米国でしつこく続いていたロメインレタスでO157騒動、とりあえず収束しましたが、残されたナゾ。該当地域の運河の水からO157がどんどん検出されたけど、それがどこから来てどう入り込んだのか・・・
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ロメインレタスのO157騒動、米CDCから終息宣言。
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今回の被害は全米36州で210例、96例が入院を要し5例が犠牲に(アルカンザス、カルフォルニア、ミネソタ×2、NY)
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隣国カナダでもブリティッシュコロンビア、アルバータ、サスカチワン、オンタリオ、ケベックの5州で被害。
- その後の調査で環境中に検出。問題となったアリゾナ州ユマの運河の水、6月採取の複数サンプルから、O157:H7検出し、遺伝子的にも今回流行のものと一致。これとは別にシガ毒素産生大腸菌を検出したが、こちらは今回アウトブレイクとは別物。
- 今回、運河の水から、遺伝子的に一致するO157が検出されたことはパズルの1ピースにはなる。しかし、なぜO157がこの水に入り込んだのか、そして、これがどうしてロメインレタスに入り込んだのか、解明してゆく必要がある。
う~ん、ナゾだらけですね。なんでアリゾナ州の運河にそんなにO157がいるのか。動物が関与しているか。
それに、このような話はいかにも陰謀論の温床にもなりそうです。「〇〇人が運河に入れた」とか「〇〇政策の打撃」だのとか、場所が場所だけに、”あのお方”自体がツイッターでおかしな発言したら・・・と場外の懸念もありますね。
http://outbreaknewstoday.com/romaine-lettuce-e-coli-outbreak-understanding-outbreak-73450/
Romaine lettuce E. coli outbreak over, Understanding the outbreak