しばらくぶりに、ハンダののっていない基板に部品を乗せてハンダ付けをするという作業をしました。
ID-91熱対策の電圧変換の基板作ったのが最後かもしれないですね....
普段はリペアという作業をしているので、元々ハンダが乗っている場所の部品を交換するためにハンダごてを持つことが殆どです。元々ハンダが乗っていた場所というのはハンダが乗りやすいですし、流れ方も違います。(スムーズ)気をつけなければいけないのは、熱を加えすぎてのパターン剥離です。最近の基板は何層にもなっているので、パターン剥離は致命的です。ではジャンパーすればいいのかというとロジックボードでもかなり高い周波数を扱っているということもあって、ジャンパー線の長さの浮遊容量が無視できず、つながったはいいけれどまともに動作しないなんていうことも、しばしばです。
ハンダの乗っていない基板のハンダを流すときは、なんとなく同じ温度でもハンダに粘りがあるような気がします。
でも、基本はつけるところをコテ先で温めて短時間でハンダを流すというくりかえしです。
今回の基板、回路はともかくとして部品を挿して、ハンダ付けをするだけだと思い30分程度は見積もっていましたが、結局、ほぼ一時間かかりました。
で、とりあえずLEDが点灯するまでは確認しましたけれど、この基板の最終目的はそこじゃない、まだ終わってないのですよね。
今回、困ったのは抵抗のカラーコードが元々読めない上に部品が小さくてカラーコードの色がわからずルーペを使用しました。それでもわからずDMMで抵抗値を測ってしまいました。ただ、わからなかったらそのほうが確実ですね。
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