こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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地域のいろいろ

2013-09-19 23:32:32 | 訪問看護、緩和ケア
今日は一日、ばたばたとして過ごしました。
審査会に行って、新患さんの初回訪問に行って、お弁当を取りに行ってから、瀬谷区・西部病院訪問看護連絡会に滑りこみ、合間にみんなでお弁当を食べてから、ケアマネと訪問看護師の交流会まで、なんだかめまぐるしい一日でした。

本年度の瀬谷区訪問看護連絡会は、区の高齢障害課の働きかけもあり、「ALSの支援」をテーマに例年より拡大枠で行うことになっています。
連絡会は、有志の訪問看護ステーション管理者と区の高齢障害課、西部病院ホームケア、ケアマネットから3名、さらに今年は強い味方として、毎回横浜リハビリテーションセンターから3人の出席があります。

ALSに関しては、名前だけはかなり有名になって、時々メディアでも取り上げられます。
ルー・ゲーリック病なんて言われていたこともあるようです。
世界の頭脳ホーキンス先生や、日本では徳田虎雄さんなど、現在もこの病気と闘っています。

神経難病として、不治の病として、絶望的な宣告を受けた人々が、それでもなおその苦難と戦っているわけですが、その支援はといえば、苦難と向き合う人の前では、本当に無力感でいっぱいになります。

医療職ですら、手探りのような支援ですから、病気そのものを知らないケアマネジャーや介護スタッフは、一体どうすればいいのか、何がわからないのかもわからない状態だと思います。


私たちの地域にも10名以上の患者さんがいると言われており、今後高度医療の進む中、在宅に戻られる方はどんどん増えていくのだと思います。
そんなわけで、今年は区の依頼もあり、ALSに焦点が絞られたのです。

そして、プレゼンの順番は、一周回って、とうとう私に回ってきてしまいました。

なので、この連絡会が始まるまでに、毎回スライドの原案を作っていかなくてはならず、あれもこれも中途半端に手をつけている私の首は、どんどんしまっていくわけです。

今回は、その会議の終了後そのままケアマネと看護師との交流会に数メートルだけ移動して、グループでの話し合いが持たれました。

会場を見渡すと、なるほど知らないケアマネさん、やたらたくさんいます。

もちろんいつも見慣れたお顔もたくさんあって、ちょこちょこ情報交換などもしつつ、グループディスカションとなりました。

が、時間的にかなり少なくて、実際発表したグループは3箇所くらいでしたか、ちょっと物足りない感じが残りました。

もうちょっと地域で、関係性について話し合えればいいのにな・・なんてことを考える暇もなく終了しました。

地域の中で、これだけのケアマネさんのなかで、実際組んで仕事をするのは、本のひとにぎりですよね。

いい関係性で、あ・うんの呼吸でタッグを組めるケアマネさんがもっと増えたら嬉しいのだけれど。

より温かい地域になれますように。