ナイジェリアからベナンにかけて流行拡大中のラッサ熱(エボラとおなじ一類感染症)、トーゴに拡大。米国人医師もここで感染してアトランタに緊急移送されています。
- トーゴにてラッサ熱確認1例、疑い例1例。
- トーゴにて活動していたキリスト教系慈善団体の米国人医師1名が感染。アトランタのエモリー大病院に緊急移送されて隔離療養中。管理は厳重になされており、(米国の)市中に拡がる可能性はないと強調。
- ラッサ熱は、アフリカで年間推定30万例感染と推定されるが入院が必要となる重症例は3%程度。マストミス(ネズミ)によって媒介される。
- 昨年8月から今年1月にかけて159例感染、82例死亡がWHO公式数字。その他、2月までに101例死亡との報道もあり。
- 別の数字では、毎年30~50万例感染、5000例死亡の数字も。
じわじわ拡大中のラッサ熱。一昨年のEVD騒動をフラッシュバックさせるようなイベントがまたひとつ。日本にも”実態”が入ってこなくても”騒動”だけ入ってくる心の準備は要るかもしれません。
ソースはProMED
http://www.promedmail.org/post/4090655