イエメンのコレラ流行が収束の兆しがありません。その中を分析してみると、政府支配地域よりも反政府勢力支配地域の方が、はるかに感染者が濃密で、その原因は(反政府勢力に対する)サウジ軍主導の空襲によるインフラ破壊だという報告。
- イエメン国内のコレラ流行を分析。結果、反政府勢力のHouthi rebels支配地域で圧倒的に多かった。イエメンのコレラ死10例中8例がこの地域で発生。症例の77.7%(436,625例中339,061 例)、死亡の80.7%(1,915例中1545例)。
- このHouthi rebels支配地域住民の1.8%がコレラ感染し、政府支配地域1.0%に比べて圧倒的に多い。
- この原因として、サウジ主導の空襲が反政府勢力支配地域に対してなされており、医療インフラや水道設備など破壊されていることがある。
出口がまったく見えない話。祈るのみ。
ソースはoutbreaknews
http://outbreaknewstoday.com/yemens-saudi-led-coalition-responsible-worst-cholera-outbreak-world-25358/?fref=gc
Yemen’s Saudi-led coalition is responsible for the ‘worst cholera outbreak in the world’