今、胃瘻の患者さんが増えています。
嚥下機能が悪くなって、2~3回誤飲性肺炎を起こすと、ほとんどの方が胃瘻になって帰ってきます。
胃瘻に関しての賛否両論はあると思いますが、ケースバイケースだと思います。
最終的にはご家族の選択になるわけですし、作ったからにはちゃんと管理できないと、かえって面倒なことにもなります。
その中でも特に、胃瘻から栄養剤注入後の逆流によるゼロゼロが気になります。
吸引すると、結構白いものがズルズルと・・・
これじゃあ何のために胃瘻にしたのかわかりません。
結局肺炎になってしまいます。
で、最近普及してきている「半固形化」による注入に切り替えたいと模索中です。
去年、ある患者さんが、半固形栄養剤で指導を受けて帰ってきました。
でも、そのときは栄養剤と、アイソトニックゼリーとファイバーゼリーを3食使って、一食あたり約1000円。
3食あわせると、1ヶ月約10万かかってしまい、さらに奥様の手技的な問題もあって1回の注入を1時間半もかけてやっていました。
これじゃあ、何のための半固形かわからないし、まして年金生活で月に10万円もかかっていたら生活ができなくなってしまいます。
さらに、なぜか尿管カテーテルを胃瘻に使用しているため、しょっちゅう自然抜去が起こってしまい、そのつど奥様のパニックは相当なものでした。
(本来、バルンカテーテルは、胃瘻に使ってはいけないのですが、コストなどのこともあるのか、この病院ではいつもバルンが入ってきます)
この方の場合は、何度も病院NSWや、連携室ナースと相談し、結局再入院して胃瘻管理の再調整をして帰ってきました。
結局、保険適応の液状の栄養剤を、イルリガートルとよばれる容器にいれて、1時間ほどで滴下する方法にしました。
この方は歩行もできるし、注入後のゼロゼロもないので、このままで行きたいとは思っています。
が、とにかくゼロゼロする人を改善したいのです。
調べてみました。
半固形化というと、かなりの粘度が必要となります。
ある程度の粘度がないと、逆流の防止にならないとのことで、よくあるトロミ材ではだめなようです。
マヨネーズほどの粘度で、すでにできている製剤がいくつかあります。
その中でも最も効果的な粘度を保つのが「テルミールPGソフト」 400カロリーで1個350円
ほかにもニュートリートとか、ハイネゼリーゼリーとかあるようですが、粘度としして若干落ちるようです。
で、3食使ったとして1050円×30日で、31500円。
在宅では、カロリーもかなり抑え気味にするので、2食にしても21000円。
不思議な話ですが、元気に食べてているときは、きっとそれ以上お金かかっていたと思うんでよ。
でも、一度保険適応の栄養剤を使ってしまうと、そこから切り替えるのはなかなか抵抗感があるようです。
もともと、余裕があって保険外の栄養剤を使われている方は、これに変えるのが一番いいみたいです。
でも、年金生活など経済的に大変な場合は、粘度を調整するものを、現在の栄養剤に混ぜるほうが、経済的です。
それも、なるべく手間がかからず、割安に、粘度がちゃんと確保できるもの・・・
いろいろ探して、月曜日に大塚製薬の方が、サンプルもって説明にきてくださることになりました。
2008年版「看護技術8月号」や、「静脈経腸栄養Vol23№2」などがすごく参考になりました。
もし、これはすごくいいよーなんていう方法があったら、教えてください。
嚥下機能が悪くなって、2~3回誤飲性肺炎を起こすと、ほとんどの方が胃瘻になって帰ってきます。
胃瘻に関しての賛否両論はあると思いますが、ケースバイケースだと思います。
最終的にはご家族の選択になるわけですし、作ったからにはちゃんと管理できないと、かえって面倒なことにもなります。
その中でも特に、胃瘻から栄養剤注入後の逆流によるゼロゼロが気になります。
吸引すると、結構白いものがズルズルと・・・
これじゃあ何のために胃瘻にしたのかわかりません。
結局肺炎になってしまいます。
で、最近普及してきている「半固形化」による注入に切り替えたいと模索中です。
去年、ある患者さんが、半固形栄養剤で指導を受けて帰ってきました。
でも、そのときは栄養剤と、アイソトニックゼリーとファイバーゼリーを3食使って、一食あたり約1000円。
3食あわせると、1ヶ月約10万かかってしまい、さらに奥様の手技的な問題もあって1回の注入を1時間半もかけてやっていました。
これじゃあ、何のための半固形かわからないし、まして年金生活で月に10万円もかかっていたら生活ができなくなってしまいます。
さらに、なぜか尿管カテーテルを胃瘻に使用しているため、しょっちゅう自然抜去が起こってしまい、そのつど奥様のパニックは相当なものでした。
(本来、バルンカテーテルは、胃瘻に使ってはいけないのですが、コストなどのこともあるのか、この病院ではいつもバルンが入ってきます)
この方の場合は、何度も病院NSWや、連携室ナースと相談し、結局再入院して胃瘻管理の再調整をして帰ってきました。
結局、保険適応の液状の栄養剤を、イルリガートルとよばれる容器にいれて、1時間ほどで滴下する方法にしました。
この方は歩行もできるし、注入後のゼロゼロもないので、このままで行きたいとは思っています。
が、とにかくゼロゼロする人を改善したいのです。
調べてみました。
半固形化というと、かなりの粘度が必要となります。
ある程度の粘度がないと、逆流の防止にならないとのことで、よくあるトロミ材ではだめなようです。
マヨネーズほどの粘度で、すでにできている製剤がいくつかあります。
その中でも最も効果的な粘度を保つのが「テルミールPGソフト」 400カロリーで1個350円
ほかにもニュートリートとか、ハイネゼリーゼリーとかあるようですが、粘度としして若干落ちるようです。
で、3食使ったとして1050円×30日で、31500円。
在宅では、カロリーもかなり抑え気味にするので、2食にしても21000円。
不思議な話ですが、元気に食べてているときは、きっとそれ以上お金かかっていたと思うんでよ。
でも、一度保険適応の栄養剤を使ってしまうと、そこから切り替えるのはなかなか抵抗感があるようです。
もともと、余裕があって保険外の栄養剤を使われている方は、これに変えるのが一番いいみたいです。
でも、年金生活など経済的に大変な場合は、粘度を調整するものを、現在の栄養剤に混ぜるほうが、経済的です。
それも、なるべく手間がかからず、割安に、粘度がちゃんと確保できるもの・・・
いろいろ探して、月曜日に大塚製薬の方が、サンプルもって説明にきてくださることになりました。
2008年版「看護技術8月号」や、「静脈経腸栄養Vol23№2」などがすごく参考になりました。
もし、これはすごくいいよーなんていう方法があったら、教えてください。