空豆の収穫と撤収

空豆の収穫適時は1週間くらいと言われている。つまり美味しい空豆は空豆の臍が黒くなったお歯黒状態で収穫するのが良いが、その美味しい空豆を収穫出来るのは収穫が始まってから1週間ほどの期間が美味しく食べられると言うものである。それ以上樹に生らして置くと熟成して味が落ちる。

今年は畝の両側から手が入る様に12本の苗を1条植えにして、摘芯して6本仕立にした後は脇芽掻きを繰り返した。その後生長とともに9節から上は摘花と摘果した。莢が大きく生り始めたころからカラスの被害を防ぐために防鳥ネットを掛けた。

このように手を掛けた空豆は10日ほど前から収穫が出来る様になって、毎日のように収穫して、美味しく食べた。沢山収穫したがついに終盤を迎えて、最後の莢を収穫して撤収した。

ナス苗の定植

穏やかに晴れたので、ナスの苗を定植した。

千両2号という品種のナスをポットに蒔いたのが2.5ケ月前であった。生長が遅く、なかなか生長せず、老化苗になってしまった。2週間前に一回り大きなポットに鉢上げした。少し根が張った。これ以上待てないし、畝に植え付けた方が生長するのではないかと考えて定植した。

畝の長さに余裕があるので、株間を60cmにして、1条植えで定植した。

農園の様子ー生長

この春は前線を伴った低気圧の通過で大雨が降って強風が吹いた。雨にも負けず、風にも負けず、野菜達は元気に生長している。

キャベツとブロッコリーは定植から1ケ月経って、順調に生長している。春の台風の様な雨や風でも、防虫ネットに守られて、キャベツは間もなく葉が巻き始めるころである。ブロッコリーは頂花蕾が出来そうである。

レタスも定植からほぼ1ケ月経過した。定植時には未熟でひ弱な苗であったが、レタス苗は強い。ほぼ全数が活着して、防虫ネットの中で順調に生長している。来月には収穫を見込んでいる。

じゃが芋はメークインとキタアカリという品種の2種類を植え付けて、2回の追肥と土寄せを行い、収穫を待っている。収穫は葉が黄変してから良い天気が続く時に行う予定である。今年は梅雨入り前から雨天の日が多くて、暫く雨の日が続きそうであるが、晴れ間を狙って収穫する予定である。

落花生とシシトウの定植

落花生は鉢上げ後十分に根が張ったので、定植した。

始めは小さめのポットに種を蒔いた。ほぼ全数が発芽して生長した。根がポットの周囲に一杯に張って来たので、やや大きいポットに鉢上げした。その後さらに生長が進み、根が張って、ポットの底から沢山の白い根が出て来た。出来ている畝に定植した。

農園の周囲には沢山のカラスが生息しており、落花生の苗に悪戯をして、植えたばかりの苗を抜いてしまうことがある。また前線を伴った低気圧の通過で強風が吹くと苗が煽られることが有る。それらを防ぐために防虫ネットを掛けた。

シシトウも鉢上げしてから、根が生長してポットに根が張って来たので、定植した。強風で痛めつけられる事を防ぐために、すぐに支柱を立てて、麻紐で誘引した。

農園の様子ー活着

枝豆は定植からほぼ2週間経って、しっかり活着した。しかし、苗1本がネキリ虫の被害に遭って枯れたが、他の苗は元気に生長している。

里芋は赤芽芋と土垂・筍芋の3品種を1ケ月前に植え付けた。赤芽芋は2週間で発芽して、その後土垂も発芽した。筍芋は一部が漸く発芽した。いま全部が揃って生長している。

薩摩芋も1ケ月前に畝に植えた。活着に時間が掛かったが、漸く苗全部が活着して、緑の葉が出て揃って生長が始まった。