能登尚彦 weblog

思ったことを勝手気ままに書いています。

データ、経験、洞察力、直感、能力

2007年06月20日 22時14分51秒 | 一般
きょうの試合、スワローズはまた負けました。

ですが、なんとなく交流戦前とは意地というものに違いが出てきたような気がします。

ところで、きょうの試合を見ていて思ったこと、〔日々を過ごしていて〕思ったことがありました。

現在の楽天イーグルスの監督、スワローズの元監督がよくおっしゃっていたことです、当時のスワローズはID野球と言われていました。

直接の言葉はよく覚えていないのですが、この5つが本当は大切なのではないでしょうか。

まず、相手を知ること(データ)、自分の引き出しを整理しておき、判断できる時間的余裕があればここから対策を考える(経験)、相手が何を考えて何を仕掛けてくるかを見抜く能力(洞察力)、一瞬の判断(直感)、そして一番大切なのは自分自身の(能力)です。

これはどれが欠けても野球に限らずうまくいかないと思います。

野村監督がスワローズの指揮をとった90年代は今ほどの情報化社会ではありませんでした。しかし2007年の今は情報過多で〔データ〕が偏重されすぎて〔一般社会の〕現代の人たちというのは、直感や洞察力が鈍くなってはいませんか?

人間は動物である以上、野生的なカンというものも持ち合わせています。

世の中、便利になることはいいことなのですが、最近生身の人間がやっていることとバーチャル(仮想空間)で行われていることの区別のつかない人たちを見ていてつくづく危険な世の中だと思います。
バーチャルを与えられすぎると、(想像力)も乏しくなります。

ちなみにプロ野球の今は〔データ重視〕だけでは戦えない状況になっていると思います。

この機会に自分のピンとかカンとかを信じてみませんか?