こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

2014-01-19 23:52:35 | 訪問看護、緩和ケア
なかなか編集画面を開けずに、1月も半ばになってしまいました。
この間も、伝えたいこと、勉強したこと、腹が立ったこと、感動したこと、たくさんたくさんありました。
いくつも出会いと、悲しいお別れと、いろんなゴタゴタも山ほどありました。

でも、私のキャパはめいっぱいで、そこから先になかなか進めないでいます。

12月にはPIPCの勉強会もしたので、在宅緩和ケアではこんなこともできるよ!とお伝えしたかったのに、あっというまに時は過ぎ去り・・

 
                    

そうそう、これはDIBという会社の薬液持続注入ポンプです。

モルヒネなどの持続注入に使います。(皮下でも側管でも)
癌性の消化管閉塞などのひどい吐き気にサンドスタチンなんかも使えます。

モルヒネなどは、途中についている小さな袋(リザーバー)をピコっと押すだけで、安全にレスキューできるので、面倒な輸液ポンプでなくても、在宅でのモルヒネ管理ができます。

これを袋に入れて、首から下げていれば、移動も制限されないし、いろいろな使い道があります。

全身麻酔で開腹手術をした方などは、背中から管を入れて、術後に風船を首から下げていた経験を持っているのではないでしょうか。
あれは、硬膜外に管を留置して、こういうバルンをつけて、術後の痛みの緩和を図っているのです。
私も子宮筋腫で全摘したとき、これを数日首からぶら下げていました。

まあ、そんな感じでちょこちょこと勉強会もやっていて、先日は恒例の皮膚科の増田先生からのお誘いで、PAD(末梢動脈疾患)の勉強会にも行ってきました。

これは、かなり目からウロコで、しかも昨日の常識は今日の非常識的な話で、出席していた先生方も「ええー??」って感じでしたので、次回はぜひこのお話をしたいと思います。

ということで、夜中になったので、続きはまた今度です。

今年もよろしくお願い致します。