選手が頑張る姿、試合を観ているだけの私でも、悔しい!勿体ないと思う場面のひとつが「見逃し三振」
特に追い込まれてからの見逃し三振や、見逃し三振で終わる試合はよく見かけますが、
投手には格好良いな!と思う反面、打者には、あ~勿体ない!と思ってしまいます。
やらないで後悔するより、やって後悔した方がまし!!という性格な私なので
もし自分が球児なら・・・
手も足も出ない屈辱的な見逃し三振を喰らうなら、空振りでも思いっきりフルスイングして三振の方がいい。
振らなきゃ当たらない精神、思いっきり振る姿は、たとえ三振になったとしても見逃し三振より気持ち良い。
特に小学生、中学生、高校生・・・
振らなきゃ何も始まらない!
投手がファーストストライクで波に乗っていくように、打者も初球に気持ち込めて振っていくことで相手チームへ威圧感を与えることができる。
この打者は振ってくるぞ!と警戒されるような打者、選手になっていってもらいたい・・・
今日は、初球を振っていく攻めの気持ちの大事さ、小笠原選手のコトバがタジケンさんから届いたので紹介したいと思います。
野球だけじゃなく、自ら行動を起こすことの大事さを感じるコラムです。
みなさん、こんばんは! タジケンです。
今日のテーマは【初球打ち】
巨人の小笠原道大選手のコトバを紹介します。日本ハム時代に語っていたことです。
「追い込まれると厳しいコースが打てない、自信がないから最初から打つという選手もいますけど、そういう考えではなく、最初から振っていく。
そういう攻めの気持ちを持っていくということです。
受け身だと、気持ちの面で負けてしまうじゃないですか。向かっていく気持ちというのがやっぱり基本です。
“早打ち”というよりも、自分で打てると思うから振っているということです。
もちろん、全部が全部初球から振るわけではありません。合わなかったらもちろん打ちません」
ちなみに振るときに心掛けているのはフルスイング。それについてはこう語っています。
「僕は合わなくても、とりあえずこれだと思ったらフルスイング。
かたちが崩れたから振れないというのではなくて、どんな体勢でも振っていく。これがいい結果につながっていくと思います。
どうせ3つストライク取られるのならば、3回振った方が次につながります」
初球打ちはほとんどの人が打率がよくなります。それは、カウントを取りに来る甘い球が多いからです。
その前提があるうえに、小笠原選手は「受け身ではなく、向かっていく気持ち」でフルスイングしていく。だから、なおさらいい結果が出るんですね。
「三振するのが嫌だから」といって初球から振るのでは意味がありません。積極的に振っていくから投手も怖いのです。
先日、CSの解説をしていた今中慎二さんも「投手は振られるのが嫌なんですよ」と言っていました。
初球から思い切って振る。
これだけで相手投手を嫌がらせることができるんですね。
甘い球が来る確率が高いうえに、空振りやファールになっても相手に嫌なイメージを持たせることができる。
全員がこれができるから、興南や日大三は強かったんですね。
初球から積極的にフルスイング!! これができる打者を目指してください!!
<初球から向かっていく気持ちがいい結果を生む。相手投手を嫌がらせることができる>
積極的に振っていける勇気と気持ちに加えて、威圧感を与えらるスイングができれば最高。そこまで目指してください!
初球からフルスイングして、相手投手に嫌がられる打者になっていきましょう!
先週末、2年間野球を通して同じ時間を共有してきたクラブ3年生の最後の公式戦があり徳島まで行ってきました。
3年生、我が子のように思う5人、主将のtsuyoshi、ayato、hamaちゃん、お~ちゃん、satoshi
tsuyoshiと、お~ちゃんは途中で仲間入りをした二人ですが、他の三人と同じように人なつっこい素直な二人で、
この5人と過ごす週末が私は何より楽しい時間だった。
そして、みんなとの出逢いがあったのも、やっぱりsatoshi がクラブで3年間野球をがんばったからである。
satoshiには、息子と同じ気持ちで接してきたので、時には親より厳しいことを言ったこともありました。
よく送った駅で言い合いになったこともあったっけ。
「あんたなんかもう知らん!」・・・「そう言ってまた来るんやろ^^!」・・・なんて。
その反面、親より甘やかしてしまったことも多々あったな。
だから甘える所を与えてしまったこと、satoshiの心の弱さを作ってしまったのかもと反省するところもある。
他の四人にも親ではない立場で色んな話しをしたり、喝を入れたり味方になったり・・・
押したり引いたり色々な事がありました。
それが良かったのかどうかは私にも分からないけど、satoshiはじめこの5人には特別な想いがあり
この5人での野球も終わりに近づき、今は寂しさより、これからの彼らを応援する気持ちの方が大きく
クラブで過ごすのは後僅かな時間となりましたが、次のステージに向けてまずは志望校へ無事合格するよう
そちらへ気持ちを向けて、2月には全員合格の知らせを楽しみに待ちたいと思います。
この日が刻一刻と近づくにつれ、ずっと彼らを見てきた私は寂しさが増してしまい・・・
本当はその先のみんなのことを応援すべきと分かっていながら、試合前日は彼らとの2年間を思い出し、
姿を見る前からちょっと辛い気持ちになってしまいました。
この日を迎えるまでの最近の彼らは・・・というと。
簡単に言えばそれぞれが個性豊か、野球に対する想いや向き合う姿勢も当然違う5人五色。
その五色を認めながらも、、ここにきて皆んなの気持ちがバラバラだなぁと感じていた私がいて、
何とか最後の公式戦、心ひとつに一戦必勝、一日でも彼らと長く時間を共にできればと思っていました。
だから心バラバラな彼らに、最後に思うことお互い言い合って、分かり合って挑んで欲しいとも思ってました。
でも・・・
それぞれの野球に対する気持ちや、目指す物、向かう道も違うのだから全てにおいて「同じ」訳がない。
個性とは個人を個人たらしめる特徴である・・・
個々違うという当たり前のことを忘れ、大事なこと気付かなかったように思います。
それぞれが、自分の力の全てを全力で出し切り挑むことが大事であり、チームワークは自然と生まれること教えられました。
色々な意見、見解はあるんだろうけど、自分はそう感じたので、試合前彼らには
「5人での最後の試合、楽しんでやっておいで」と声を掛けました。
楽しんで・・・
たくさんの意味を込めて掛けた言葉。
試合の方は結果3-8 事実上の引退がその瞬間やってきました。
「楽しんで」・・・そう簡単にはいかない現実ですね。
自分たちで流れを切ってしまったこの対戦、唯一5人の中で継投したhamaちゃんは
hamaちゃんイズムで楽しんでいるなと感じました。
「最後」・・・これが彼らの緊張を大きくしたのでしょうか。
思うように運べなかった試合内容でしたが、一人ひとりを見ていると勝ちたいの気持ちが伝わってくる姿に
最後まで諦めずがんばれと、懸命に戦う彼らが微笑ましく見えました。
「これが今の俺らの実力なのか・・・」の言葉を聞き、今はそうだとしても、そこからどうするのか・・・が大事だし、
これで終わった訳じゃない、むしろこれから高校野球へ進む彼らには自分自身の気持ちの持ちよう、
野球に対する向き合い方で、無限の可能性を秘めた選手たちだと思うので懸命に努力し進んで行って欲しい
そう私は思いました。
これで彼らの秋季大会も終わり、翌日は5人と、勧めて戴いた社会人都市対抗野球大会を観るため京セラドームへ出掛けました。
夏の甲子園でみんなとの野球旅は終わりだと思っていたので、また5人との思い出も増え楽しい一日を過ごすことが出来ました。
社会人野球は私も初めての観戦で、今まで見た事のない感覚の野球に新しい発見もあり、素晴らしいの一言でした。
社会人野球について少し触れたいと思います。
社会人球界最大のタイトルである都市対抗野球大会は、プロ野球が誕生するよりも遥か前、1972年に始まった。
都市対抗野球大会と、秋に行われるもう一つのタイトル社会人野球日本選手権。
今年は3月11日に起きた東日本大震災の影響で、日本選手権とその対象となるJABA大会の中止が決まり
都市対抗優勝チームが日本選手権優勝チームとみなし、都市対抗覇者は2大タイトルを獲得するという異例の年となりました。
開催地についても、史上初東京以外の地で開催されることとなり、第82回都市対抗野球大会は大阪京セラドームにて行われました。
また、3月11日。
この日神宮球場では東京スポニチ大会準決勝が行われており、「NTT西日本 対 日本製紙石巻」「JX・ENEOS 対 住友金属鹿島」
勝者が決まったわずか30分後に東日本を激震が襲った。
この大会も中止が決まり、勝利したNTT西日本とJX・ENEOSの両チームが優勝と決まっています。
私たちはこの日、準々決勝4試合の内、「第1試合 NTT東日本 対 日本生命」
「第2試合 NTT西日本 対 住友金属鹿島」の対戦を観戦しました。
初めて観る社会人野球は、プロ野球の華やかさの気迫とも違う、高校野球の懸命な気迫とも違う、
表現するなら洗練された気迫を感じました。
それぞれの野球があり、また新たな野球を知ったという感覚でした。
先日のドラフトで指名を受けた選手のプレーや、プロに一番近いと言われる社会人選手のプレーを間近に観ることができ
攻め方、守備、走塁、送球に至るまで、全てにすごい!の一言でした。
特に私が感動したのは、送球の確実性と堅守。
送球に関しては、捕球してから送球するまでのスピードの速さと正確さ、また、捕手4人のセカンドスローのボールの延びは
今まで見た事のない本当に綺麗な球の延びで美しいという表現が当てはまるほど感動しました。
守備に関しても、アウトへの意識の高さや、ファールゾーンへの飛球を捕りに行く姿勢は素晴らしかったですし
走塁に関しては、中学生、高校生でよく言われる、確実ファールだから手を抜く走塁・・・は全くなかったです。
外野フライが上がっても、捕球した時には打者は2塁を駆け抜ける所まで到達しています。
なので、1塁走者は本塁まで到達し、逆に守備の返球の速さと正確さで本塁アウトという場面が1試合目両チームにありました。
それだけ、走塁、送球がどの選手も良いということでしょう。
中学生は特にフライが上がっても捕球し損ねるという場面をよく見かけます。
そういう場面が多いからこそ、確実フライなのに全力で走るのは格好悪いなどという選手もいますが、全力で走るべきだなと思いました。
第1試合 NTT東日本と日本生命との対戦。
先発は 西武2位指名 NTT東日本 小石博孝投手と、オリックス4位指名 日本生命 海田智行投手の投手戦となり、
守備も完璧、両チーム無失策 「0」の山を築き、見応えある対戦でした。
延長11回 NTT東日本の攻撃。
2番ヒット~3番が送り~4番のヒットで一死1・3塁。
ここで海田投手から山田投手へ継投すると、5番にストレートの四球で一死満塁。
大ピンチを迎えた日本生命と大チャンスを迎えたNTT東日本。
6番 岩本選手が2球目をレフト線へ2点タイムリー2ベースヒットを放ちチャンスを物にした。
次打者7番にはパスボールで更に1点を与えてしまい、スコアーボードには待望の「3」が。
裏、日本生命の攻撃では、小石投手から末永投手へ継投があり
9番代打へレフトフライ
1番代打へライトフライ
2番には・・・S/S/B/B/空振り三振に討ち取り、3時間あまりの攻防はNTT東日本が勝利を掴みました。
第2試合 NTT西日本と住友金属鹿島との対戦。
住友金属鹿島にはオリックス7位指名を受けた、セカンドを守る小島脩平選手のプレーを観ることができました。
小島選手の俊敏さやスローイングは素晴らしかったです。
そしてチャンスを自分の物にできる小島選手は、やはりプロ指名を受けるだけある選手だと、
この対戦の大一番の場面、見事に試合を決める一打を見せてくれました。
8回NTT西日本の攻撃を終え4-1
3点を追いかける住友金属鹿島の8回攻撃。
ノーアウト満塁の場面で、6回に4-0から1点返した5番 中村選手の打席の初球。
試合を振り出しに戻した同点打、3得点を上げるタイムリー2ベースは素晴らしかったです。
6番の送りバントがファースト小フライに倒れ、7番のヒット、8番のPゴロがオールセーフとなり
一死満塁、勝ち越しのチャンスがやってきた。
打者は小島選手。
1打席目三振、二打席目はライナーでアウト。
そしてこの三打席目。
みんなで、「やっぱりここで打順廻って来るよなぁ~」と言ったくらい、絶好の場面での小島選手の打席でした。
左中間へ延びた打球は決勝点となった2点タイムリーとなり、4-6と勝利に導く一打となった。
住友金属鹿島は5人の継投を送り、5番目の投手 佐藤朔弥投手は2009年東北高校のエース。
甲子園では3回戦に進出し花巻東に敗退、2回戦では日大三高に12奪三振2失点完投勝利したのも記憶に新しいです。
7・8回と投げ、7回 2奪三振2四死球、8回は3者全てゴロに討ち取り、最終回は石田投手が試合を締めました。
2試合観戦した中、私自身たくさん学ぶことがあり、野球をしている彼らはもっと色々な事を感じることができたと思います。
新たな野球の出逢いに、とても貴重な時間を過ごすことができた先週末でした。
NTT東日本はこの後、JR東日本と決勝を戦い、JR東日本が優勝しました。
JR東日本の皆さん 優勝おめでとうございます
NTT東日本の皆さん 素晴らしい対戦をありがとうございます。
準優勝おめでとうございます
また機会があれば観たい社会人野球。
そして次はその下の選手、大学野球もぜひ観てみたい!と、私の野球・・・は、まだまだ楽しみがいっぱいなのです
今日のタジケンさんから、少しの気持ちの持ちようで前向きになれるコラムが届きましたので紹介したいと思います。
ピッチャーだけではなく、どのポジションでも少し考え方を違う方向に向けると、今まで見えなかったことが見えてくるのかもしれないですね。
参考になれば・・・と思います。
『考え方』
みなさん、こんばんは! タジケンです。
今日のテーマは【考え方】
桐生第一のエースとして1999年夏の甲子園優勝、日本ハムでは2002年に9勝を挙げ、新人王を獲得。
その後は阪神、台湾、アメリカ(マイナー)を経て、現在はBCリーグ新潟で投げている正田樹投手のコトバを紹介します。
「日本のころは成績とともに気持ちの方の自信を失いかけていたところもあると気づいたんです。
ボール、ボールとなって自分で苦しんでいたことがありましたが、『初球が外れても問題はない』と。
『ノーツ―でも、ノースリーでも問題はない』んです。
次の1球でゴロに仕留める確率はまだ残っているわけで、実際、そう考えられるようになりました。
『やべー、ノースリーだ。あと一球でフォアボールだ』と考えず、
『次の1球で打ち取れるチャンスが十分にあるんだ』ということなんです。
今でも、『あれ、ノースリーだ』って感じになるときはありますが、
『そこからでも立て直すチャンスはいくらでもある』と考えられるようになりました」
=====
制球難の投手に多くみられる傾向ですよね。
自分でカウントを悪くして、自分で悪い方に考えて、マウンドでオドオドしている。
0−2から真ん中にいったって打ち損じることもあるし、0−3からボール球を振ってくれることもある。
それなのに、自分で自分を追い込んでいるんですからいい結果が出るわけがありません。
それよりも、前向きに考える。
0−2なら2球、0−3でも1球、チャンスがある。まだまだ可能性はあるんです。
四球を出してはいけない。
そう思うから固くなる。腕が振れなくなる。
そうではなく、
まだ大丈夫。チャンスはある。
たったそれだけでも、考え方を変えるだけでスーッと楽になると思います。
<ボールが先行しても打ち取れるチャンスはある。自分で自分を追い込まない>
前向きに、楽に考えて、自分で自分を苦しくしないようにしていきましょう!
気持ち、考え方を変えることで・・・簡単な事じゃないと思いますが、
今までそう思うことすらなく自分を追い込んでしまっていたとしたら、
心の片隅にでも今日の正田樹投手のコトバ、タジケンさんの言葉を置いておいて下さい。
きっとそういう場面でハッと思う場面もあることでしょう。
明日は西宮フェニックス杯の初戦ですね!
2年生の元気いっぱい全力プレーで練習の成果を発揮してきてください。
勝利の知らせ楽しみにしています
甲子園を目指してがんばれ~
土日はクラブの大会があり、また海を越え淡路まで行って来ました。
・・・淡路の球場には何度来たかなぁ~。
この大会で淡路の球場にみんなと来る事は最後だと聞いて、彼らの行進する姿を見ながら、
またひとつ終わり・・・あと残す大会はひとつだなぁって思いながら、長かったようで短かった
みんなとの2年間をフト思い返してしまいました。
開会式に続き第1試合初戦は岡山のチームとの対戦となりました。
先発はayato - お~ちゃん・・・satoshiではありません。
satoshiは、先日自分の不注意で怪我をしました。
そのために急遽みんなのポジションが変わる、仲間やチームに迷惑をかけたこと
自分で分かっていると思うので・・・もう何も言うことはないけれど
ボールボーイをする彼の後ろ姿を見ながら思うことはただひとつ・・・アホか!!でした。
試合の方は序盤2回、相手守備のエラーとパスボールで2点先制、
3回には、この日4番を任されたお~ちゃんが初球をセンターへ運んだ後、
5番kenshi が左中間へ2ランホームラン
6回にはtsuyoshi、kazuki のヒット、続くtaigaも初球をセンターへ打ち返し
パスボールで決勝点となった貴重な追加点が入り、初戦5-4と勝利し2回戦に進むことができました
taigaは1打席目が見送り三振だったのです。
taigaと話していないので分からないですが、私にはその見逃しを自分で考えての初球からの
積極的な攻めだったように感じました・・・そうであって欲しいと思いました。
試合後、ホームラン記念ボールを手にしたkenshi を記念撮影。
ちょっと目を瞑ってしまってて残念ですが、良い記念になりました。
オメデトウ
この勝利で日曜日は場所を移し2回戦が行われました。
試合会場は滝川第二高校。
滝川第二高校と言えば、サッカーでも全国優勝し有名な高校です。
ちょうどサッカーの練習をしていて見学もできました。
今年は二連覇を賭けて選手のみなさんは練習に取り組んでいました。
また、滝川第二高校の生徒のみなさんの礼儀正しさにも感心しました。
野球部の選手はもちろん、行き交う生徒も、どのクラブのマネジャーの女の子かは分かりませんが
水仕事をしている手を止めての挨拶、感心しました。
高校野球大好きな私にとっては嬉しい場所での二戦目となったわけですが・・・。
第二戦は初回から守備のミスもあり崩れてしまい、結果は12-1と二回戦敗退となってしまいました。
それぞれに・・・それぞれに考えることとなった対戦となりました。
負けから学ぶ・・・と言いますが、三年生はあとひとつの大会で本当に終わりです。
この仲間で一緒に野球をするのもあと少しですよ。
昨日それぞれに考えたこと、感じたこと、最後に生かそうよ!
最後に今一度5人それぞれがこれでいいのか考えようよ・・・話そうよ・・・。
敗戦後観た次チームの対戦からも学ぶことあったと思いました。
自分たちの姿に足りなかったところを感じてくれていたらと思いながら
みんなの背中がすごく小さく見えた。
あと少し・・・
私も残された時間、みんなを精一杯応援しようと思います。
3年生がんばろう!
2年生は今週末から甲子園に繋がる大会ですね。
練習後、「甲子園連れてってよね!」と話した2年生のみんなの顔が生き生きしていました。
この大会に懸ける想い感じました。
ここにも大会までの数日、それぞれに考え行動しないといけないことあると思います。
2年生のみんなも最初からずっと見てきて、みんなならできると思っています。
勝利報告を楽しみにしています
練習や試合を観に行って、まずいつも注目して見るのはキャッチボール
ただ今日もがんばっているな!と茫然とみているわけではなくて、
練習や試合の中から選手の気持ちとか意識とか身体の調子とか・・・
読み取りながら見る野球は、勝ち負けよりおもしろかったりするんですよ。
1日練習を真剣に見ることもあるんですが、よく「練習見ておもしろい?」と聞かれることあるんです。
試合を観るのも好きですが、練習を見るのも実は大好きなんです。
あちこちカメラで追い掛けているだけではないんですよね~ 色々考えながら野球を見るんです。
キャッチボールをする選手を時々撮ることがあるんですが、ファインダーの中にもそれぞれのキャッチボールが出てきます。
キャッチボールに注目するようになったのは、野球の師匠からキャッチボールの重要性のお話しを聞いてからかな。
時々見る練習風景。整列・・・ランニング・・・柔軟・・・キャッチボール・・・と練習メニューが進んでいく。
野球の基本はキャッチボールから!・・・と、こなす練習を茫然と見ていた頃、
ただ相手に投げる、投げ返す・・・だけの意識でやっているキャッチボールは意味がない・・・と、
キャッチボールの重要性を教えて戴いたことがあります。
ボールをキャッチしてから返球の早さや、相手に目掛けて投げる位置、投げる腕の振り、構えや投げた後の足の処理だったり・・・
話しを聞きながらキャッチボールをする二重の列を端から見て行くと、行きかうボールの向かう方向や、
ボールのアーチの角度、身体の動き方、足のブレ方・・・なんかが見えてきて。
それぞれのキャッチボールから「キャッチボールへの意識」の強弱が伝わってくるように思えました。
先日の試合で「返球」についてお話しをしたのですが、返球の正確さも
基本はこのキャッチボールから始まっているんだな・・・と思っている時に
タジケンさんからのメルマガが「キャッチボール」のお題。
横浜高校の小倉部長さんから見るキャッチボールを書いたもので、
今一度キャッチボールの重要性を見直せる機会かなと紹介したいと思います。
みなさん、こんばんは! タジケンです。
今日のテーマは【キャッチボール】
横浜・小倉清一郎前部長のコトバを紹介します。
はっきりいって、高校生はほぼ全員これができていません! 指導者の方はもちろん、小中学生もぜひ参考にしてください!
「キャッチボールでも、レベルが下の野球にいけばいくほど『捕ったら一服』しちゃう。
キャッチボールというのは、全部のボールをノーバウンドで捕ろうとする練習をすれば外野ノックなんかいらないんですよ。
キャッチボールの方がはるかに効果あるんです。
例えば、相手に低いボールがいったとしますよね。それをワンバウンドで捕ろうとしますよね。
でも、現実では、外野だったらそこから内野にまた投げなきゃいけないんですよ。
捕ったらそこでアウトなのに。三塁にランナーがいてタッチアップする場合は別ですけどね。
だから小さいときから、いかに足を運んでノーバウンドで捕って、その体勢が悪いときにどうやって
自分でバランスを整えて相手にボールを返すかという訓練をしているかいないかで、高校に来てかなり違いますよね。
だからボールは相手を動かさないように相手の胸を狙って投げる。
ただ漠然と投げるんじゃなくて。
それで送球のコントロールもついてくるし。
そういうのを小中学校でやってもらえれば、かなり違う選手が出てくるんですけどね。
高校の練習を観ていると、ほとんどの学校が「キャッチボール=肩慣らし」ですよね。
ただ投げているだけ。練習になっていません。
興南の我喜屋監督も「キャッチボールの相手の手からボールが離れた瞬間、打球と思え」と指導していましたが、そういう気持ちでできるか。
暴投した人が「ごめん」と謝って、受け手が「ふざけんなよ」と言いながら取りに行く……なんていうのは、最悪ですね。
キャッチボールは受け手の守備練習でもあるんですから、なんとしても捕らなきゃいけない。
試合で簡単に打球をそらしますか? ちょっと高いからって、反応しないとか、その瞬間にあきらめるとか、そんなことはしないですよね?
1球1球集中して、ノックと同じように構えて待つ。
意味をわかってやれば、キャッチボールでも守備がうまくなるんです。
キャッチボールは毎日やりますから、その小さな積み重ねで大きな成果が出ます。
バカにしないで、手抜きをせず、しっかりやってください!
<キャッチボールは肩慣らしではない。守備練習と同じ。足を使って捕り、素早くいい送球を投げる>
<キャッチボールをしっかりやれば外野ノックはいらない>
キャッチボールひとつからおろそかにせず、一球に集中して、一段上の選手になっていきましょう!
・・・と、野球はここから!を改めて感じることができました。
キャッチボールも練習のための練習、キャッチボールではダメなんですよね。
意識をもったキャッチボールやっていきましょう
今週末3連休はいかがお過ごしでしたか?
私はクラブのみんなが運動会だったので野球もお休みでつまらない
土日は久しぶりにじ~っと過ごした2日間でした
連休最終日、今日はクラブの練習試合に行ってきました。
やっぱりみんなの野球を見ているときは楽しい時間です。
台風が近づいているのでお天気を心配しながらの出発。
グラウンドに到着する頃にはドシャブリの雨。
楽しみにしていたのに・・・今日は中止だなぁ・・・と諦めていましたが、
別のグラウンドは晴れているということで急遽大移動し試合をすることができました。
播磨の北にあるグラウンドの周りは、山と川に囲まれて緑豊かな景色がきれいなところでした。
アップする選手たちの傍で季節を探して散策していると、あちらこちらに秋をみつけました
立派な1本の柿の木には、たくさんの実がなりところどころ熟したオレンジ色に秋を感じました。
今日も、選手じゃなく空や山にカメラを向けている姿にお父さんが笑っていましたが・・・
行く先々で季節を探すのも楽しみのひとつです。
試合の方は2・3年生混合&2年生チームの2試合、両対戦とも思ったように試合が運べなかった対戦のように思いました。
混合チームでは、初回3者凡退に打ち取り良い感じでスタートしましたが、2回には④番にセンターを大きく越えるHRで先制された。
守備では四球~WPでランナーがたまり、暴投による失点もあったり・・・
大会に向けて一人ひとり課題ができた練習試合だったかな・・・の感想です。
でも、失敗ばかりではありません。
2年生チームの今日の先発はseiya-Rinちゃん。
1回表・・・①番 三振 先頭を三振に討ち取った^^V
②番 ライト前Hit
③番 センターへタイムリー2ベースHitで先制される~~;
④番 四球@@;
⑤番 三振^^VV
⑥番 2OUT1・2塁~ 2→3盗を牽制死^^OK
2回表 ⑥番 四球@@;;
⑦番 四球@@;;;
⑧番 三振^^VVV
⑨番 1OUT1・2塁~ 三振^^VVVV →ここでも2→3盗を牽制死^^Goo
・・・と、投球内容は置いておいて、捕手のRinちゃんがランナーを進めない!の、
常にランナーの先の塁にも意識を置いてプレーしていたことが良かったなぁと思うところ。
特に2回⑨番の三振のあとの牽制死は素晴らしかった
ランナーは常に先の塁を狙う。
守備陣はランナーを進めない。
意識していてもOUTにした後の次のプレーができなかったりすることありますね。
「その次のプレーや!」・・・という声よく聞きますm**m
難しいと思うのですが、前にも書いたことありますが、
「良いときも、悪いときも、切り替えじゃなく切り捨て、今のプレーに集中する」こと・・・大事だなと感じました。
失敗するときもあるさ!
良いプレーは継続できるよう!
また練習あるのみ。
がんばろう
久しぶりにタジケンさんのメルマガより・・・
今日のお話しはNGワードです。
最近そのNGワードについて、ある選手とやり取りしました。
『そんな簡単に入れる高校じゃないです…』の言葉に思わず私は・・・。
『無理と思った瞬間夢は遠ざかる』と言いました。
みなさんは、このメルマガの内容をどう捉えるでしょう?
みなさん、こんばんは! タジケンです。
今日のテーマは【NGワード】
致知の人間力メルマガよりロケット開発で世界の注目を集める植松努(植松電機専務)さんのコトバを紹介します。
「夢というのは自分で大好きなことをやってみたいという思いでしょうね。だったらやったらいい。それだけの話です。
大好きなことをしっかり持つには感動が一番です。
「やってみたい」「すごい」という心があれば、夢はいくらでも見つかると思いますよ。
でも、その時にできない理由をいくつも思いついてしまうんですね。
そして、そのできない理由すら考えなくなる最悪の言葉が
「どうせ無理」
なんです。
この言葉が人間の脳波を止めてしまう。
思考が止まると楽ですが、それだと何も始まらない。
「どうせ無理」
ではなく
「だったらこうしたらできる」
と頭を切り替えて考え続けることで道は拓けると思います。
だけどモチベーションはやる気だけで高まるものではないんですね。
物事に挑戦し、それを諦められない理由が、僕の場合は火事場の馬鹿力の源になっています。
僕は「どうせ無理」という言葉が大嫌いです。
この言葉が人の可能性を奪い、その連鎖が正しくて優しくて弱い子供たちに向かうと知っていますからね。
繰り返すようですけど、僕は「どうせ無理」という言葉をこの世からなくしたい一念で宇宙開発をしています。
目の前の壁が大きいほど、その思いは強くなります。
だから、毎日火事場の馬鹿力を出すことができるんだと思います。
* *
開発の世界ではゼロから一を生み出すという大変厳しい問題に挑戦することもありますね。
これは一を二にしたり三にしたりというのとは比較にならない難しさです。
その時、従来のやり方を維持しようとしたら負けが始まるんです。
過去のノウハウばかりでなく時に自分自身すら否定してしまって「これでいいのか」と本気で動き出す時に、
ゼロから一が生まれるのだ思います。
いまの日本に必要なのは、その執念と元気なのではないでしょうか。
========
「どうせ無理」とあきらめていませんか?
相手が私立の強豪だから
特待生ばかりでいい選手がそろっているから
練習時間、グランド、寮など環境が違うから
身体がデカいから
いくらでもあきらめる理由は見つかります。
だからこそ、「こうしたらできる」を考える。
能力だけのヤツらには頭で勝負する。
態度が悪いヤツらには行動の差で勝負する。
極細まゆげのヤツらには極太まゆげで勝負する(笑)
カバーリングや全力疾走はもっとも勝負できる分野です。
もちろん、それだけでは勝てませんが、相手より勝る部分がないのに、勝負に勝てるわけはありません。
勝負できる分野を見つけて、磨いて、自信を持って試合に臨めるようにしてください。
あとは、一度成功した経験に固執しない。
成功するとこれでいいと思うかもしれませんが、相手も進化します。
こちらも進化しなければ勝負できません。
過去の自分をどう上回れるかも忘れずに考えていってください!
<「どうせ無理」は脳の働きをストップさせる。もっとも言ってはいけないNGワード>
<過去の成功体験にとらわれない。きのうより一歩でも成長する>
「どうせ……」を捨てて、可能性のある選手、チームになっていきましょう!
『どうせ無理』・・・私は大嫌いな言葉です。
無理と言う前に、やってみたのか?努力してみたのか?本気で取り組んだのか?・・・
そう言いたい。
自分の夢、とことんやってみて、それでもダメなときは、また考えればいい。
やる前から『どうせ・・・』は必要ないと私は思う。
今やらないでいつやるの?と問いかけたい気持ちになる。
そして、色々なことに無心で今だからチャレンジできる年齢なんだと思う。
見守る親御さんにも『あんたの実力じゃどうせ無理』・・・などと言う言葉を
子供に投げかけないで欲しいと思う。
子供にとって親は誰より一番の味方、理解者。
その一番の人に『どうせあんたは無理』と言われた我が子はどう思うだろう・・・。
そして、その子の力が目指す先で通用するか?は、親が決める事じゃない。
私はそう思うのです。
『どうせ無理』の代わりに『やってやる!』と向かう気持ちになって欲しい。
『どうせ無理』の代わりに『あんたならできるよ!がんばろ』と応援してやって欲しい。
・・・私はそう思う。
昨日、目標と目的について書きましたが、時々ここで紹介している「若者BOX席」(新聞の投稿欄です)に、
「あきらめた夢一覧し再確認」という15歳の美涼さんの投稿が目に止りました。
夢、目標、努力、諦めない・・・と言葉が並んでいる。
自分の意思、考え、行動を自分自身どう思っているのか冷静に見れている彼女。
自分で自分を見つめ直して、前を向いて進もうとしている15歳の美涼さんは偉いなと思いました。
やはり何かを追い求める中で、無理だろうと思った瞬間叶う夢は遠ざかってしまうんだと思う。
夢、目標・・・叶うか叶わないかは結果だということ。
美涼さんが言われる通り全てが上手く叶うわけではないけれど、
大事なのは、その夢や目標を叶えるために、どれだけ自分はがんばれたのか?ってことではないかなぁと思います。
そして、目標(目的)とする物を少しでも早く見付けられた方が、それに対して自分はどう向かうのか・・・が明確になり
向かう努力にも力が増し、夢・目標の達成に一歩も二歩も早く近づけるのではないかなと思います。
若者BOX席より。
『あきらめた夢一覧し再確認』 ~15歳 美涼さんの投稿~
中学生のころから、将来の夢に向かって進みなさいと言われてきた。
医療や栄養士、カウンセラーなど職業は膨大にある。
しかし私は、まだはっきりとした目標が決まらない。
一番進路に響くのは高校後の進み方だと思う。
だから、この3年間で自分が何をしたいのかはっきりさせるべきだとは思っている。
けれども、周りの友達の夢を聞くたびあせり、自分には無理だと思ってしまう。
そこが自分の弱い所だと思う。
うまく行かない未来を想像し、その職業をあきらめてしまうからだ。
この地球の全員が、将来うまくいくとは限らない。
みんな努力をしている。
そこで諦める自分は良くないと思う。
努力する人に仲間入りをしなくてはならないはずだ。
切り捨ててしまった夢を紙に書き出してみて、もう一度見直してみる必要がある。
立ち止まってはいけない・・・。
来年高校へ進む選手は、今どこへ行くか決められていないのは遅すぎるくらいだと思います。
まだ2年生くらいでは決められてない選手の方が多いのかもしれません。
まだ一年あると思うか、もう1年しかないと思うか・・・。
私が選手なら後者のように思うだろうな。
みんなはどっちだろう・・・。
おはようございます。
今日は台風が接近し、お天気も不安定な朝となっています
今朝は・・・「あ~静か」って、思ったお母さんが多いのではないでしょうか?
そうなんです!今日から2学期が始まりました。
長かった夏休みも終了
明日からお弁当作り再開ですが・・・がんばろうお母さん!
一ヶ月以上振りに、貴重な朝の一人時間が戻ってきました。
この朝の一人時間が私にとって、とても貴重な時間。
野球を勉強するためにいろんな情報を見るには最適な時間です。
球児のみんなは夏休み中、存分に汗を流したことだと思います。
夏の甲子園では、高校球児のみなさんの懸命なプレーにたくさん感動をもらいました。
熱い夏の高校球児たちの姿を見て、これから向かう高校野球に
自分も、もっともっと練習しないと!って感じた選手も多いのではないかな・・・と思います。
前回、野球を学ぼう^^/ で、兵庫県高校野球連盟審判部からUPされている
「高校野球のマナーとルール」 第1回~6回を勉強しましたが、
今回は第7回・8回がUPされていたので紹介したいと思います。
第7回は、何事も全力を改めて。 ボーク悪送球から起こった進塁についてのルール。
第8回は、今夏の甲子園で起こった「あれ?」と思った選手交代のルールについて。
そんなこと知っている!と思わず、今一度マナーとルールを確認勉強してみましょう
~ 兵庫県高校野球連盟 審判部より ~
第7回
マナー編 「攻守交替時にも緊張感と集中力を欠かさない!」
ルール編 「ボーク適用時の悪送球でプレイが続けられたらどうなるの?」 http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.7.pdf
第8回
特別編 「この夏に話題となった疑問 二つの事例」 http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.8.pdf
タジケンさんのコラムに、昨夏甲子園での中京大中京と南陽工高との対戦の中で
3塁コーチの観察力の凄さと、いかに普段の練習で試合を想定した(監督さんがよく言われていますよね)
『試合のための練習』ができているか?重要か・・・がよく分かる記事を目にしたので紹介したいと思います。
中京大中京の3塁コーチの観察力はすごいなぁと思いましたし、
自分の仕事への準備がきちんとできている選手だなぁと感じました。
よく試合前、この対戦の勝者と自分たちが次に戦うという場面で、
対戦相手になるチームの試合を観戦することがありますよね。
そういう時、ピッチャーや打者ばかりではなく、相手チームの癖、こういう所にも目を向けて見てみると
自分たちの試合で生きるプレーができるのではないかな~と思いました。
少し長いコラムですがぜひ最後まで目を通してみて下さいね^^。
タジケンの甲子園リポート2010
『三塁コーチが勝利導いた中京大中京』
~ノックから確認していたカットプレーのフォーメーション ~
狙っていた。というより、見えていた。
7回裏、1点をリードされた中京大中京高の攻撃。
2死一塁から1番・小木曽亮の打球は左中間深くを破り、フェンスまで転がる会心の当たりだった。
一塁走者は本塁生還。打者走者も三塁へ。
三塁打、と思った瞬間、三塁コーチャーの今井健太朗の手がぐるぐると回る。
一度は止まりかけた小木曽だったが、それを見て一気に本塁へ。
ホームベース手前で両足でジャンプし、躍り上がるようにホームインした。
躊躇なく回した今井の好判断。これには事前の確認があった。
「ノックのときからずっと見てます。このチームはこういうふうにやるんだというのが頭に入っていました」(今井)
南陽工高は外野から内野への中継リレーの際、カットマンは1人しか入らない。
小木曽の打球のように左中間真っ二つの場合、通常はショートがカットに走り、そのショートの後ろに保険としてセカンドが入る。
レフトからの返球が逸れた場合、ショートが捕れなくてもセカンドがカバーするためだ。
セカンドベースにはファーストが入り、その延長線上にはライトがバックアップに走る。
だが、南陽工高はそうではなかった。
「いつもリレーマンは1人ですね。1人で投げろというのが基本です」(セカンド・新出竜也)
だから、小木曽の打球が左中間を破ったときも、ショートの目代新はカットに入ったが、新出は二塁ベース付近にいた。
今井は、これを見逃さなかった。
「中京ではトレーラーマンと呼んでいるんですけど、保険の役割で必ず2枚目のカットマンが入ります。
1枚目のカットマンの後ろ、5メートルの位置ですね。南陽工高はノックのときから、そのトレーラーマンがいなかった。狙ってました」
レフトの家重太誓からの送球は高く抜け、ボールはショートの目代のグラブに当たって外野の芝生の上を転々。
慌てて新出が拾いに走るが、その時点でアウトにできる可能性はゼロだった。
~普段の練習でのプレーがここ一番に出る ~
「(カットは)いつも通りの位置に入っていました。(家重は)慌ててたので、もっと気を遣って、近寄れば良かった。
肩には自信があるので、刺す自信はあったんですけど……」
目代はそう言ったが、やはりカットには2枚入るべきだろう。
高校生では、毎回、毎回長い距離を正確に投げられる選手は少ないからだ。
中京大中京高のように5メートル後ろに2人目のカットマンが入れば、高い送球はダイレクトで、
中途半端なバウンドは捕りやすいバウンドで2枚目が捕ることができる。
ちなみに、南陽工高にはもうひとつミスがあった。
それは、レフトの家重が高い送球を投げたこと。
このときは目代のグラブに当たったが、送球が高ければ誰も触ることができない可能性がある。
明らかに高い場合は、打者走者などに次の塁を狙われてしまう。
反対に低い送球なら、カットマンの周辺にさえ来れば、ボールに触ることができる。
ボールを捕球さえすれば、走者に余計な塁を与える心配は少ない。
南陽工高でも「外野手はローボール」と徹底されていたが、このときは家重がクッションボールを誤り、
焦ったためにボールが手につかず、高い送球になってしまった。
「普段の練習のノックから送球がフケてる(高く抜ける)と言われてました。
そこをもっと意識できていれば、ああいうことはなかったと思います。
言われていたのに修正できなかったのが悔いが残ります」(家重)
「ノックからよくフケてたんです。もっと練習中に言っておけば……」(目代)
普段の練習でのプレーがここ一番で出る。それが大舞台なのだ。
とはいえ、今回は中京大中京高・今井のファインプレー。
ノックからしっかり確認し、準備ができていたからこそ、ここ一番で躊躇せず回すことができた。
自分たちができていれば、相手ができていないことはすぐに気づける。
それを見落とさず、勝負できる。
視野の広さ、準備力、気付き力
中京大中京高の強さはこういうところにある。
いかがでしたか?
送球のところなどは、あ~自分のこと・・・って思った選手もいるのでは^^;。
練習中、監督さんやコーチが(例えば守備ミスした選手に対して)動きを止めて指導されている場面がありますよね。
「自分のポジションじゃない」「自分のミスを指導されているんじゃない」・・・
自分ではない良かったと聞き流したりしてませんか?
こんな場面を私もよく目にし、本当に自分のことと置き換えて聞いているのかな?と思うこともあり
先日ある選手に「監督さん、すごい大事なこと言われてたの聞いてた?覚えてる?」と聞いてみると。
・・・~~; 覚えてない・・・ の返事。
覚えてないというより、自分のことじゃないから聞いてないんやろ??
こんな会話がありました。
これじゃだめですよね!
自分に置き換えて聞く、実践する・・・大事かなと。
試合のための練習。がんばって下さい!
野球のルールは難しいですね
試合が進行する中、審判コールにアレ?これアウト?セーフ?・・・と、戸惑っている選手を見掛けることがあります。
今春のセンバツでも守備側がルールを勘違いて得点が入ってしまった・・・という場面がありました。
自分では、そんなこと分かっている!と思ってプレーしていても、
違う取り方で覚えていたり、それ知らなかった・・・ということもあるのではないでしょうか。
兵庫県高校野球連盟では、審判部より 『高校野球のマナーとルールを学ぼう!』と題し
選手としてのマナーや、試合での色々なケースの判定など規定に沿って分かりやすい解説が掲載されています。
ルールが改定されたり、知らなかったこともあると思うので、こういう情報にも目を向けること大事だと思います。
高校へ行って、「知らなかった」ということにならないためにも勉強になると思います。
再確認してみて下さいね
~ 兵庫県高校野球連盟 審判部より ~
第1回
マナー編 「試合前の挨拶」
ルール編 「バッターの反則プレー」
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.1.pdf
第2回
マナー編 「練習時の服装」
ルール編 「セーフ判定の後にアウトに変わる」
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.2.pdf
第3回
マナー編 「高校野球連盟の章旗の意味」
ルール編 「本塁上のクロスプレイ」
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.3.pdf
第4回
マナー編 「決して許されない妨害プレイ」の正当化」
ルール編 「走者に打球が当たったら守備妨害になるのでは?」
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.4.pdf
第5回
特集編 「打撃妨害が発生した場合のプレイの選択権と審判の取り扱いについて」
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.5.pdf
第6回
マナー編 「給水で飲み残した水も大切に…!」
ルール編 「同じ塁上に走者が2人重なった場合はどうなるの?」
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.6.pdf
昨日はクラブの練習に行ってきました。
試合は普段みんなが一生懸命練習した成果が観れるので、それはそれで好きですが、
私は練習を観るのが好きです。
何故ならば・・・
練習では一人ひとりの素(個性)が垣間見えるところと、
グラウンドに響くいろんな野球の音の心地良さ、
そして練習後の静粛なグラウンドの雰囲気は特別に好きだからです。
昨日は時折雨も降る中、そのユニホームは最初から土色だった?というくらい
黒い汗を流し泥だらのみんなの姿がありました。
ユニホームの泥は今日一日一生懸命練習した証、またひとつ野球が上手くなった証拠。
練習が終わりグラウンドの整備が始まりました。
毎回当たり前の光景ですが、みんなクタクタの顔から、
今日野球をさせてもらったグラウンドを整備する顔が無の表情になり、
さっきまで賑やかだったグラウンドは静の時となります。
そろそろ今日の練習も終わりかな・・・と、ご父兄の姿も増えはじめるころ、
私は少し離れてグラウンド整備する選手たちの姿を観るのが好きで、心静まる時です。
夕方の空気の中、綺麗に整備され静まり返ったグラウンドは本当に気持ちが良いものです。
その綺麗になったグラウンドに今日一日の挨拶をする選手をよくカメラに収めます。
グラウンドからスパイクの足跡が消え静まり返るとき、
みんなが一日がんばって練習したことが吸収されていく感覚があります。
整備も練習のひとつだと思います。
今日一日の自分を見返し無になれる貴重な時間。
トンボ一振り一振りしながら無の時間を大事にしてもらいたいと思います。
そして始まりと終わりの挨拶は、心を込めて。
どんなときも全力・・・です。
こんばんは。
今日、私には2つの初めてが訪れました。
1つ目の初めては、息子ががんばってきたテニスをする姿を初めて見たこと。
今日、中学3年間がんばってきたテニスの集大成、息子の最後の夏が始まった。
今日は団体戦。
1チーム③ペアが出場し、2ゲーム先取した方が勝利です。
1ペアは7ゲームで4セット先取で勝利。
まずは息子の①番ペア。
ずっと一緒に練習してきたoni とのペアで4セットを先取し勝利した。
次は②番ペア。あと一歩で残念ながらこのセットは落とし1-1。
しかし、③番ペアがすごい粘を見せてくれ、追いつ追われつの接戦となった。
最後まで諦めず踏ん張りましたが、相手の後衛選手が一技上手だった。
1-2 団体戦は1回戦敗退となり、復活戦の権利は得られませんでした。
初めて見る息子のテニス姿は、思った以上に格好良かったです。
みなさんに見守られながらコートに立つ息子はたくましく見えました。
何より後輩や、ぺア出場できなかった3年生の仲間の声援と、長男から見て戴いている顧問の先生や、
昨年の担任の先生も来て下さり感謝の気持ちいっぱいで観戦しました。
明日は個人戦。
各ペア、お互い力を合わせ中播大会出場の権利を手に出来るベスト8入りを目指してがんばれ息子チーム!
そして、2つ目の初めては・・・
satoshi が野球を始めてから、かれこれ6年。今日彼が初ホームランを打ったこと。
息子の試合観戦中、satoshi のホームランの知らせを聞き、
何でこんなにsatoshi の野球見てるのに私の居ない時に打っちゃうかな・・・と、
見れなかったことが本当残念ではあったけど、長い間バッティングが思うように行かず
悩んでいた彼を見ていたので、早く顔を見て「なっ!バット振ったら飛ぶやろ」と言ってやりたくて
息子の試合後、satoshiの元へ向かいました。
先日、私のblogとsatoshi の野球ノートにアドバイス下さった「おやじさん」に感謝です。
satoshi は、この一週間「おやじさん」のアドバイスを注意しながらバットを振ったそうです。
「おやじさんの教えてくれたこと、今週意識してバット振ってん!」
「今日の1打席目、おやじさんが教えてくれたこと、めっちゃ注意してフルスイングしたら
ジャストミート!今までで最高にいい感触が身体に残った!!」・・・と話してくれました。
毎回の練習や試合でsatoshi のバッティングのビデオを残すのが週末の日課となっていますが
今日の初ホームランを残してやることが出来ず、かなり後悔ですが・・・
練習後送って行った駅で1時間余り興奮気味に、ずっと見せてくれなかったsatoshi の本当の笑顔を覗かせながら
今日の試合の話し一部始終を聞いた・・・いや、聞かされた
ここしばらく、satoshi の本当の笑顔を見ていないなかったし、以前のように練習帰りに野球の話しをしても
彼の本当の笑顔が見れなかったので寂しいというか心配であった。
今日はいつものうるさいお喋りが聞けて本当に嬉しかったけど、このままだといつ帰れるか分からないと思い
「ホント嬉しいなっ!嬉しさと感触は心に残して、気持ち引き締め直して!早く帰って!!」と帰らせた
satoshi は本当の息子じゃないけど、彼が私を産みの母と言ってくれるように本当に我が子のように思っている。
「satoshi は考え過ぎず、人の言う事をまず試してみる・やってみる。そしたら遠~くに飛んで行くねん!」・・・と、
本当の母と3人でバカ笑いし喜べたことが嬉しかったです。
satoshi の心と体に今日のバッティングが少しでも「自信」となり残れば私は満足。
satoshi は大丈夫と、安心をしました。
satoshi を応援してきて数年。
一番素敵な笑顔を見せてくれた今日のひとつ目の笑顔でありました
そして、もうひとつの笑顔は・・・
コートの中で本当の息子が見せた笑顔。
息子が仲間の中で見せる笑顔は、彼が充実した時を過ごした証かなと思いました。
良き仲間、良き恩師に巡り会った息子は最高に楽しそうな笑顔で、最後の夏を楽しんでいるように見えました。
1996年7月・・・
幼馴染の心の友の子供satoshiと、私の息子は同じ年の同じ月に誕生しました。
息子は野球とテニス 悩みに悩んで選んだテニス道を歩む15歳。
satoshi は只今悩める背番号10 野球道を歩む15歳。
今日はふたりの笑顔が同時に見れたことが何よりとにかく嬉しかったです&
こんばんは。
今週末から兵庫県中学総合体育大会(総体)が始まります。
我が家の次男も今週末、中学最後の大会に挑みます
彼が少年野球からテニスを選択し、あれから2年と少し・・・早いものだなぁと思う。
毎日朝練も欠かさずにがんばってたなぁ。
総体が終われば朝練もなくなって、お弁当作る時間ちょっと楽になるなぁ~
お兄ちゃんから思うと長かったなぁ~と、昨日息子と話したばかり。
でも、ちょっと寂しい気持ちにもなった。
やっぱりテニスに出掛けるときが一番生き生きしていたからだ。
彼にとってのテニスは規則正しい生活を与えてもらったし、
ブレることなく中学生活を支えてくれた物。感謝している。
実は彼のテニスを一度も見たことがない。
理由は色々あるが、親の目のない中で逆にノビノビ、彼にとっては最高のテニス生活だっただろうと思う。
最後に一度だけ見に行こうと決めていた。長男の時もそうだった。
今週末は最初で最後の中学時代の彼の勇士を心に残しに行こうと思っている
そして少年野球時代、一緒に過ごした子供たちも今週末同じく総体を迎える。
今日、新聞に彼らの名前を見付け、誰一人欠けることなく三年間やり通してくれたことに嬉しくなった。
卓球を選択したyotoも同じく最後の夏を迎えるなぁ。よくがんばった。
息子と彼らの最後の夏にエールを贈ろう