甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2016 夏ふたたび 第98回全国高校野球選手権兵庫大会 1回戦 尼崎稲園vs須磨翔風

2016-11-28 | 2016 夏☆甲子園

2016年7月10日 それぞれの想いを込めて尼崎稲園、須磨翔風球児たちの夏のはじまり。

天衣無縫

鍛錬千日 勝負一瞬

1年生から注目する須磨翔風 才木投手 集大成の夏 


20106年 全国高校野球選手権兵庫大会1回戦 尼崎稲園vs須磨翔風


尼崎稲園 先攻 先発永野投手(18)

須磨翔風 後攻 先発才木投手

スターティングメンバーです。

尼崎稲園スタンド

尼崎稲園の前半5回を才木投手が投げ、3回表 8番白石選手のライト前ヒット1本
被安打1、5奪三振 無死四球 無得点 全ての回を三者で抑える
さすが!のピッチングを魅せてくれました。

1回表
1番青山投手(1)ファーストを守ります。

2番中野選手

3番永野投手

2回表





4番佐々間選手

5番田中選手

6番福本選手

3回表
7番小山選手

8番白石捕手 ライトヒット!











9番青木選手





サードゴロからWプレイ!








先制をしたのは須磨翔風1回裏
先頭 杉本選手のレフトヒットをチャンスメイクに、2番竹並選手の犠打





2番竹並選手

3番中野選手のレフトへの2ベースヒット、4番四宮選手への死球で1死満塁





4番四宮選手



5番才木投手のサードゴロにEランプが灯り1得点を先制









更に1死満塁と続き、6番坂本捕手のファーストゴロには、尼崎稲園ファースト青山選手が本塁へ送球

2死満塁と替りセカンドゴロ 満塁のピンチが続きましたが1得点に凌ぎます。


2回裏には、1死から9番甲斐選手の死球 盗塁を成功させ1死2塁
8番小林選手

9番甲斐選手



1番杉本選手は四球でランナーを溜め、バッテリーミスが重なってしまい1死2、3塁

しかし2番竹並選手のレフトフライに3塁走者を走らせず、3番中野選手をファーストゴロ。
この回もピンチを背負いましたが無得点に抑えます。












3回裏
先頭は4番四宮選手が死球で出塁すると、5番才木投手2安打目
サードゴロに才木投手の足が勝り内野安打、無死1、2塁を作り出します。
6番坂本選手が送り1死2、3塁とランナーを進めたところで
7番内田選手のスクイズが決まり2得点目を挙げます。2-0












4回裏はビックイニング
先頭9番甲斐選手が四球で出塁
1番杉本選手が初球をサード前へナイスバント!これが内野安打に
更に、2番竹並選手も初球を送り、これも内野安打に。
2者連続でバント安打となり無死満塁の大チャンスを掴みます。



そして、3番中野選手の打席
レフトオーバーの走者一掃3点タイムリー3ベースヒットで大きな3得点を挙げ5-0









続く4番四宮選手はファーストフライに倒れるも、5番才木投手ライトへの犠牲フライで6-0
この回、大きな4得点を挙げるビックイニングとなりました。


















5回裏
2死から9番甲斐選手のセンター前ヒットと盗塁、バッテリーミスも重なり2死3塁



1番杉本選手が四球を選び2死1、3塁



杉本選手はここまで4打数2安打2四球で全打席出塁。素晴らしい!
初回から毎回ランナーを背負いながらも頑張る永野投手へ
ショート青木選手が本当よく声を掛ける姿が印象に残ります。

仲間の声に永野投手踏ん張り、このピンチはセンターフライに捕り無得点に抑えました。



須磨翔風が攻守ともに流れを掴んで6安打6得点と大きなリードをした前半戦。
尼崎稲園の巻き返しを願う後半戦へと入っていきます。

6回表 尼崎稲園の攻撃
須磨翔風は才木投手をレフトへ置き、ファーストを守っていた中野投手へと継投します。

先頭は7番小山選手が替りばな初球を狙いセンターヒット!



8番白石選手が初球犠打を決めフォースアウト

その後、2死1塁とし、1番青山投手がフルカウントの末ライトヒット!







更に2番中野選手への死球で2死満塁 反撃の大チャンスです。





3番永野投手への初球がWPとなり1得点を奪います。

この流れで得点を重ねていきたい尼崎稲園でしたが、7、8回と中野投手が力投を魅せ
両イニングを三者凡退に。

8回表 8番代打勝部選手





9番 6回よりショートを守る原田選手の初打席



8回裏 須磨翔風は3人で攻撃を終えます。 9番代打北村選手


5得点を追う9回裏 
ここで須磨翔風は3人目、永井投手(10)へと継投します。

打順は1番青山投手から。 ライトフライ 1死
2番中野選手(代走に小松選手)、3番永野投手(代走 和歌山選手)
二者連続四球 1死1、2塁

代走 小松選手







代走 和歌山選手



4番佐々間選手を初球ライトフライに捕り2死1、2塁





5番田中選手との勝負・・・フルカウント

田中選手の打球はレフトへ大きく飛び待望の2得点目が入ります。
田中選手の打席ビデオです。


2死1、2塁となり、6回よりセンターを守る児玉選手の打席ビデオです。
カウント1ー2からの4球目 WPとなり2死2、3塁とチャンスを広げます。
スタンドからの懸命な応援、みんなの夢繋ぐため児玉選手の粘りに、今見ても胸熱くなります。
2死2、3塁 フルカウント 勝負の一球。
永井投手がひとつ目の三振を奪い、須磨翔風が7安打6得点無失策の堅守
6-2 尼崎稲園の夢は須磨翔風のみんなへと繋がれた対戦でした。




尼崎稲園は最後までよく粘り頑張りました。
スタンドには選手は居なかったように記憶していますが、
吹奏楽の素晴らしい音色に応援者の方々の懸命な応援が印象に残っています。

須磨翔風はよく球場で応援させていただくチームですが、どの年代も魅せる野球を観せてくれます。
スタンドの選手たちも元気いっぱい!
この日も翔風デカメガホンが何度も舞っていました。






この後、須磨翔風の夏は準決勝まで登りつめた報徳学園との2回戦で夢を繋ぐこととなりました。
須磨翔風2016年 夏のあしあと
1回戦 対 尼崎稲園6-2
2回戦 対 報徳学園1-5

エース才木投手の高校野球は終わりを告げましたが、高校野球で叶わなかった甲子園のマウンドに
プロとして立つ才木投手が観られることが楽しみです。
翔風の星、兵庫球児の星となりプロでも活躍されることを願っています。

両チームの選手のみなさん 高校野球 お疲れさまでした。


2016 夏ふたたび 第98回全国高校野球選手権兵庫大会 1回戦 市立伊丹vs神戸甲北

2016-11-24 | 2016 夏☆甲子園


2016年7月10日 暑さ増す晴天の明石トーカロ球場
神戸甲北のエースとして最後の夏を迎えた安並 真投手
真くんとの出逢いは小学校6年生の時だった。
あれから6年 あの真くんはどんな成長を遂げているのか・・・
とても楽しみに球場へ向かいました。

第98回 全国高校野球選手権兵庫大会1回戦 市立伊丹vs神戸甲北



両チーム、両先発の立ち上がりを攻め、初回から大きく動いていった熱い対戦でした。

スターティングメンバー

先攻 市立伊丹 先発 穴田投手

後攻 神戸甲北 先発 安並投手






1回表 市立伊丹の攻撃
1番倉橋選手をレフトフライに捕り、そこから2連打



2番柳原選手はライトへ、3番中畠選手はレフトへ1死1、3塁 





先制のチャンスに4番畠中選手を迎えます。
スクイズの構え、初球ファウルとなり1球ボールを見送った3球目
安並投手の前へ転がり柳原選手が本塁を突きますが、
安並投手ナイスフィールディング!ホームへ送球し先制を阻みます。







2死1、2塁と替り5番政宗捕手が死球で2死満塁





少し立ち上がりに苦しんでいる安並投手へ宮脇捕手が笑顔で声を掛けます。



6番西山選手が四球を選び、押し出しで先制 1-0

更に2死満塁と続きましたが、7番今中選手の初球 サードファウルフライで三者が残塁

7番今中選手


神戸甲北の初回
穴田投手の立ち上がり良く三者を打ち捕り、市立伊丹2回表の攻撃へ。














2回表 市立伊丹の攻撃

1死から9番陽山選手のセンターヒット!









2番柳原選手が2安打目セカンドゴロが内野安打に。
柳原選手が盗塁も決め、2死2、3塁 ジワリと攻めます。

宮脇捕手が再びマウンドへ。
仲間の声は力になりますね。



宮脇捕手はいい捕手ですね~
男前すぎる女房役です。

次打者を三振に



流れは市立伊丹が掴んでいるように見えた両チームの立ち上がりでしたが・・・
神戸甲北の反撃・・・始まります。

2回裏 神戸甲北の攻撃
先頭は4番宮脇捕手がライトヒット!



5番安並投手が送り1死2塁

6番田中選手 フルカウントから3球粘った4球目をレフトへ打ち返し1死1、3塁





続く7番大里選手がライトへ同点タイムリー!1-1







1塁ランナー田中選手は一気に3塁まで駆け抜け1死1、3塁を作ります。

大里選手ナイスタイムリーでした!

そして、更に8番東馬場選手の打席 大里選手が二盗を決め1死2、3塁



東馬場選手の打球がサードへ飛ぶ間に田中選手が逆転のホームを踏み2-1







田中選手の粘り、そして積極的な3塁への走塁が生きた2得点でしたね。

3回表 市立伊丹の攻撃は、先頭4番畠中選手が死球で出塁しますが、
神戸甲北の守備の良さが光り、サードゴロをセカンドフォースアウト、
更に宮脇捕手が盗塁を刺しリードを守ります。

3回裏 神戸甲北の攻撃
打順は1番へ戻り工藤選手がレフト前ヒットで出塁
2番小原選手の打席
工藤選手ナイスラン!盗塁を決め無死2塁 

小原選手が送り1死3塁 チャンスを広げます。





その後2死3塁となり4番宮脇捕手 バッティングも好調! 
2本目はライトへタイムリーを放ち3-1
宮脇捕手 攻守に大活躍です。



フルスイングファウル2球にこの表情^^;

3球目をライトタイムリー!





5番安並投手の打席 初球2盗を狙い宮脇捕手は走りますが、政宗捕手が盗塁を阻止!










4回表 市立伊丹の攻撃
先頭7番今中選手のセンターヒットをきっかけに、
8番穴田投手の犠打、9番陽山選手のショートゴロで2死3塁







1番倉橋選手のセンター前タイムリーで1得点を返し2-3












4回裏 市立伊丹は穴田投手より高木投手(11)へと継投

1死後、6番田中選手は四球で出塁すると、7番大里選手の打球は左中間へ!



捕球を手間取る間に田中選手は3塁まで到達します。

またまた田中選手のこの走塁が1得点を生むことに。
8番東馬場選手が初球をライトへ運び2-4 取られた1得点を取り返します。

東馬場選手2打点目 ナイスバッティングです!

更に9番森山選手のセンターへの犠牲フライで1得点 2-5









激しく動いた序盤の攻防で3得点をリードした神戸甲北は
後半、堅守で次々とアウトを重ねていきます。
また、仲間の頑張りに力をもらった安並投手が、ここから素晴らしい投球を魅せ
5回からの5イニングをノーヒットで抑えていきます。

7回 サード小原選手 いい顔して野球する選手ですね~^^




5回表 市立伊丹の攻撃は、先頭3番畠中選手が死球で出塁するも、
宮脇捕手が2つ目、盗塁を刺しカバーします。
2死となり5番政宗捕手のセカンドへの強い打球をセカンド森山選手がナイスキャッチ!
これは抜けていたら流れが変わったかも?しれないと思う一打。
森山選手ナイスプレイでした!

捕った瞬間は撮り逃してしまいましたが、仲間の笑顔にナイスプレイだったことが分かります。


5回裏 神戸甲北は、1死から3番佐々木選手にヒットが生まれ
続く4番宮脇捕手が初球をセンターヒット!死1、2塁としますが
市立伊丹もいい守備が見られサードゴロをWプレイ!

3番佐々木選手










6回裏 市立伊丹は高木投手からエース松本投手へ継投

2死から8番東馬場選手のレフトヒット1本に抑えます。






7回裏 
1番工藤選手が死球で出塁 代走に尾崎選手(16)が入ります。

2番小原選手が送り1死2塁



3番佐々木選手は初球をセンターへ上げ2死2塁
4番宮脇捕手の打席 牽制が逸れ尾崎選手は三進します。



2死3塁と替り フルカウント 松下投手踏ん張りレフトフライに

市立伊丹のみんなにもいい笑顔が見られました。


8回裏
先頭5番安並投手が四球で出塁

6番には代打片山選手(15)

初球を送り1死2塁 片山選手準備万端ナイスバントでした!

そして当たっている7番大里選手へ打席が回ります。
大里選手の打球はライトを大きくオーバーし、2点ランニングホームラン!
素晴らしい一打が飛びました!7-2



















その後2死となり、9番森山選手の打球もセンターをオーバー!
3塁を目指し果敢に走りますが、好返球が返り惜しくもアウト
センター柳原選手にいいプレイが出ましたし、森山選手もよく走りました。
どちらも本当に懸命なプレイ素晴らしい!拍手ですね!





















三塁ランナーコーチ選手と(名前が分からなくてゴメンね><)森山選手の清々しい表情がいいね!
高校野球は、こういうところがいいなぁって思いますね。

市立伊丹は、5回表 先頭3番中畠選手が死球で出塁するに留まり、
その後はランナーを出すことなく安並投手の好投と堅守で進んできました。

最終回 1死から代打福井選手(13)





2死となり8番に代打蔵野選手(6)に想いを託します。
蔵野選手の打席ビデオです。
市立伊丹スタンド最前線には女の子7人の応援団が懸命な応援で選手たちに力を与えていました。
彼女たちの懸命な応援もぜひ合わせて見てあげていただきたいなと思います。


蔵野選手の打球はセカンド今中選手のグラブへと収まり試合は終了。
7-2 神戸甲北が初戦を勝利した対戦でした。
校歌斉唱の後、倉橋主将をはじめ、対戦相手へきちんと礼を尽くしベンチへ戻る姿に
彼らがどんなふうに高校野球で学んできたのか見えてきますね。
真くんが蔵野選手のバットを渡す姿・・・そういう選手でいてくれて本当嬉しい瞬間でした。

市立伊丹スタンドの女子応援団のみなさんがエール交換も最後まで素晴らしく努めました。
堪えきれなかった彼女たちの涙をこうして振り返ると、
ほんと選手たちと一緒に戦ったんだよねって思いますね。
彼女たちにとっても忘れられない素敵な夏になりましたね。
感動しました。
ありがとう。



この後、神戸甲北の夏は2回戦 三田松聖との対戦で終りを迎えました。
2016年 神戸甲北球児のあしあと・・・
1回戦 対 市立伊丹 7-2
2回戦 対 三田松聖 0-4

2回戦は球場で応援することができませんでした。
もう1度、神戸甲北の選手たちの夏、真くんの夏を観たかったなぁと残念ではありましたが、
この対戦で、真くんは本当いい仲間と出逢って、充実した高校野球だったんだろうなと思う
あったかい野球をする神戸甲北の選手たち姿を見届けられて、
私も良い思い出をまたひとついただいて嬉しい夏になりました。

神戸甲北、市立伊丹の選手のみなさん 高校野球 お疲れさまでした。

そして、真くん
いい仲間と出逢えて良かったね。
これからも、苦楽を共にした仲間を大切に前へ進んで行ってもらいたいなぁと思います。
たくさんの思い出を ありがとね^^。


2016 夏ふたたび 第98回全国高校野球選手権兵庫大会 開幕戦 尼崎小田vs県立大附属

2016-11-22 | 2016 夏☆甲子園


県立大附属スタンドより。
マネージャーさんかな・・・一所懸命応援する姿が素敵でした

2016年7月9日 雨の中の開会式で開幕した兵庫大会
2016年 夏!甲子園☆彡 第98回全国高校野球選手権兵庫大会 雨の開幕

開幕戦 尼崎小田と県立大附属との対戦は、日差しも戻り温かい雰囲気の中、
兵庫球児たちの熱い夏の始まりを今年も球場で応援することができました。
グラウンドコンディションを整えるため予定より試合開始が1時間遅れましたが、
雨の影響もなく暑い陽に照らされる中、素晴らしい開幕試合となりました。

開幕試合に先立ち、兵庫県高校総体 女子ソフトボールで3連覇を成し遂げた
須磨ノ浦高校 藤本主将による始球式が行われました。
笑顔がとても似合う藤本選手ナイスボールでした。






第98回 全国高校野球選手権兵庫大会 開幕戦 尼崎小田vs県立大附属

先攻は尼崎小田 先発は4番を打つ小羽投手

後攻 県立大附属 先発は背番号(2)野村投手

スターティングメンバーです。




1回表 尼崎小田の攻撃
1番坂本選手 フルカウント センターヒットから始まった98回目 兵庫の夏。
甲子園への一歩。









2番松元選手が初球を送り1死2塁







先制のチャンスを掴みますが野村投手が踏ん張ります。
後続二者を捕り県立大附属の攻撃へと移ります。
3番徳永選手

4番小羽投手




1回裏 県立大附属の攻撃
1番段選手が初球を狙いライトフライ

2番村上捕手のセーフティーバント 足が勝り内野安打に。





3番野村投手の打席の初球、ストライクボールの捕球が溢れる間に村上選手は二進





野村投手は四球を選び、1死1、2塁のチャンスに
4番重田選手がフルカウントの末レフトヒット!





4番重田選手







1死満塁と大チャンスを掴んで、打席には5番三原選手
三原選手は三振と終わるのですが、フルスイングで挑む姿がとても印象に残る選手です。



2死満塁と替り、6番柴田選手の初球、ショートへ飛びセカンドフォースアウト
熱い攻防が見られた両チームの初回の攻撃でした。


2回表 尼崎小田は再び先制のチャンスを掴みます。
先頭5番大西選手が死球で出塁すると、6番玉木選手の打席、牽制がボーク判定となり無死2塁





玉木選手はファースト前へ犠打、1塁へは送球せず2→3塁間に大西選手を挟みます。





3塁への送球が逸れた間に大西選手が先制のホームを踏み1-0





玉木選手もその間に3塁へ到達 無死3塁とチャンスが続きます。



7番三宅選手、8番廣田捕手 二者連続四球で無死満塁





9番石橋選手へ2つ目の三振を奪い、先頭打者ヒットを放った1番坂本選手へ打席が回ります。



坂本選手好調です。2安打目はライトへタイムリーとなり1得点 2-0





1死満塁と続きましたが二者を捕り、尼崎小田が2得点を先制した2回表の攻撃でした。






2回裏 県立大附属の攻撃では、2死から9番本井選手が四球で出塁
7番高橋選手

玉木選手 ナイスサード!



8番山本選手

9番本井選手





1番段選手が初球をセンター前ヒット!



段選手は1番打者として、とても積極的な攻撃をする選手の印象です。
第1打席も初球から積極的に振っていましたが、2打席目も、
そして見返すと4打席全打席で初球を狙い、自分が何としても塁に出よう!という気持ちが
凄く伝わってくる段選手の打席でした。
段選手のヒットで2死1、2塁と県立大附属も反撃のチャンスを掴みましたが
2番村上捕手の初球、1回と同じようにショートへ飛びセカンドフォースアウト



2番村上捕手

両チーム、動きが激しい序盤でしたが、ここから8回までスコアーボードに「0」が刻まれていきます。

尼崎小田 3、4、5、6 回の攻撃は、野村投手が4イニン全て3人で抑える好投が続きました。



セカンド本井選手







ショート三原選手

サード山本選手


県立大附属は3回裏 3番野村投手が四球で出塁するも1→2塁間に挟み無得点。



県立大附属スタンドより
スタンドには選手は居らず、OBの方でしょうか・・・選手たちに大きな声援で力を与えていました。

4回裏 1死から7番今中選手のセンターへのヒット!
8番山本選手のセカンドゴロを6→3のWプレイの堅守






5回裏 先頭9番本井選手のファーストフライがグラブ後ろ手になりヒットを記録
そして1番段選手が初球を1塁線ライン際ギリギリへ絶妙に転がし内野安打に!
無死1、2塁 反撃のチャンスがやってきます。



2番村上捕手の初球はサード前へ、進塁打となり1死2、3塁


 
打席は入る前に4番重田選手が声をかけます。
こんな時は、どんなこと話しているのでしょうね。

3番野村投手の強い当たり打球はサード正面ライナー。



サード玉木選手がベースを踏みWプレイ!
いい当たりだったんだけど~これは仕方ないね><;
サード玉木選手よく反応して捕ったと思います。
大きな山場でした。
惜しくも得点には至りませんでしたが、みんなが積極的に攻める姿が素晴らしかった5回裏の攻撃でした。
県立大附属の攻撃は、この後6、7、8回と小羽投手が打たせて捕り、ランナーを一人も出さず好投。

尼崎小田は、7回 2死から9番廣田捕手が四球で出塁するに留まり、8回表は3人で抑えます。


9回表 尼崎小田の攻撃

先頭は5番大西選手がレフトヒットで出塁





ファースト段選手がマウンドへ

6番玉木選手が初球をきっちり送り1死2塁



伝令は背番号11選手

仲間っていいね!





7番三宅選手の打球はサードへ、ひとつアウトを取り
更にWプレイを狙い3塁への送球が逸れ、その間に大西選手は生還











2回以降ゼロの続いたスコアーボードに貴重な「1」が刻まれました。3-0

3得点を追い県立大附属 最終回の攻撃へと入ります。
3年生にとって最後の夏 何とか「1」を刻んでもらいたいと願いながら見守りました。
先頭は4番重田選手 レフトフライ





5番三原選手 ファーストファウルフライ



2死となり6番には代打秋田選手(10) 
S・・・S・・・そして3球目



フルスイング・・・小羽投手5つ目の三振となり試合は終了しました。
3-0 尼崎小田が一歩甲子園への道を進み初戦を勝利した対戦でした。
秋田選手の打席、尼崎小田が勝利を掴んだ時のビデオです。


9回裏・・・勝負の時。
このビデオを見ると、またあの日の気持ちが蘇り、一人切なくなります。
県立大附属は尼崎小田を上回るヒットも飛びました。
野村投手も4被安打と中盤、力を魅せてくれました。
尼崎小田はノーエラー、堅守光る対戦でした。

毎年、開幕戦を応援に行くことが楽しみです。
毎年、始まる夏に楽しさいっぱい、
しかし兵庫で1番早く夏を終える3年生選手たちを想うと切なさもいっぱい。
今夏の開幕戦でも、夢追いかけ両チームの選手たちの気持ち溢れる
素晴らしい対戦を魅せて戴き感謝の気持ちでいっぱいです。
両チームのスタンドからは、親御さん方や応援者の方々の温かい応援と、
応援プレイヤーたちの懸命な応援プレイを観させて戴いて、気持ち温かくなる開幕戦でした。
朝の雨の影響もなく、無事素晴らしい開幕戦が行われたことも本当良かったなと思います。

両チームの選手のみなさん 夏 お疲れさまでした。
3年生選手のみなさん 高校野球お疲れさまでした。
そして、今年も記憶に残る素晴らしい開幕戦を観せていただき、ありがとう。

尼崎小田の夏のあしあと・・・
この後、姫路南との2回戦で尼崎小田球児たちは夏の終わりを迎えました。

1回戦 対 県立大附属3-0
2回戦 対 姫路南 3-4

こうして、あの時に戻り選手たちの夏を蘇らすことは良いのかなぁと思う部分もあるのですが、
もう戻ってこないあの時だから、選手たちの頑張った証がほんの少しでも形に残れば、
いつかこの夏が彼らや親御さん方にとってかけがえのない良き思い出となるんじゃないか・・・
そんな気持ちで記憶を辿り残しました。
今夏は数試合を球場で観戦させていただいたので、
この夏を丁寧に、気持ちを込めてこれから残していきたいなと思います。


はるかなる甲子園~もう一つの高校野球物語~ 第一部 熱血甲子園 其の1・2・3より

2016-11-20 | 読書


はるかなる甲子園 第一部 熱血甲子園2010 其の1. 2 . 3より

其の一 興南高校 我喜屋優監督が目指す「選手の育て方」
其の二 興南高校 春夏連覇 間一髪の野球と周到な準備
其の三 2010年決勝 投げ合った二人のエース

高校野球 沖縄の歴史は奥深い・・・。

1958年夏の甲子園

以前読んだ、首里高校が初めて甲子園へ立った時の切ない時代を書いた

甲子園の鼓動 ~ 球児たちの涙に染みた土 ~のこともこの著書の中で触れられているが、

長い長い時を越えて、2010年 第92回大会 沖縄に深紅の大優勝旗が初めて渡った夏が書かれている。

春夏連覇を果たした沖縄興南高校の選手たちは、あの夏どんな想いで沖縄へと帰ったのだろう・・・。

1968年 第50回大会へ出場をした時の主将 我喜屋勝選手が42年の時を越えて

興南の監督として甲子園へ立ち、大優勝旗を掲げる教え子をどんな想いを重ねて見つめていたのだろう・・・。


我喜屋監督さんの野球道は意外なところからスタートをしている。

小さな頃から野球少年だったのかと思っていたが、中学では陸上部で名を馳せた選手で

その活躍があり興南高校へ入学したという経歴にまず驚く。

入学後、1人で棒を持って走っているよりも、大きな目標に向かった方がいいかな・・・という発想で野球を始められたという。

その時の逆転の発想がなければ、あの瞬間、教え子たちが大優勝旗を手にする姿を甲子園で監督として

見ることはなかったんだと思うと、感慨深いものがある。

興南を卒業後、静岡の大昭和製紙、北海道の大昭和製紙白老での野球道を経て、

2007年 興南の監督さんとして母校へ戻られた。

監督就任から僅か3ヶ月で24年ぶりに甲子園へと導かれた裏には、北海道でのご経験も大きく

逆転の発想、逆境からの気付き、創意工夫が大きく影響していることが分かる。

その我喜屋監督さんが持たれておられる逆転の発想、逆境を味方に・・・という考えの根っこが、

あの大偉業を達成した興南の基盤となっていることが読み取れた。


我喜屋監督さんの信念にある「小言が大事を成す」

小さいところに気付く子は大きな仕事ができる・・・ということ。

普段は目立つ選手でも、小さいことに気付かない選手は大きなところで、大きな試合で必ず大きな失敗をする。

逆を言うと、小さなことに気付く選手は大きなところで、大きな試合で成功する・・・ということだろう。

ご就任になられてカルチャーショックを受けたという選手たちの生活態度。

椅子は片手で引かない、お皿の片付けには間に指を入れて運ぶといった

日常生活をする上で、チーム内にはたくさんの約束事があるそうだ。

例えばお皿の間に指を入れて運ぶという約束には、

全員がきれいに食べるということや、運ぶ時の音も軽減される。

お皿をきれいにすることで、洗う水の節約にも繋がる。

こういう細かい約束事の中には意味があり、その意味を理解し行うことで次々と「気付き」が生まれ、

野球をする上でも大切な、気配り、心配り、思いやりの心が育つ。


野球より前に人として身につけなければいけないことから一つひとつ選手たちの生活から整えて行かれる中で、

その一つに、自分たちを応援してもらえるような環境作りを作るためにも、

出来ることから始めようと行われたゴミ拾い、朝の散歩の後の「気付き」を言葉にする1分間スピーチ。

今も受け継がれて興南の選手たちは行っている。

ゴミ拾いができるようになればバントもできるようになってくると我喜屋監督さんは言われる。

その根拠は・・・バントが出来れば、人の有り難さが分かるようになり、

自分が出来ることで、後の人が楽になる・・・

自分がバントを決めることで、後ろのバッターはホームに近づける。

こういう気持ち、考えで多くの高校球児たちは「バント」をしているだろうか・・・。

1分間スピーチにも意味があり、日々の中での「気付き」が野球へ繋がる「気付き」となっていく。


基本というのは次を支えてくれるのが基本で、基本の在り方、精神力の使い方だと、

我喜屋監督さんの教えは野球にも繋がっているが、その先の選手たちの未来で

人として・・・を大事に想い、様々な事へ意識を持ち行動出来るようにと願う気持ちが込められているのだと思う。

なかなか家庭教育の中でも伝えきれない大切なことを、

我喜屋監督さんから教わることができている選手たちは、幸せな時を過ごせていますよね。


そういう教えが今も受け継がれて選手たちが行うことで、興南の選手たちを多くの人たちが応援してくれるようになったという。

ゴミ拾いをしたからといって野球が強くなるものではないのだろうけど、

その意味を理解し行うことで、感謝の気持ちが芽生えたり、人とのコミュニケーションを図れるようになったり、

人の心を惹きつけ応援してもらえるようになることで、選手たちのやる気、頑張りへと繋がり

それが野球へ繋がることでチームは強くなっていく。

誰かが自分たちを応援してくれているということは、選手たちの大きな力へと変わるのだろう。

興南の選手たちは、それを自分たちの手で行い得て行き、あの優勝旗を手にできたのだろうと感じる。

2010年の夏、我喜屋監督さんの教えが繋がった瞬間、

選手たちの姿が逞しく見えただろうし、本当嬉しかったことだろうと思う。

されどゴミ拾い・・・。

誰かのために何かをしてみようという気持ちが選手たちの心を強くし、

気付くことで考えや視野広がり心を豊かにする。

小さな気付きが大きな心を育てる・・・素晴らしい教えだ。

2007年の主将 宮里主将は言う。

ちょうど監督が就任されたのが僕の2年生の時、確かにだらしない部分があり、

野球のことより、まず生活をきちんとしなければ何も始まらないということで、

そういった部分から意識を徹底的に変えて行った。

散歩の後の1分間スピーチも、とにかく朝のニュースや新聞などからも話すテーマを見つけ、

社会で何が起こっているのか、それまで新聞なども目を通すことはあまりなく理解もしていなかった。

スピーチがきっかけで新聞にも目を通すようになり、野球ももちろん大切ですが、

様々な面に意識をもって学んでいくことの大切さを凄く感じた。

そういう習慣が今とても自分にとって大きなものになっている。

自分に対する生き方の指針みたいなものがはっきりあるように思う。

そういったものを与えてもらったことに感謝していると。


野球より前に人として・・・ゴミ拾いもスピーチも、椅子の運び方も、

そこからの気付き、意識の持ち方が野球へと繋がり、

そして社会へと旅立った時の根っこへとなり繋がっている。

我喜屋監督さんの教えは、子供たちが社会へ立った時に人として・・・を大事にできる人になってもらいたいと、

そこを1番大切に目標とされご指導されておられるのだと感じる。

読みながら、自分は息子たちをこういう導き方ができただろうか?と振り返りながら、

子育ても終わりに近付きつつある私であるが、もうすぐ社会へと旅立つ息子たちが

このように想う生き方ができるように、あと少しの子育ての中で、

このような導き方をしながら大切なことを伝えていこうと思う。


我喜屋監督さんの目指す選手の育て方・・・育ち方は、

その後の興南の野球で大きく花を咲かせ2010年 春夏連覇へと繋がって行く。

其の二 興南高校 春夏連覇 間一髪の野球と周到な準備では、

あの夏の中に居る興南の選手たちが、「相手の気持ちで常に考え人のために尽くす」という

監督さんの教えを野球に変えて行く様があり、気付きから生まれるプレイに興味深いものがあった。


其の三 2010年決勝 投げ合った二人のエースでは、

優勝投手 島袋投手の創意工夫から得た強さを知ることとができる。

また、2010年選抜甲子園決勝で投げ合った東海大相模のエース 一二三投手の苦悩の日々と門馬監督さん、

また、東海大相模と準決勝で対戦し投げ合った成田高校のエース中川投手と尾島監督さん

選手と監督さんとの絆と想い・・・

誰もが辿り着ける場所ではない甲子園へ立つ選手たちは、一様に華やかに見えるが、

様々なものを乗り越えてこそのあの場所だったことを知り、胸が熱くなった。


2010年 夏

多くの3年生の球児たちが高校野球から引退となるが、この夏のドラマはみんなで作り出したもの。

そのがんばりに自信を持って、誇りを持って次の一歩を踏み出して欲しい。

みんなの思いは私も含め、多くの人の心を捕らえたのだから・・・と締め括られている。

そこには、日々選手たちと向き合っておられる監督さんという大きな存在がある。

監督=父と、選手=息子たちが創り出す野球から、感動を与えてもらっていることに感謝の気持ちが溢れた。


はるかなる甲子園~もう一つの高校野球物語~ まえがき

2016-11-17 | 読書



はるかなる甲子園~もう一つの高校野球物語~を読み終えて・・・まえがき


一気に読んだ。

その時が蘇り、言葉に吸い込まれ久しぶりに集中して無になり没頭できた時間だった。


2016年 日本一に輝いた北海道日本ハムファイターズ 栗山監督さんが、

高校野球熱闘甲子園ナビゲーターとしてご活躍されておられた2010年に発刊された著者。

栗山監督さんの著書は数々あり、読んでみたいと思うものはたくさんある中で、

「2010年」「甲子園」というキーワードにこの一冊を選びました。


自分の中にもこの春や夏、高校球児の姿が深く残っている。

この瞬間があったから、更に高校野球というものの魅力を感じることとなった2010年。

高校野球の記憶、高校野球の素晴らしさが更に奥深いものとなり心に残る一冊に出会えたこと、

この本を書いて下さった栗山監督さんに感謝の気持ちいっぱいです。


第1部では、自分自身も記憶に深い2010年夏の甲子園出場校の監督さんと選手の物語が綴られている。

2010年と言えば、島袋投手を擁し我如古主将率いる沖縄興南高校が

春夏連覇を成し遂げたことは記憶に深く残る甲子園であった。

その興南高校野球部 我喜屋監督さんの言葉は、高校野球や球児だけに留まらず、

それを越え人生に於いて大切なことを教えて戴くことができる。

以前、我喜屋監督さんの著書 ~逆境を生き抜く力~ 沖縄興南高校 我喜屋 優 監督 を読んだことがあり、

その中でも考え深い我喜屋監督さんの言葉に、子育てをする上でヒントとをたくさんもらい

思春期に居た息子たちと前から向き合うことができた。

この著書の中の我喜屋監督さんの言葉にも、私自身がまた勉強になる言葉がたくさん詰まっていて、

選手たちも、今の自分を見つめ直すきっかけとなるだろうと思う言葉が綴られている。


まえがきに、

甲子園とは、選手たちへ与える見えない力がある。

甲子園だけではなく野球をする中で起こる一つひとつを、

偶然と捉えるのか、意味を持つこととして受け止め活かすのか‥‥

正に人生と同じことだろう‥‥とある。

人生に於いても同じことが言えるということだ。

そしてその瞬間がくるまでに、どれだけ最高の準備ができるか。

高校球児にとっての甲子園とは、これからの人生においてメッセージを送ってくれているものという言葉がある。


この言葉からも、高校野球は人間形成の場、人生教育のひとつだということが読み取れる。

野球を通して指導という形で、選手たちに日々グラウンドの中で

メッセージを贈り続けられておられる監督さん方の想いを知ることができ、

高校球児のみなさんには、自分もこんな気持ちで野球に向かってみようと

きっと明日からの野球へ向かう気持ちが今以上に向上するだろうと思う一冊なので

機会があればぜひ読んで欲しいなぁと思います。


この著者に登場される監督さんの野球や生活指導の中に、

「準備」

ということが共通して出てくる。

そう言えば先週末、試合後に報徳学園の指導者の方が、

最高の準備という言葉を用いて選手たちにご指導をされていた姿が重なった。

どれだけ最高の準備をして、その時に挑めるか・・・

その時が成功しても失敗したとしても、そこまでどれだけ最高の準備を自分自身ができたか。

高校野球は人生教育と置き換えると、最も大切な部分ではないかと思う。


高校野球は人間教育の場と言われるが、選手にとってもうひとつの家庭があり、

野球を通して監督さん=もうひとりのお父さん、選手たち=息子たち

勝ち負け以上の大切なものを得ることができる、正に家庭教育の中に居るように思う。

高校野球という家庭の中で、私たちには見えない親子の信頼関係がある
からこそ、

子供たちは
あんなに真っ直ぐに進んでいけるのだろう。

高校野球とは、社会に旅立つ最高の準備ができる、する場所である。

その準備をする場で、多感な年頃の大勢の選手たちと向き合い、

日々、大切なことを伝え続けられている高校野球の監督さんは本当凄い。

野球、子供を心から愛しているからこそできる、興南の春夏連覇に添えられた「偉業」という言葉が似合う。

そして、選手も監督さんも、辛いことがあっても、挫けそうになっても前へ進めるのは、

やはり、高校野球にはその先にある「甲子園」という大きな目標があるからだろう。

改めて甲子園というものが偉大な力を生み出してくれる場所だということを感じる。

その場所を目指す父と息子たち、その場所に辿り着いた父と息子たちの深い絆と愛情、想いを感じる言葉が詰まっていた。


甲子園・・・勝ち負け・・・成功に挫折・・・と、野球の中にたくさんのキーワードがあるが、

今、高校野球の中に居る選手たち、野球道を歩まれた選手の方々、そして監督さん

全てに共通するのは‥‥

やはり 「野球が大好き」だということに尽きると、この著書を読み終えて思った一言です。


第一部 熱血甲子園2010

其の一 興南高校 我喜屋優監督が目指す「選手の育て方」

其の二 興南高校 春夏連覇 間一髪の野球と周到な準備

其の三 2010年決勝 投げ合った二人のエース

其の四 元プロ選手 阿井英二郎監督が追いかける夢

其の五 同級生 早実 和泉実監督 野球脳を鍛える

其の六 本当に大切なものを求めて 山形中央高校 心の野球

其の七 名将去る 福井商 北野尚文監督最後の夏


第二部 それぞれの夏

其の一 怪物伝説 作新学院 江川卓

其の二 悲鳴を上げていた右肘 沖縄水産 大野倫

其の三 甲子園で学んだこと 浜田高校 和田毅

其の四 津軽海峡を越えた大旗 駒大苫小牧

其の五 遥かなる聖地甲子園 日本文理 伊藤直輝vs中京大中京 堂林翔太

其の六 背負えなかったエースナンバー 横浜 松井光介

其の七 栄光と挫折の狭間で 平安高校 川口知哉

其の八 アルプスで誓ったエースの誇り PL学園 前田健太

其の九 「お待たせいたしました」 ウグイス嬢 石塚くみ子

あとがきにかえて 



その時その場所に自分も居たあの日もあり、読み進めるにつれ懐かしいと思う気持ちと、

その裏にも知り得なかった深いものがあったことを6年が過ぎ知ることができた。

監督さ
ん方の深い言葉や、選手たちの想いに感動しながら一気に読み進める中で、

文章が涙で見えなくなる場面も幾度とあった。

一気に読みすぎて、もう一度ゆっくりひとつづつ読み返し、残していきたいなと思う。


2016 兵庫私学大会優勝決定戦 観戦記

2016-11-13 | 高校野球






試合の合間に紅葉狩り 村野工業ひよどりグラウンドにて

今年の高校野球観戦は先日の親善大会で終了かなぁ~と思っていたのですが
兵庫では私学大会が行われており、今日は3ブロック1位通過した3チームによる
総当りの優勝決定戦が行われるとのことで応援に行って来ました。

3ブロックの1位校は須磨学園、村野工業、報徳学園の3校
第1試合は須磨学園と村野工業、第2試合 須磨学園と報徳学園、第3試合は村野工業と報徳学園
総当り戦で2勝したチームが優勝となります。
第1、第3試合を観戦しました。
私の今年最後の試合観戦を残したいと思います。




第1試合 須磨学園と村野工業との対戦は、
須磨学園5安打1得点、村野工業4安打2得点のロースコア投手戦となりました。

先攻 須磨学園  先発(18)

後攻 村野工業 先発赤尾投手(11)

1回表 須磨学園の攻撃

先頭(4)選手が四球出塁するも2番(6)選手のピッチャーゴロをWプレイ、3番(7)選手をセカンドゴロ 
村野工業のいい守備が見られた初回
その裏、村野工業の攻撃
1番南谷選手

2番川本選手

2死から3番海津選手がフルカウントからライトヒットでチャンスメイクすると、4番美安選手が初球をライトヒット!

3番海津選手

4番美安選手

更に5番毛利選手の打席の2球目
ボール球がミットから溢れる間にランナーそれぞれ進塁



毛利選手が四球を選び2死満塁

打席には6番水田選手
ファーストへの強い当たりが飛び抜ければという場面でしたが、
須磨学園ファースト(3)選手の反応が良かった!
ファーストライナーで惜しくも三者残塁

6番水田選手

水田選手ナイスバッティングでしたよ~!

2回表 須磨学園の攻撃先頭は水田選手のライナーをキャッチした4番(3)選手
左中間を破る3ベースヒット!さすが4番の一振り
無死3塁の大チャンスに5番(5)選手

ライトへ先制のタイムリー!1-0



2回裏 村野工業の攻撃は8番高倉捕手の内野安打1本
7番麻木選手

8番高倉捕手



9番赤尾投手 送りバントを決めて2死2塁

1番南谷選手



3回表 須磨学園の攻撃は1番(4)のライトヒット1本

そして3回裏 村野工業の攻撃

1死から3番海津選手が初球をレフトヒット

海津選手好調2安打目、守備も軽快で良いプレイが観られました。

4番美安選手の打席に盗塁を決め美安選手はストレートの四球



更に5番毛利選手は死球

1死満塁のチャンスに、またまた6番水田選手の打席が回ってきました。

米川選手は常に1番前に立って、その元気がチーム引っ張ってましたね!

初球を見事にスクイズで1-1同点





7番麻木選手の打席にはWPで勝ち越し2-1



大江選手もよく声出てましたよね~

キャッチャー同士・・・思いやり。









これが決勝点となり、その後両チーム投手戦の始まり。

須磨学園は3回表の1番(3)選手のヒットと、7回表の5番(5)選手レフト2ベースヒットの2本
8回表には7番(17)選手のセンターヒット1本に留まり赤尾投手ナイスピッチング!

8回表 代打(14)選手 7番選手を送り1死2塁



9番代打(8)選手

7回表にはピッチャーライナーから飛び出したセカンドランナーをWプレイに。
赤尾投手ナイスフィールディングでした。
赤尾投手5安打1失点完投ナイスピッチングでした。

また、村野工業の攻撃では4回以降(18)投手が好投し、
5回に5番毛利選手への死球でランナーを出すに留まり、7回までを4安打に抑えました。

8回表には(19)投手へ継投し、三人で締める好リリーフ
4番美安選手が四球で出塁するも、(2)番捕手がナイス牽制でカバーしました。



2死 6番には代打佐木田選手





9回表 須磨学園の最終回

先頭2番(6)選手 四球で同点のランナーが出塁しますが、
後続三者をセカンド、レフト、ファーストフライに打ち捕り
2-1 村野工業が勝利を
した対戦でした。

1死1塁 4番(3)選手

2死1塁 5番(5)選手







須磨学園はバッテリーミスでの失点が勝敗を分けてしまいましたが、
両チーム無失策で締まった良い対戦を観させて戴きました。

須磨学園は続いて第2試合 報徳学園との対戦 
11-1で須磨学園が圧勝し、
第3試合 村野工業と報徳学園との対戦へ入ります。
待って~!外さないで~セーフ
この対戦、グラウンドを出ていたので観れていないんですが・・・
須磨学園 240 203=11 凄いね


第3試合 村野工業と報徳学園との対戦


先攻は村野工業 上田投手(1)が先発登板

後攻 報徳学園は背番号がなかったので全くどの選手か分かりません
報徳先発投手は気迫溢れる気合いっぱいな投手でした。(名前が分からないのがとても残念)

1、2、3回 村野工業の攻撃を3人で抑える立ち上がり。

そして報徳学園 このサード選手が凄いんです!もう気合いっぱい!
一球一球にブルペンで受けているキャッチャーのような声を掛けて投手を盛り立てていました。
とても印象に残る、また観てみたい選手です・・・何ていう選手なのかなぁ~

サードゴロにもこの気合い!
あまりの元気な気合いに笑ってしまうくらい
プレイ一つひとつに凄く気持ちが現れているいい選手だなぁと思います。

報徳学園の1回裏の攻撃
2番のセーフティーバントが内野安打に。
3番のレフトヒットの連打から4番のセンターへの犠牲フライで先制 1-0
2番選手の足が生んだ先制点でした。

貫禄が凄い!4番選手



2死1塁 1→2塁間に挟み流れを絶つ

2回裏には6番選手の四球をきっかけに8番選手の打席
二盗を決めると、その送球が逸れ2死3塁のチャンスをもらい、PBで6番選手が還り2-0









3回裏を上田投手が3人で抑え、4回表 村野工業の攻撃へと入ります。
打巡は2巡目に入り1番南谷選手から。
センターへのヒットでチャンスメイク!

2番川本選手が送り1死2塁



3番海津選手の打席、PBで南谷選手が三進すると、
海津選手のファーストゴロが内野安打タイムリーとなり1得点を還します。2-1





4番美安選手 フルスイングが素晴らしい!

5番毛利選手 初球を積極的に!

その裏4回報徳学園は2死から5番選手のライトヒットが飛びますが無得点



6番選手



5回表 村野工業は先頭6番佐木田選手がセンターヒットで出塁しますが、
報徳学園投手のナイス牽制でランナーを無くし、後続二者を捕り無得点。







7番麻木選手

8番高倉捕手

5回裏 報徳学園の攻撃は、1死から8番選手の四球でランナーをもらいますが、
二盗を狙った8番選手を高倉捕手がナイスな送球を魅せ、タイミング的にはタッチアウト!
・・・に見えましたが落球したのかな・・・

1死2塁となり9番選手のライトフライでタッチアップ 2死3塁



更に1番選手が四球で2死1、3塁

流れを渡さないためにも守り切りたい場面

2番選手のサードファウルフライを、サード毛利選手が捕り無得点に抑えます。





毛利選手ナイスファイトでした! 
今日の毛利選手、いい表情で野球してたなぁと思います。

5回を終え報徳学園2-1村野工業
1得点差・・・両チーム共に小さなミスから得点を生んだ場面がありましたが、
村野工業は走塁面で報徳学園の守備が上回ったかなと思う前半戦でした。

後半戦に入り6回表 
村野工業は1死から1番南谷選手が2安打目 レフトヒットで出塁
進塁打で2死2塁と攻めるも無得点







その裏 報徳学園は3番からの好打順 さすがだなと思う攻撃がみられました。
番選手のレフトヒットに、4番選手が送り1死2塁



5番選手のライトヒット、6番選手のレフトタイムリーで3-1





1死1、2塁と替り7番選手のインフィールドフライで1死1、2塁 





8番選手の打席 セカンドランナーが三盗を狙いますが
高倉捕手が、いいスローイングを魅せ無得点に終わります。

村野工業の7回表の攻撃は1死から、5番毛利選手が調子いいですね~ライトへヒットが飛びますが
ここも二盗を狙った毛利選手を報徳学園の堅守で先に進ませません。
走塁死は残念な結果だったんですが、毛利選手は前半の打席では、
初球を狙った攻撃をしていましたし、積極的に攻める姿勢がとても印象に残っています。







7回裏 報徳学園の攻撃では3番選手が3安打と好調
1死から9番代打選手が四球で出塁(代走)すると、1番選手に初ヒットが生まれ1死1、2塁



その後2死1、2塁とし3番選手のレフト前タイムリーで4-1とジワリ引き離します。





この回、村野工業はセカンドの川本選手をレフトへ、セカンドへ水田選手が入ります。
川本選手いい表情で野球をするね!

水田選手は、私にもいつもいい笑顔を向けてくれる選手なのです♪

報徳学園は投手を継投し8回表 村野工業の攻撃
替りばな8番高倉捕手がナイスヒット!センター返し!
9番には初めて打席を観る代打永田選手(14)がセカンドへの進塁打





更に1番南谷選手のショートゴロで高倉選手を進め2死3塁 みんなで繋げます。



2番川本選手のセンターへのタイムリーで1得点を還し4-2
川本選手ナイスバッティングでした!

8回裏 報徳学園の攻撃
村野工業は上田投手から宮本投手へ継投

1死から6番選手の四球、7番選手ライトヒット、更に8番選手四球 1死満塁のチャンスとピンチ

9番選手はスクイズを試みますが、ここも高倉捕手落ち着いてましたね。
3→本間に挟み2死2、3塁と替りサードゴロ
最終回、2得点を追う村野工業の攻撃へと入ります。









第2試合で報徳学園が須磨学園との対戦を落としたので、
村野工業がこの対戦を勝利すれば全勝優勝が懸かる勝負のイニングです。

先頭3番海津選手 ライトフライ

4番毛利選手がフルカウントの末、四球を選び代走には杉本選手(17)が入ります。



1死1塁 打席には5番毛利選手 やっぱりその積極性が良い結果を生みますね!
3安打目となるライトヒットで1死1、2塁と攻めます。
毛利選手への代走に芝山選手(13)が入ります。



しかし、後続二者を捕りゲームセット。



4-2 報徳学園が勝利し、これで今日の3戦3チームとも1勝1負

この私学大会では得失点差で順位を決める規定は無く、
結果、3校優勝ということで今年の私学大会の結果となりました。
3校の選手のみなさん みんなおめでとう

公式戦ではないものの、兵庫私学校同士の戦いで得た良い結果、また見つけた課題は
この冬の練習からきっと来春に生きてくるのではないかなと思います。

対戦後、報徳学園のご指導者から選手たちへ、
如何に最高の準備をして挑むか・・・というお話しを耳にしました。
打席に立った時のランナーの有無や、守備位置
例えミスをしても、その後をどう気持ちの準備をして向かうか・・・
色々な場面で最高の準備をしてミスが出たら、それは仕方がない。
しかし、甲子園が懸かった緊張感ある試合で、どれだけしっかり準備ができるかだと。
報徳学園のサードを守っていた選手や、ベンチの選手から一球一球に「準備」という言葉が飛んでいました。
このチームの強さは、どの試合でも甲子園というものを意識した戦いをしていることと、
攻守に於いて「気持ちの準備」を、しっかりして挑んでいるからだろうなと思います。
そういう意識の高さ、自信からくるオーラを報徳学園の選手から感じました。

いよいよ、これで2016年 私の高校野球観戦は終了です。
今年も、公式戦、練習試合を含め70試合近い試合を観させて戴き、
たくさんの感動を戴き、たくさん勉強になった一年でした。
これも、一所懸命頑張る選手たちが居るからこそで、感謝の気持ちでいっぱいです。
今日も、それぞれのチーム、選手のカラーを発揮した良い対戦を観させて戴きました。

3チームの選手のみなさん 良い対戦を観させて戴きありがとう。


チーム訪問 in 村野工業野球部 ~グラウンドからのメッセージ~

2016-11-11 | 高校野球



全ては、毎日のこのグラウンドにある


昨日は、村野工業野球部の練習見学をさせて戴きました。

試合はよく観させて戴いていますが、練習は一年ぶりになるでしょうか・・・

新チームになり、1年生の練習を見させて戴くのは初めてのことで、

2年生も昨年は3年生へ目が向くことも多かったため、

一度、普段練習をする様子を見たいなぁと思い、ご無理をお願いし見学させて戴きました。

練習を見ると、その選手の野球へ向かう気持ちを感じることができたり、

試合で見ることができない選手たちの意外な一面も発見することもでき

普段試合日には選手たちと会話をすることもないので、少しですが話しもする中で

その選手の試合で見る印象と違う素の姿というのでしょうか・・・

どういう意識で野球に取り組んでいるのかな?ということも垣間見れ

新しい発見がグラウンドの中にたくさんありました。


昨日は、昨年も見学をさせて戴いたレッドコードトレーニングの実施日で、

1年生も入部して半年、トレーニングにも慣れてきた様子で頑張ってました。
 
 
 
 
 
 
 
 
矢根接骨院の尾崎先生ともお久しぶりにお会いすることができました。

尾崎先生から、新しいトレーニングも導入していますとお聞きしていたのですが、

昨年見学させて戴いた時には見られなかった選手間でのディスカッションの時間があり、

身体のトレーニングを超え、選手たちの成長を願う「考える力をつけるトレーニング」を

取り入れられておられていることに、先生方の想いを知ることもできました。



「考える力をつけるトレーニング」とは・・・

ひとつのタイトルについて、時間内にタイトルに基づいて

自分が思うこと、気付いたこと、感じることなどを頭の中で考え人の前で発言する1分間スピーチです。


ひとつの班へのタイトルは「尊敬する人」

バッティング、守備や走塁など、自分より長けているな、尊敬できるなと思う人(選手)名前を挙げる。





チームの仲間だったり、プロ野球選手だったり、色んな名前が出てました。

ある選手の番

バッティングで尊敬できる人・・・「田中 翔」

ん???@@???‥‥たなか しょう?

そんな選手居たか?

「中田」やろ〜と、みんな爆笑

これは珍事件!

日本を代表する中田選手を真面目に「田中 翔」と~笑

目の前に田中選手がいたからね~

そんな笑える珍スピーチをした選手もいたり、へぇ~そんなふうに思っているのねっていう仲間の名前が挙がったり、

名前が挙がった選手は照れ笑いしたり、笑顔も交えての考える時間でした。





もうひと班のタイトルは、チームはABと分かれて練習したり試合をしたりしているのですが、

Bチームの選手から見たAチーム選手について思うこと、気付いたこと、感じたことなどについて。

試合の入り方や、試合中の先を考えた行動の違いを感じていたり、

一人ひとりがテーマを持って練習や試合に取り組んでいる点など、

みんながやっているからやっているのとは違うAチーム選手の取り組み方への気付き等々、

仲間や先輩たちの行動、野球を見て色々なことに気付きがあり、考えていることが分かりました。



このトレーニングでは、「考える」ことに最も重要性があり、

その上でしっかり発言する、しっかり聞く、確認、共有、そして明日から実行(ここが大事)

気付きや問題点、改善点などを確認し合い、取り組み方への意識改革をする上でもとても良い時間だと思いました。

さすが元高校球児の尾崎先生

球児の目線に立ってアドバイスされたり、選手にはより身近に、その言葉を吸収し実行できると思う

心のトレーニングも織り交ぜて進化したトレーニングが見られました。

尾崎先生が元高校球児だったということを知らない選手も居ると思うのですが・・・

兵庫の元高校球児キャッチャーですよ~また現役時代の話しなど聞いてみて下さいね。

高校球児として野球をされてこられたご経験から、選手たちへ向けられる言葉やメッセージには

選手たちの向かう目標を達成してもらいたいという想いが込められているので

しっかり耳を傾けて、一人ひとりが心に取り込んで明日へ繋げていってほしいなぁと思います。


「考える力をつけるトレーニング」

なぜ?身体のトレーニングだけではなく、このようなトレーニングをするのか?

考えたことはあるでしょうか?

野球をする上で、技術、気持ち、そしてプラス考える力があるチームはやはり強い。

強いチームは考えて野球をすることが必要、考える力は必ず野球にも繋がる、

村工の選手たちが甲子園へ近づけるようにとの尾崎先生の想いも込められているトレーニングです。

昨年のトレーニング見学記事でも書きましたが、2年生選手は覚えていると思いますが、

矢根先生から、何のためにトレーニングをするのか?というお話しがありました。

理解し問題意識をもって行うのと、ただやらなければいけない状況だからやるのとでは

身体にも心にも全く違った効果があると仰っておられましたね。

トレーニングに於いても「考える」ことは重要なことだと思いますし、

敢えて、今回のトレーニング見学では身体のトレーニングのことから離れ

明日からの練習や試合、次回からのトレーニングで、

今までとは違う気持ちで取り組めるようになればいいなと思い

「考える力をつけるトレーニング」について触れてみました。

1年生選手には昨年のトレーニングの様子を合わせてぜひ見て戴きたいなと思います。

第1回 チーム訪問 in 村野工業野球部 ~レッドコードトレーニング~

第2回 チーム訪問 in 続~村野工業野球部 ~進化~

第3回 チーム訪問 in 続~村野工業野球部 ~野球人である前に~

そしてこれは、以前に書いた東北楽天イーグルス聖澤 諒選手の言葉を書いたものです。
考える ~行動する勇気~

明日の自分がきっと変わるヒントがたくさん詰まっています。

ぜひ読んで戴きたいなと思います。


そして昨日は、濱中主将をはじめ、小林選手や渡邊選手、濱野選手に古高選手、

浜田選手、綱岡選手、一石選手、3年生選手に会うことができました。

みんなの元気そうな姿が見れて嬉しかったです。

後輩たちと一緒に一石くんが汗だくになりながらトレーニングしている姿や、バットを振る姿、グラウンドに立つ姿に、

昨年初めて練習トレーニングを見学させて戴いたのがついこないだのようで、

みんなも頑張ってたなぁ~と、懐かしく思い出しました。







3年生 古高選手&現役選手より汗だくの一石選手(笑)

濱中組のみんなは、それぞれの進路も決まったそうで安心しました。

みんな おめでとう。


日暮れも早くなり、ナイター照明に照らされるグラウンドでは監督さんと選手たちが、

あの場所へ選手たちを立たせたい‥

あの場所に辿り着きたい‥と野球に向かっている姿は美し過ぎて感動しました。









監督さんの言葉に選手たちのこの姿を合わせると、

毎日のこのグラウンドの中に全てはある・・・

ここからがチーム、選手たちの戦いが始まっていることを改めて感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「毎日が真剣勝負です」と監督さんが言われておられました。

選手のみなさん自身が勝負する場所は・・・試合ではなくここグラウンドだと思います。


この毎日のグラウンドで自分自身に打ち勝てるか・・・

辛くて、しんどくて、厳しい練習だと思います。

でも、たった二年数ヶ月しかない高校野球です。

もう戻ってこない毎日、この二年数ヶ月です。

悔いなき毎日を送ってもらいたい・・・切にそう思います。






そして、監督さんや先生、お互い仲間の支えがあり毎日があるんですよね。

当たり前ではなくありがとうと心に置いて、自分のためでもありますが、仲間や支えて下さる方々のためにも

頑張ろうという気持ちで野球に取り組んでもらいたいなと思います。

誰かのために・・・もっと強い気持ちの現れが起こると思います。

試合では見えないものが、ここにたくさんありました。

貴重な経験を積めた練習見学をさせて戴き感謝の気持ちでいっぱいです。

綺麗に整備され、照明に照らされた誰も居ないグラウンドが神聖すぎて、

毎日ここで、こんな頑張っている選手たちを想うと自然に涙が溢れます。

私は、そんな選手たちをこれからもそっと見守り応援させて戴けたらなぁと改めて想いました。

河野監督様、平田先生、前田先生

いつもいつも本当にありがとうございます。

尾崎先生 トレーニングのお邪魔をしてしまい申し訳ありません。

とても勉強になりました。

ありがとうございます。

お忙しい中、ご無理聞いて戴いてご一緒にグラウンドへ上がって戴いた小林さん

いつも本当にありがとうございます。

・・・また宜しくお願い致します

そして、選手のみなさん

練習の気を散らしてしまってすみません。

ありがとうございました。

明日からの毎日に「考える力」を発揮して、全力で夏へと向かって下さいね

最後に、偉大な先輩 広島カープ野間選手からのメッセージをお借りして

選手のみなさんへ・・・

笑  室内ロッカーに書かれた野間選手の後輩へ贈るメッセージより


2016 第47回明治神宮野球大会の歴史って?

2016-11-11 | 2016 秋季高校野球

明治神宮大会が開幕ですね。
今秋は第47回、明治神宮外苑創建90年記念の大会で、
高校野球の歴史年数からすれば神宮大会の歴史はその半分くらい。
どのようにして神宮大会が生まれたのか?
高校球児のみなさんは知っていますか?
そう言えば私もその歴史を知らないなと思い、
開催に至る経緯など明治神宮大会について調べてみた。

~ウィキペディアより~
明治神宮鎮座50年を記念して行われた1970年(昭和45年)の奉納野球が同大会の始まりである。
第3回までは大学野球のみであったが、第4回大会から高校野球も加わり、高校と大学の2つの部となり、現在に至っている。
なお、本大会開始の2年前にあたる1968年(昭和43年)秋(11月)には、明治維新百年記念明治神宮野球大会として、
大学の部、高校の部、社会人の部がそれぞれ行われている。
かつて早春(3月)に実施されていた日本学生野球協会結成記念野球大会(1946年-1964年)の
18年間毎年開催)が取りやめになって数年経ていたことに加え、
この1968年に実施された大会が思いのほか好評だった事が現在の明治神宮野球大会の起草に繋がったとされている。

1970年 - 明治神宮鎮座50周年奉納野球大会開催。
1971年 - 明治神宮野球大会に改称。
1973年 - 高校の部を新設。
1988年 - 19回大会を昭和天皇の病状悪化に伴い中止。
    但し大会の回次はそのまま生かし、1989年は予定通り第20回大会として開く。
1999年 - 大学の部と高校の部の球場割り当てを大幅に変更。
2004年 - 大会としては初のTV中継放送がCS・スカイ・Aによって実現。

代表枠やトーナメント、組み合わせなど、どのよう設定されているのか?など
知らないことがたくさんありました。
大学野球は更に奥深く、選手のみなさんは自分たちが目指すものへの歴史を知ることで、
更に気持ち深くその場所を目指すことができるのではないかと思いますね。
ぜひ覗いてみて下さいね。

明治神宮野球大会 ウィキペディア

神宮までなかなか行けない人にとっては視聴環境があれば
テレビ中継をしてくれるのも嬉しいところで私もその一人。
高校野球第1日目~大学野球決勝まで録画完了
春の甲子園前哨戦 楽しみです♪

明治神宮外苑創建九十年記念 第四十七回明治神宮野球大会 スカイA 放送日程

スカイA視聴環境が無い方にも、バーチャル高校野球でもライブ中継があるようですよ

バーチャル高校野球


2016年 秋季高校野兵庫県大会3回戦 三田学園vs村野工業 写真UPのお知らせ♪

2016-11-10 | 2016 秋季高校野球



8強を懸けて、三田学園と村野工業との一戦。

鍛えられた村野工業ナインの守備光り、エース道才投手が3安打完封

21年ぶりに秋8強進出を果たした対戦でした。

click 2016年 秋季高校野兵庫県大会3回戦 三田学園vs村野工業 写真UPのお知らせ

2016 秋季高校野球兵庫県大会3回戦 三田学園vs村野工業~8強をかけて~


2016年 秋季高校野兵庫県大会3回戦 淡路vs育英 写真UPのお知らせ♪

2016-11-08 | 2016 秋季高校野球


育英 野上投手

秋を越えて・・・今日は寒すぎる><!

やっぱり倒れそうな暑さの中の野球がいいね!

今夜から更に寒くなるようなので、選手のみなさん風邪を引かないよう体調管理に気を付けて下さいね。

だんだん野球を観に行く機会も少なくなって大嫌いな季節が到来です。

そんな時はコタツの中で暖かく、あの時この時を静かに振り返るのもまたいい。

先月、容量限界でアップできなかった秋季大会での兵庫球児たちの頑張りを残していきたいなと思います。

夏が終わると、すぐ新チームの秋が始まったりで今に至り・・・

思い出深いこの夏は、ゆっくり落ち着いて振り返りたいなと思っています。

秋を残し終えたら・・・

この夏に一人ゆっくり戻ってみたいなと思っています。

click 2016年 秋季高校野兵庫県大会3回戦 淡路vs育英 写真UPのお知らせ♪

この対戦は観戦記を書けてないのですが、圧巻の育英打線に、

エース野上投手の好投で完封勝利し、10-0(6回コールド)

圧勝で準々決勝へと進出した対戦でした。


2016 神戸親善交流試合2回戦Aチーム 神戸弘陵vs村野工業 観戦記

2016-11-07 | 高校野球


グラウンドの空~うっすら彩雲~

神戸親善交流試合2回戦、村野工業は1回戦御影戦に続き、
神戸弘陵の試合を観させて戴くのは本当久しぶりで、とても楽しみな一戦でした。
石原前監督さん(現 神戸弘陵女子硬式野球部監督さん)が揮毫された
ユニホームの胸に刻まれる「弘陵」の文字を見ると、2011年の夏を思い出す。

2011夏 ~神戸弘陵学園 硬式野球部 夏の一頁~

時が流れるのは早いものであれから5年、あの熱い夏を想いながら試合を観させて戴きました。



先攻は神戸弘陵 (背番号だけでごめんなさい)
先発(1)投手

後攻 村野工業 先発吉田投手(10)

吉田投手の登板を密かに楽しみにしているワタシ・・・がんばれ

先手を取ったのは神戸弘陵1回表の攻撃
1死から2番(7)選手のライトヒットをきっかけに、二盗、3番(2)捕手の進塁打で2死3塁とし
4番(13)選手の初球、ショートへの内野安打で1得点先制します。

1番(8)選手

2番(7)選手ライトヒット



3番(2)捕手 進塁打

4番(13)内野安打タイムリーで先制

更に(13)選手が盗塁を決め2死2塁、5番(5)選手のタイムリーで1得点を追加。2-0


脚も絡めてチャンスを作り、繋げて還す攻めた野球・・・さすがだなと思う2得点。
2死1塁と替り、6番(4)選手のレフト前ヒットが飛んだところで
村野工業は、馬見塚投手(11)へと早めの継投策



レフトフライに捕り、神戸弘陵この回2得点

7番(9)選手

馬見塚投手・・・タイプも雰囲気も違うけれど、前チームの林田投手のような感覚、
時々現われるカッコ良く撮りたい!と、マウンドに上がるとカメラを向けたくなる投手の発見@@!
追ってみよう!


後攻 村野工業の攻撃は、神戸弘陵(1)投手の立ち上がり抜群でした。
私は球種など難しいことは何度見て攻略しようとチャレンジするが全然分からない。
しかし、ストレレート、変化球っていうのは私にも分かる。
前半3回までイニングは跨ぎますが三者連続三振、4者連続三振と、
9人を7奪三振 凄い!
横から観ていたら、落ちる落ちる・・・みんなバットが空をきっていた。
3回までをランナーを一人も出すことなく圧巻のピッチングの中、やっぱりこの選手の粘りの打席は魅力があった。
9番余田選手・・・結果三振に取られたものの内容のある三振を魅せてくれた。

村野工業3回までを一気に画像アップ!

1回裏 

1番志水選手

2番小滝選手

3番中根選手

2回裏

4番吉村捕手

5番肥塚選手

6番田中選手

3回裏

7番一柳選手





8番馬見塚投手

そして、ベンチも1番の盛り上がりを見せた9番余田選手の打席 

秋の大会でも一際目立った余田選手の粘りと、
相手投手との一球一球のかけ引き対決が観ていて本当おもしろい。
この打席は記憶が正しければ11球を要し、結果(1)投手が勝った打席ではあったけれど、
その粘りが実を結ぶ時はきっと来る。
チームにとって貴重なバッターだなと思います。





















以上、余田選手の驚異の粘りバッターボックスより。
せっかくの余田選手の打席、左バッターのため顔が全く分からない

好投続く(1)投手をどう攻略するか・・・中盤の攻撃は後ほど♪

神戸弘陵の序盤、攻守に流れが小さく行ったり来たり。
神戸弘陵の2、3回の攻撃

2回表

先頭は8番(16) ん~ここは内野安打?E?だったか出塁

9番(1)投手と馬見塚投手との初対決は馬見塚投手が勝ち1死1塁
1番(8)選手の打席 (16)選手が盗塁を試み、送球が逸れる間に三進。

(8)選手は四球を選び1死1、3塁のチャンス!

2番(7)選手のピッチャーゴロに飛び出していた3塁ランナーを挟み、セカンドランナー帰塁させずWプレイ









3回表

先頭3番(2)捕手のライト前ヒットに4番(13)選手がファースト前へ送り1死2塁
5番(5)選手の四球で1死1、2塁
6番(4)選手の打席 リードの大きかったセカンドランナーを牽制で取り
ショートゴロセカンドフォースアウト 村野工業の守備が上回った2、3回

4回表をレフトフライ、セカンドライナー、三振と3人で締め、4回裏村野工業の攻撃
先頭、志水選手から

1死となり2番小滝選手が2ベースヒット!
小滝選手が出るとどう攻めるんだろうと楽しみになる。





その後、2死2塁となり、4番吉村捕手の打席小滝選手が三盗に成功!

吉村捕手は四球を選び2死1、3塁

そして5番肥塚選手 

結果三振に終わった肥塚選手の打席だったが、初球から勝負のフルスイングにワクワクさせられた打席だった。

監督さんからもナイスバッティング!と声が掛かっていた。
私からもナイスバッティング!と拍手を贈りたい攻めある三振だったと思う。

5回表 神戸弘陵の攻撃は2死から3番(2)捕手のセンターヒットが飛びますが、サードゴロ 馬見塚投手打たせて捕る!

6回表の攻撃は、1死から6番(4)選手のレフトヒット、犠打送球E、盗塁で2死3、3塁と攻めるもあと1本。

7回表 ライトフライ、ショートゴロ2本 三人に抑える力投が続きます。



村野工業の5、6、7回 (1)投手の好投健在3イニングをランナー出すことなく抑え、接戦の終盤戦へと入っていきます。

終盤戦へ入る前に・・・

渡邊捕手・・・
捕手にとても興味がある私。
彼のキャッチングに魅力がありカメラを向けたくなる捕手。
追ってみよう。

山本選手・・・追ってしまう選手。

右から~7回先頭打者3番中根選手、道才投手、小滝選手
ふとした場面から、それぞれの選手が伺い知れる。



8回表 神戸弘陵の攻撃

先頭4番(13)選手 Eでランナーをもらい
初回タイムリーを打った5番(5)選手 レフトヒットで無死1、2塁

6番(4)選手が送り1死2、3塁とチャンスを広げると、
7番(9)選手の打球はライトへ飛び1得点。3-0







1回以降ゼロの続いたスコアーボードに「1」が刻まれ試合は動いて行った。

この回、村野工業サードへ道才投手が入ります。
道才投手、マウンドとは違う選手?と思うくらい表情が豊かで、
上手く表現できないけれど、切り替えスイッチみたいなものに彼の凄みを感じるね。
エースに主将に野手もこなし、よく頑張ってるなぁと思う。

その裏8回 村野工業の攻撃

先頭は田中選手 
秋、チャンスでの打席は幾度と観たけれど先頭は初めてかも・・・
どうするかなぁ~と楽しみな田中選手の打席 期待に応えてくれるよね!
初球をセンタ~~~ヒット! 

田中選手よく頑張ってるよね!
田中選手が打つと何だか嬉しくて笑いが出る。
そんなキャラの持ち主、田中選手が大好きだ

田中選手への代走に、ベンチ裏で走塁準備万端!田口選手(15)が入ります。

7番には代打奈良選手(18) 死球で無死1、2塁

8番馬見塚投手が送り、1死2、3塁 4回以降のチャンス到来
馬見塚投手、初球ナイスバントです!

9番余田選手の打席、バッテリーミスで1得点を還します。3-1

その後、1番志水選手の四球で2死1、3塁とチャンスは続きますがショートフライ
最終回へと入ります。









志水選手のバッティンググローブに・・・「勝つ」を見つけた。
そして、名前はひらがなで「しみず・・・」
全然2得点差!最終回頑張れ!って思いましたね。

9回表 村野工業はこの回、ファーストへ奈良選手、ショート海津選手へ。
ファースト奈良選手(18)

ショート海津選手

神戸弘陵の攻撃は、もらった二人のランナーを、3番(2)選手のレフトヒットで1死満塁を作ります。

村野工業は更にセカンドに山本選手、セカンドの小滝選手がショートへ交替。
ファースト山本選手

そして4番のひと振りで2点タイムリー!終盤大きな2得点が入りました。5-1



9回裏 村野工業の最終回
先頭は3番中根選手が四球、4番には代打渡邊捕手(12)の死球

更に5番道才投手も四球を選び無死満塁 

これと無いチャンスに6番には代打柏木選手(17)
ファーストゴロ セカンドフォースアウト その間に中根選手が還り5-2



宮本選手(20)

1死1、3塁と替りチャンスは続きましたが、後続二者を捕り、神戸弘陵が準々決勝へ進出した対戦でした。





礼を尽くす・・・素晴らしい試合ができるのも対戦相手があってのこと。
村野工業の選手の礼は本当いつの時も素晴らしい。

神戸弘陵(1)投手は終わってみれば14奪三振、凄いね!
打線は終盤も、もらったチャンスをきっちり得点へと還す連打だったり
神戸弘陵のいい野球を観せてもらえた対戦でした。

村野工業のみんなには、秋からたくさんの試合を観させて戴き、
一所懸命頑張る姿にたくさん感動を戴きました。
失敗することもあるさ・・・上手く行かないときも・・・
凹むこともね・・・。
でも、こんな姿やあんな姿に、きっともっと強くなれるし上手くなれる魅力あるチーム、選手だと思うので、
厳し~いだろう冬から暖かい春を目指して、心の笑顔忘れず頑張って欲しいなぁと思います。

ベンチ裏より。

この親善大会で私の2016年高校野球観戦もそろそろ終了かな・・・。
村工ひよどりグラウンドの空に彩雲を見つけた。
うっすらすぐ消えてしまったけど・・・。
頑張った?私の2016年 ご褒美だなっ
やっぱり野球は最高~に楽しい!そう思えるとてもいい1日が過ごせた。

選手のみなさん ありがとう。


観察力

2016-11-05 | 2016 秋季高校野球

一昨日の秋季東京大会決勝を戦った早稲田実業と日大三高との対戦

夏の対戦を観ているようだった。

結果は早稲田実業4番野村選手の強い気持ち現れたひと振りに、

惜しくも神宮大会出場を逃した日大三高であったが、

対戦後のインタビューで、津原捕手の言葉に高度な考え、観察力を持って戦っていたことが伺い知れた。

14奪三振だったか・・・強打早稲田実業打線、注目の清宮選手への5奪三振など、

三振の山を築いた櫻井投手の言葉からも悔やまれるところも多くあっただろうと察するが、

一球一球が真っ向勝負、素晴らしい決勝戦だった思う。

以前にも書いたことがあるが、敗戦をした選手たちへ向けるその非常な言葉が飛び交うことを目にするが

選手たちは一心に勝利を目指して頑張り攻めた結果に過ぎない。

勝敗が着くことは仕方がない。

勝利した選手たちを讃え、敗戦した選手たちのこれからの頑張りをまた応援する。

私たち一般の応援者は、その姿勢で選手たちを見守ってやれば良いのではないでしょうか。

この記事からも、選手たちがその一戦へ色々なことを考え懸命に戦っていることが分かる。

これだけひとつのことに頑張っている選手たちが前を向いて行けるような

・・・私は応援者でありたい。

衝撃の5連続三振。早実・清宮幸太郎に何が起きたのか?webスポルティーバ菊地高弘氏


2016 秋季高校野球近畿大会決勝 履正社 優勝おめでとう☆彡

2016-11-05 | 2016 秋季高校野球

2016年 秋季近畿大会は、大阪履正社が8-2 神戸国際大附属を制し優勝を飾りました。

速報を見ていましたが履正社 強かったです。

履正社の選手のみなさん 優勝おめでとう

神戸国際大附属の選手たちの秋、兵庫からここまでさすが国際の戦いでした。

岡野投手も選手たちも精一杯、攻めて頑張った結果・・・。

9回の粘りに、この一戦への強い気持ちを感じ、

兵庫球児の代表としても、立派な近畿大会での国際球児たちの姿だったのではないでしょうか。

選手にとっては悔しい結果だと思いますが、

来春甲子園でその9回2得点を生んだ気持ちを乗せて

国際球児ならきっとそれ以上に頑張れると思っています。

神戸国際大附属の選手のみなさん 準優勝おめでとう

両チームの来春選抜 楽しみにしています。

決勝
履正社
神戸国際大附属

履正社 田中ー片山
神戸国際大附属 岡野ー猪田
本塁打 履正社 片山、若林

兵庫県高校野球連盟試合速報より

1回裏 神戸国際、1死から2番後藤の左中間2塁打、3番片岡の右前打で1死1、3塁のチャンスをつくるも無得点。
2回表 履正社、6番松原・7番片山の連打で1死1、2塁と攻められるが、内野併殺打でピンチを乗り切る。
2回裏 神戸国際、先頭6番大丸の左前打で出塁。9番岡野の左前打、1番森田の四球で2死満塁と攻めるも無得点。
3回表 履正社、1死後、1番石田・2番西山・3番安田の3連打で満塁に。
4番若林に押出し死球を与え1点先制される。
その後、1死満塁のピンチは神戸国際:岡野が踏ん張り、この回1点に抑える。
5回裏 神戸国際、先頭1番森田が左前打で出塁。その後、4番猪田の四球で2死1、2塁とチャンスをつくるも無得点。
6回表 履正社、7番片山が左越2塁打で出塁。内野ゴロの間に三進し1死3塁になるも無得点に抑える。
7回表 履正社、1死後、3番安田が左中間2塁打で出塁。内野ゴロエラー・四球で1死満塁からWP・PBで2点追加。
更に2死1塁から7番片山の左越え2HRでこの回計4点を追加される。
8回表 履正社、先頭1番石田が右前打で出塁。2死後、4番若林の左越2HRで2点追加される。
8回裏 神戸国際、代打谷口の中越2塁打が出るも得点ならず。
9回表 履正社、2死後、8番溝邉の右前2塁打、9番田中の左前適時打で1点追加。
9回裏 神戸国際、先頭8番山内・代打塚本の連打と相手内野エラーで無死満塁から2番後藤の左前適時打・3番片岡の犠飛で2点。
なおも2死満塁と攻めるも後続なしでゲームセット。


2016 神戸親善交流試合1回戦Bチーム 村野工業vs北須磨 観戦記

2016-11-03 | 高校野球



神戸市高等学校親善交流戦Bチームの1回戦 村野工業と北須磨

村野工業Aチームは土曜日に続き2回戦 神戸弘陵との対戦を応援に行って来ました。

Bチームの1回戦 村野工業と北須磨との対戦は、この秋のブロック決勝で対戦した同士で

その試合とは出場選手は違いましたが、先日書いた「グラウンドの空気」に登場する和田選手や、

両チーム、秋の大会では観れなかった選手たちの頑張る姿をたくさん観せて戴き

新たな発見もたくさんあり、どんな姿になってまた春を魅せてくれるか・・・とても楽しみな一戦となりました。

グラウンドの空気

試合会場は北前回に続き村野工業グラウンドでしたので、北須磨の選手は背番号しか分かりません

村野工業の選手たちも大勢で、21、22、23・・・26と、普段公式戦では見ることがない背番号があり、

お母さん方が26名の選手の名前を教えて下さいました。

お母さん方、ありがとうございました。

そのおかげで、試合中この選手が〇〇選手ね~と特徴を掴むべく、そちらの方に集中してしまった感があります。

名前を覚えるのが得意な私でも、さすが26人となるとなかなか覚えるのも至難の業。

一部の選手しか分からず、まだ名前と顔が一致していないので間違いがあったらごめんなさい

お母さん方に教えて戴いた26名の選手です。(投手一部しか分からず選手と記載させて下さい)

1、上田投手   14、芝山選手
2、高倉選手   15、大江選手
3、美安選手   16、水田選手
4、楠田選手   17、杉本選手
5、毛利選手   18、東崎選手
6、藤原選手   19、川本選手
7、麻木選手   20、宮本投手
8、南谷選手   21、佐木田選手
9、原選手    22、木場選手
10、傳馬投手  23、田畑選手
11、米川選手  24、前田選手
12、城間選手  25、道才選手
13、永田選手  26、西田選手

早く覚えれたらいいなと思います。

先攻は村野工業 スターティングメンバーです。

1番 センター 南谷選手
2番 セカンド 楠田選手
3番 ショート 藤原選手
4番 ファースト 美安選手
5番 サード 毛利選手
6番 ライト 原選手
7番 レフト 麻木選手
8番 キャッチャー 高倉捕手
9番 ピッチャー 傳場(デンマ)投手

後攻 北須磨 先発(18)投手

北須磨の選手は本当名前が分からずゴメンなさい

1回表 村野工業の攻撃

1番南谷選手がセカンド内野安打で出塁



南谷選手は秋、代走で観させて戴きましたが、その時は噂に聞いていた南谷選手の魅力である脚の速さを
残念ながら観る状況に無く、この対戦ではそれも楽しみに観させて戴きました。

先頭がどんな形でも出塁することはチームを勢い付けるため大事ですね。
先にどちらが流れを取るか・・・注目の初回。

南谷選手は二盗を狙いますが、北須磨(2)捕手が阻止、北須磨捕手の送球が上回りました。



後続をファーストフライ、三振に捕り、1回裏 北須磨の攻撃へと入ります。

2番楠田選手・・・秋 太鼓魅せてくれた選手



3番藤原選手


1回裏 北須磨の攻撃

村野工業 先発傅馬投手 高倉捕手バッテリー

高倉捕手 顔は見えないけどね

1死から2番(8)選手、3番(2)捕手の連続四死球、5番(3)選手の死球で2死満塁



4番(9)選手をセンターフライに







米川選手(真ん中)の元気 いつもいいね!





このチャンスでの1本!6番(5)選手 フルカウントから2点タイムリーで先制!







2死1、2塁 7番選手をピッチャーゴロでスリーアウト


2回表 村野工業の攻撃

1死から5番毛利選手のレフトへの2ベースヒットと、6番原選手が初球をセンターヒット!

4番美安選手

レフトフライ 1死

5番毛利選手 レフト2ベースヒット!ナイスバッティング!1死2塁







6番原選手 初球をセンターヒット!





7番麻木選手

1死1、3塁のチャンス、7番麻木選手の打席 原選手の盗塁を再び防ぎ北須磨の守備の良さが光ります。




その裏、北須磨は9番(18)選手のライトヒット1本 






村野工業は3回表 3人で攻撃を終えます。

8番高倉捕手

9番傅馬投手

1番南谷選手


3回裏 北須磨は、2死から5番(3)選手のレフトオーバー2ベースヒットで再びチャンスを作り
初回先制2点タイムリーを放った6番(5)選手 ライトへ連打で追加点を挙げます。3-0






4回表 村野工業 

あっ!全力校歌斉唱♪ の水田選手 この後また登場してもらいましょう~。





2死から4番美安選手がセカンド頭上を越え、ヒットで出塁しますが無得点に終わります。

2番楠田選手 センターフライ1死

3番藤原選手 ライトフライ

4番美安選手のヒットで2死1塁



5番毛利選手 セカンドゴロ


4回裏 北須磨の攻撃





北須磨も2死から1番(6)選手のライトヒットと盗塁、
更にPBで3進し2死3塁を作りますがセンターフライで無得点。






5回表 村野工業の攻撃

イニング入りの原選手(9)と麻木選手(7)

麻木選手の魔法の言葉?に原選手が2安打目 センターヒット!



7番麻木選手は四球を選び無死1、2塁

8番高倉捕手が初球を送り無死2、3塁のチャンス!
高倉捕手、初球ナイスバント!





9番には代打 東崎投手
秋、先頭に立ち元気いっぱいな姿を魅せてくれた選手
先日の練習試合では初めてマウンドに立つ姿を観ることができました。
東崎投手の投球もまたゆっくり観てみたい。
東崎投手 初球を狙いましたがショートへフライが上がります。





2死2、3塁と替り、1番南谷選手
レフトオーバー2点タイムリー3ベースヒットで2-3 
初回の走塁が悔やまれただろう南谷選手でしたが、チャンスにバットで還し1得点差に追い上げます。
南谷選手ナイスバッティングでした!







2死3塁 2番楠田選手 一打同点 緊張の場面 セカンドフライ 3得点目は阻みます。
2得点を還し2-3 1得点差に迫った5回表




5回裏 北須磨

村野工業は傅馬投手から上田投手(1)へと継投 初めて観る上田投手も楽しみです。

上田投手の立ち上り良かったですね。
3人を捕り前半戦終了です。
レフト麻木選手の頑張りが・・・ボケボケ><;







村野工業6安打2得点、北須磨5安打3得点
1安打1得点の差 チャンスで2本 北須磨がひとつ上回った前半の攻撃だったと思います。

後半戦 6回表 村野工業

先頭は3番藤原選手、4番美安選手と二者が四球を選び、藤原選手の盗塁で無死1、2塁







5番毛利選手が送り1死2、3塁

しかしここも(18)投手の踏ん張りで二者残塁






6回裏 北須磨の攻撃
上田投手の好投続き、この回も3人で攻撃を終えます。






7回表 村野工業の攻撃





1死から9番上田投手の初打席 四球を選び出塁



1番南谷選手が送り2死2塁

噂は噂でなくなった・・・
南谷選手 脚早っ!もう少しで内野安打 惜しい!
上手く送りましたがライトフライに捕り1得点を守ります。




7回裏 北須磨は1死から1番(6)選手のセンターヒットと盗塁、
牽制が逸れ更に三進、4回以降のチャンスが到来します。





1死3塁 2番(8)選手の打球はライトへ

2死3塁3番(2)捕手の打球はレフト方向へ流れるセンターフライが上がり
センターは脚早っ!の南谷選手
南谷選手の脚は素晴らしい武器ですね。

いいプレイに、いい笑顔です。



1死3塁 これを守れたのはとても大きなプレイだったと思います。
磨けばもっともっと魅力を増すものを持っている楽しみな選手です。

良いプレイが出た後にはチャンスがやってくる・・・野球の掟
やってきたチャンスを生かせるか、逆に守れるか・・・
楽しみな終盤戦です。

8回表 村野工業の攻撃

1死から4番美安選手がレフトヒット!
その後1死1塁となり6番原選手
原選手はバッティングいいですね~3安打目レフトヒット!









2死1、2塁となり7番麻木選手





フルカウントからの一打、センターを超えるか!越えた?!と思った大きく飛んだ打球
一瞬グラブから落ちたように見えたのですが、センター選手ナイスプレイ!
北須磨がチャンスを守った8回表 村野工業の攻撃でした。












再び・・・
良いプレイが出た後にはチャンスがやってくる・・・野球の掟
やってきたチャンスを生かせるか、逆に守れるか・・・




8回裏 北須磨の攻撃

先頭は4番(9)選手がレフトヒット!
5番(3)選手がファースト前へ送り1死2塁
6番(5)選手の打球はレフトへ、後逸する間に1得点が入り4-2



7番には代打(13)選手 センター前ヒット!繋ぎます。



その後2死1、3塁とし、9番(18)投手 四球で2死満塁





和田選手(11) どの役割でも全力が凄い!

1番(6)選手のセンターオーバー3点タイムリー3ベースヒットで7ー2







更に2番(8)選手の四球で2死1、3塁

3番(2)捕手のレフトタイムリーで8-2

大きな5得点、6点差をつけます。
ここで村野工業は宮本投手(20)を送ります。

2死1、2塁 4番(9)選手の初球が死球となり再び2死満塁とチャンスを作りますが
キャッチャーファウルフライ 宮本投手よく踏ん張りました。



高倉捕手 ナイスファイト!






この回、村野工業は守備変更 レフトへ杉本選手が、セカンドには水田選手が入りました。


6得点を追う9回表 村野工業の攻撃

先頭は8番高倉捕手が四球で出塁

9番には代打川本選手 二者連続四球で無死1、2塁





1番南谷選手 初球をレフトフライ 1死1、2塁となり、2番水田選手の初打席です。

高倉捕手が三盗を決め1死2、3塁としたところで水田選手も四球を選びます。











1死満塁 打席には3番藤原選手 内野ゴロ間に1得点を還し3-8

2死2、3塁 4番美安選手の初球、ショートのグラブに収まり
8-3 北須磨が2回戦へ進出した対戦でした。




初めて観る選手たちでしたが、それぞれに持ち味があり、

また観たいなぁ~と思う新たな選手たちを発見できた一戦でした。

親善大会は高野連HPでも公式にスコアが見れないので、どのチームが勝ち上がっているのか?

私には分からないのですが、2016年の締め 北須磨の選手のみなさん 優勝めざして頑張って下さい

村野工業の選手のみなさんは、また機会があり観れることを楽しみにしています。

春には今秋、今を大きく越える力を発揮するために、

これからの4ヶ月を一人ひとりが大事に一所懸命頑張って欲しいなぁと思います


2016 秋季高校野球近畿大会準決勝 履正社vs滋賀学園

2016-11-03 | 2016 秋季高校野球





今日は結局、野球テレビ観戦とパソコンに向かってた1日

もうお休みも終わりに近付いてきました

秋雲と、これはホオズキではなく風船葛(フウセンカズラ)?

なんか癒される・・・な。


秋季近畿大会準決勝第2試合は履正社と滋賀学園との対戦

6-3 履正社が勝利し決勝へ進出しました。

履正社の選手のみなさん 決勝進出おめでとう

準決勝
履正社
滋賀学園

決勝は11月5日

神戸国際大附属と履正社との対戦となりました。

神戸国際大附属は2009年 優勝をした以来(3-0 対 大阪桐蔭)

履正社は2010年 準優勝した以来(1-2 対 天理)の決勝進出です。

両チームの選手のみなさん 優勝を目指して頑張って下さい