケアマネさんに訪問看護を理解して頂き、さらによりよい連携を保て、質の高い在宅療養を提供できるようにと、毎回テーマを変えて行っています。
事例検討、グループワークによるディスカッション、病院の専門医師による講演も含め、毎年グレードアップしています。
そしてここ数年は、瀬谷区役所の高齢担当と、瀬谷区のケアマネット(ケアマネの連絡会)も協賛し、一緒にセミナーを作り上げています。
おかげで、近隣からも多くの出席者があり、なんとなく距離のあった、福祉系ケアマネさんと訪問看護の距離がとても身近になってきています。
去年は、慢性呼吸器疾患の講義と、HOT(在宅酸素療法)患者さんのケースを通して、グループディスカッションを行い好評でした。
帝人さんのHOT取扱いのDVDも看て頂き、酸素カニューレをつけた状態で引火すると、どうなるかの実際のシュミレーション映像では、みんなかなりの衝撃を受けていたようです。
今年のお題は、予防的な訪問看護の利用により、長期的な安定を図れたケースでのグループワークと、在宅においての皮膚トラブルについての、医師からの講義を予定して検討中です。
今年は、ケアマネットの人にプレゼンテーションを依頼し今日も喧々諤々の話し合いとなりました。
看護師という職種は、学生時代から計画の立て方を叩きこまれていて、就職後も看護計画なるものを日常的にたてており、看護研究発表の機会もあってか、プレゼンテーションは比較的得意です。
でも、一般のケアマネさんは、まだまだそういう機会が少ないので、これもいい経験になると思います。
今年は12月11日の金曜日
18:30からの開始となります。
場所は、聖マリ西部病院の講堂です。
お近くにお住まいの方で、介護関係の方は、ぜひお寄り下さいね。
まずいです。インフルエンザ・・・
この地域にも蔓延し始めています。
地域の小、中、高校で学級閉鎖、学年閉鎖があいつぎ、必然的にわがステーションのスタッフの子供たちにも魔の手が伸びてきています。
先月に一人スタッフが子供の発熱で、1週間の休職となりましたが、その時は連休を挟んでいたので、あまり問題はありませんでした。
しかし・・・
おとといの夜、常勤スタッフから電話が。
「息子がインフルエンザを発症しました。子供だけで行ったのでAかBかは不明です。」と・・・
常勤なので、訪問患者さんもたくさん抱えています。
毎日、頭を抱えて仕事を振り分け、兄弟たちに映らないことを願いつつ、それがいつ自分の身にふりかかるかもしれない不安を持って、毎日を過ごしています。
そして今日は、ヘルパー責任者も息子のインフルエンザが発覚。
うちの娘の学校も、隣のクラスも1学年下も閉鎖中で、クラスからもすでに数人が発症しています。
今度は誰だの、ロシアンルーレットです。
営業妨害も甚だしいインフルエンザ。
聴いたところによると、「人手不足なんだから、家族にでたとしても、マスクをすれば働いてもしょうがない。」という見解もあるとか・・・
いかがなもんでしょうか??
在宅の医療従事者にも、新型インフルエンザのワクチンを早くください。
じゃないと、受け皿が機能不全に陥りおます。
この地域にも蔓延し始めています。
地域の小、中、高校で学級閉鎖、学年閉鎖があいつぎ、必然的にわがステーションのスタッフの子供たちにも魔の手が伸びてきています。
先月に一人スタッフが子供の発熱で、1週間の休職となりましたが、その時は連休を挟んでいたので、あまり問題はありませんでした。
しかし・・・
おとといの夜、常勤スタッフから電話が。
「息子がインフルエンザを発症しました。子供だけで行ったのでAかBかは不明です。」と・・・
常勤なので、訪問患者さんもたくさん抱えています。
毎日、頭を抱えて仕事を振り分け、兄弟たちに映らないことを願いつつ、それがいつ自分の身にふりかかるかもしれない不安を持って、毎日を過ごしています。
そして今日は、ヘルパー責任者も息子のインフルエンザが発覚。
うちの娘の学校も、隣のクラスも1学年下も閉鎖中で、クラスからもすでに数人が発症しています。
今度は誰だの、ロシアンルーレットです。
営業妨害も甚だしいインフルエンザ。
聴いたところによると、「人手不足なんだから、家族にでたとしても、マスクをすれば働いてもしょうがない。」という見解もあるとか・・・
いかがなもんでしょうか??
在宅の医療従事者にも、新型インフルエンザのワクチンを早くください。
じゃないと、受け皿が機能不全に陥りおます。
今日は、午後から半休をとって、大阪での子育て時代の母友と会うため半休を取りました。
当時、大阪の吹田市に住んでいたころのお友達が、今はそれぞれ都内と、千葉に住んでいるので、年に1度か2度会っておしゃべりをします。
仕事を持っている私のために、横浜まで来てくれるのでありがたいことです。
友達と別れ、瀬谷に戻るとまだ7時。
めぐみ在宅クリニック緩和ケア研究会に遅れて出席しました。
今日は、いくつかの短い対話記録をもとに、
「苦しんでいる人は、自分の苦しみを分かってくれる人がいると嬉しい。どんな人が分かってくれる人になるのでしょうか?」と言うテーマで進められました。
人は、相手の苦しみはわかりません。
でも、その苦しみ(希望と現実のギャップ)を知ろうとするために、相手の言葉に耳を傾け、そのメッセージを受け取り、言語化して相手に返さなければなりません。
私が相手を理解するというより、相手が私を理解者だと思う。
それが、対人援助の基本です。
では、どうすれば相手に理解者だと思ってもらえるのか。
「傾聴する」「思いに沿う」
看護師がよく口にする言葉です。が、では実際どうするか、そこがわからなければ
どうにもなりません。
そして、村田理論による対話ケアの手法。
解釈に関しては小澤先生独自の理論も含めて、語られます。
難しいです。
答えが見つからない質問を患者さんからされたとき、私達はどうこたえるべきなのか。
何度勉強会に出ても、なかなか実践に移すのは難しいです。
先日のデスケースでの反省も、なかなか実践できずに、また同じ過ちをしています。
亡くなった患者さんのご家族が、「私は、なにもしてあげられなかった。もっとたくさんしてあげることがあったのではないでしょうか?」
献花に訪問したときに、そんな言葉を時々聴きます。
「そんなことないです。あなたはとてもよく介護されていました。私たち葉見ています。本当によく介護されたと思います。」
私はそんなふうに言ってしまいます。
だって、本当にそう思うから。
一生懸命介護をされている姿を、私達は見ていますから、そんな風に後悔したり自分を落として見てほしくない気持ちが先立ってしまうからでしょうか。
でも、それはあくまでも私の気持ちなのです。
相手の気持ちを本当に理解していないということです。
「亡くなった○○さんに、ちゃんと介護してあげれなかったと思うのですね。もっとやってあげることがたくさんあると思うのですね。」
そして、「どんな事をやって差し上げたかったのですか?」
あるいはもっと「これからでもしてあげれることは、どんなことでしょうか?」
そんな風に会話を言葉を返していくことで、そこからまた相手の思いが語られるきっかてとなっていきます。
はー。でも、こればっかしは、思うようにはいきません。
やっぱり、負の要素で落ち込んでいる人には、プラスに返還させてあげたいと思ってしまうのが人情。
でもやはり、あいての言葉の中の重要なメッセージをまず受けて、反復する練習をしないといけないですよね。
実際今朝の新患さんとは、そん対話がちょっとうまくいきました。
少しずつでも進歩しないと、恥ずかしいですものね。
そして、よき理解者だと思ってもらえるように、意識して言葉を選んでいこうと思います。
当時、大阪の吹田市に住んでいたころのお友達が、今はそれぞれ都内と、千葉に住んでいるので、年に1度か2度会っておしゃべりをします。
仕事を持っている私のために、横浜まで来てくれるのでありがたいことです。
友達と別れ、瀬谷に戻るとまだ7時。
めぐみ在宅クリニック緩和ケア研究会に遅れて出席しました。
今日は、いくつかの短い対話記録をもとに、
「苦しんでいる人は、自分の苦しみを分かってくれる人がいると嬉しい。どんな人が分かってくれる人になるのでしょうか?」と言うテーマで進められました。
人は、相手の苦しみはわかりません。
でも、その苦しみ(希望と現実のギャップ)を知ろうとするために、相手の言葉に耳を傾け、そのメッセージを受け取り、言語化して相手に返さなければなりません。
私が相手を理解するというより、相手が私を理解者だと思う。
それが、対人援助の基本です。
では、どうすれば相手に理解者だと思ってもらえるのか。
「傾聴する」「思いに沿う」
看護師がよく口にする言葉です。が、では実際どうするか、そこがわからなければ
どうにもなりません。
そして、村田理論による対話ケアの手法。
解釈に関しては小澤先生独自の理論も含めて、語られます。
難しいです。
答えが見つからない質問を患者さんからされたとき、私達はどうこたえるべきなのか。
何度勉強会に出ても、なかなか実践に移すのは難しいです。
先日のデスケースでの反省も、なかなか実践できずに、また同じ過ちをしています。
亡くなった患者さんのご家族が、「私は、なにもしてあげられなかった。もっとたくさんしてあげることがあったのではないでしょうか?」
献花に訪問したときに、そんな言葉を時々聴きます。
「そんなことないです。あなたはとてもよく介護されていました。私たち葉見ています。本当によく介護されたと思います。」
私はそんなふうに言ってしまいます。
だって、本当にそう思うから。
一生懸命介護をされている姿を、私達は見ていますから、そんな風に後悔したり自分を落として見てほしくない気持ちが先立ってしまうからでしょうか。
でも、それはあくまでも私の気持ちなのです。
相手の気持ちを本当に理解していないということです。
「亡くなった○○さんに、ちゃんと介護してあげれなかったと思うのですね。もっとやってあげることがたくさんあると思うのですね。」
そして、「どんな事をやって差し上げたかったのですか?」
あるいはもっと「これからでもしてあげれることは、どんなことでしょうか?」
そんな風に会話を言葉を返していくことで、そこからまた相手の思いが語られるきっかてとなっていきます。
はー。でも、こればっかしは、思うようにはいきません。
やっぱり、負の要素で落ち込んでいる人には、プラスに返還させてあげたいと思ってしまうのが人情。
でもやはり、あいての言葉の中の重要なメッセージをまず受けて、反復する練習をしないといけないですよね。
実際今朝の新患さんとは、そん対話がちょっとうまくいきました。
少しずつでも進歩しないと、恥ずかしいですものね。
そして、よき理解者だと思ってもらえるように、意識して言葉を選んでいこうと思います。
お医者さんの字、読めない事が多くないですか?
訪問看護指示書をはじめ、介護保険の主治医意見書とか、情報提供書とか、もちろんカルテとか・・・
最近は、パソコンで入力する先生も増えていて、読みやすくてありがたいのですが、手書きの書類書く人の半分以上が判読困難です。
書きなぐってある。って感じですか・・・
少なくとも、自分以外の誰かが読む書類。
字が汚くてもいいので、読みやすい字で書いてほしいのですが・・
かく言う私も、字はきれいとは言いがたいのですが、それでも判読はできます。
ほんとに、なんて書いてあるのかまったくわからない先生、いるんですよ~。
人が読むということを、意識していないだけなのか・・・
それとも、自分は忙しいので、構ってられないと思っているのか・・
だから、指示書や意見書の字がきれいだと、すごく気分がいいです。
そういう先生は、指示書にしても意見書にしても、きちんと必要なことが書いてあるし、ちゃんと患者さんの事を伝えよう、一緒に診ていこうという想いが感じられます。
ほとんど読めない先生からは、患者さんについての、なにも伝わってきません。
せっかく書くのだから、読めるように書いてほしいものです。
認定審査会資料を見ながら、意見書の判読に悩むこの頃です。
訪問看護指示書をはじめ、介護保険の主治医意見書とか、情報提供書とか、もちろんカルテとか・・・
最近は、パソコンで入力する先生も増えていて、読みやすくてありがたいのですが、手書きの書類書く人の半分以上が判読困難です。
書きなぐってある。って感じですか・・・
少なくとも、自分以外の誰かが読む書類。
字が汚くてもいいので、読みやすい字で書いてほしいのですが・・
かく言う私も、字はきれいとは言いがたいのですが、それでも判読はできます。
ほんとに、なんて書いてあるのかまったくわからない先生、いるんですよ~。
人が読むということを、意識していないだけなのか・・・
それとも、自分は忙しいので、構ってられないと思っているのか・・
だから、指示書や意見書の字がきれいだと、すごく気分がいいです。
そういう先生は、指示書にしても意見書にしても、きちんと必要なことが書いてあるし、ちゃんと患者さんの事を伝えよう、一緒に診ていこうという想いが感じられます。
ほとんど読めない先生からは、患者さんについての、なにも伝わってきません。
せっかく書くのだから、読めるように書いてほしいものです。
認定審査会資料を見ながら、意見書の判読に悩むこの頃です。
アサヒビールの通称う○こビル。
誰が見ても、う○このモニュメントですが、本当にそう呼ばれていることは、あとで会計士のお姉さんから聴きました・・・。
ところで、娘以外家族全員メタボ傾向の我が家。
私もコレステロールやら中性脂肪やらがやたら高いんです。
で、そろそろキャベツダイエットを始めようと思って、3週間ほど前から、食前のキャベツ摂取を始めていました。
ある時、テレビのバラエティーで、芸能人の健康チェックををして、何歳まで生きられるか、なんていう番組をやっていました。
安田大サーカスのヒロって言う人が、超肥満で重度の糖尿病と、さらには合併症まで悪化傾向で、このままだとあと3年くらいの寿命だと脅かされていました。
そこで、キャベツダイエットのためのおいしいディップを、KIHACHIのシェフが紹介してくれました。
これがすごくおいしくて、我が家では定番になってしまいました。
娘は、ダメだと言っていますが、私と夫と息子は、これがあればいくらでも生キャベツが食べられます。
①量は忘れたけど適当に、味噌とクリームチーズを同量位?鍋に入れてねりねりしながら混ぜます。
②よく混ざったら火を止めて、やはり適当に緩めに延ばせる位オリーブオイルを入れて、よく混ぜます。
これだけです。
我が家は、多めに作って保存容器に入れて、キャベツは大きくカットしてそれにディップをちょっと載せて、バリバリ食べます。
職場にも持っていきます。
さらに、「おからこんにゃく」なるものも、紹介されていました。
肉好きの方の代用食品。
テレビでは、こんにゃく粉とおから粉を混ぜてカルシウムを足して作っていましたが、私は出来たものを通販で購入してみました。
一度冷凍して、解党後それを絞って料理します。
普通に下味をつけて、から揚げ粉や片栗粉を薄くつけて、油で揚げると、なんちゃって鶏のから揚げになります。
揚げたてはかなりうまいです。
しぼって薄くスライスして、やはり下味(生姜焼きのもとや、焼肉のたれなど)と片栗粉を揉みこんで焼くと焼肉風です。
あと、野菜といためたり、きんぴらみたいにしたり、いろいろバリエ-ションがあり、総じておいしいです。我が家は全員大好きです。
そして大量の野菜料理。
簡単なのは、鍋系ですね。
でも、土鍋とかの本格鍋じゃあなくて、大き目の鍋に白菜いやキノコ類を量にぶち込んで、お好み味で食べます。
ちなみに、今日はキャベツ丸1個と、肉団子少量をコンソメで煮込んだ鍋でした。
さらにふきの煮物やら、枝豆やら・・・
こんな夕食を、しばらく続けているので、腹具合が快調です。
心なしか、お年頃の症状も緩和されているような・・・
お肉もちょっとは使いますが、キャベツとキノコ、おからこんにゃくは、当分我が家の食材のメインになると思います。
ちなみに、体重は怖くて測れていません・・・。