甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2014 春季高校野球 地区大会

2014-05-28 | 2014 春季高校野球

もうすぐ始まる選手権大会も楽しみな夏の前哨戦、春季大会も各地区で開幕し、

すでに閉幕した地区の優勝校には、今春選抜出場校が名を連ねています。


関東地区では、山梨学院大付が初優勝です 

向上 (神奈川2位) 000 000 002=2
山梨学院大付 (山 梨 2 位) 320 300 01X=9





東海地区、三重が42年振りの6回目の優勝です

三重 (三重1位)  301 002 100=7
日大三島 (静岡1位)  010 120 011=6
 
 


四国地区、明徳義塾が2年ぶり9回目の優勝

鳴 門 渦 潮 (徳島2位) 000 100 010=2
明 徳 義 塾 (高知1位) 010 301 00X=5

 


九州地区では、沖縄尚学が9年ぶり2回目の優勝

沖 縄 尚 学 (沖 縄 推 薦) 000 400 010=5
創成館 (長 崎 推 薦) 202 000 000=4
 
 

優勝、準優勝校の選手のみなさん おめでとう

東北地区は6月5日、北信越地区は6月7日、中国地区は5月31日開幕となります。

現在行われているその他各地区大会、対戦結果です♪

 北海道地区 
 
 
近畿地区
 5月24日に開幕した、春季近畿大会では、今春選抜甲子園で全国制覇した龍谷大平安をはじめ

各県で勝ち抜いた錚々たるチームが出場しています。

1回戦が行われ、鳥羽、大阪桐蔭、報徳学園、龍谷大平安の4校が準決勝へ進出しました。
 
 

春季大会を終え、夏に向けて選手のみなさんは日々がんばっていることでしょう。

今年もまた熱い夏がやってきますね。

どのチームが甲子園きっぷ掴むのか・・・とても楽しみです


2014 春季高校野球 兵庫県大会 決勝 ~報徳学園vs姫路南~観戦記

2014-05-15 | 2014 春季高校野球





2014春 兵庫の頂点に立ったのは4年ぶり8回目、昨秋、今春と連覇し二冠に輝いた報徳学園

報徳学園の選手のみなさん 優勝おめでとう






そして秋の王者に挑んだ姫路南ナインのがんばりは、夏へと大きく繋がる春の大会だったのではないかなぁと思います。

夏の自分の立ち位置を確率すべく、全ての選手に最後の夏への意気込みを感じる春だった様に感じました。





3位決定戦では、東洋大姫路が加古川北を4ー2で降し東洋大姫路が3位、加古川北は4強と、

今夏、甲子園きっぷを賭けての戦いは、どのチームが掴むのか・・・とても楽しみです。




決勝を戦った報徳学園にも、姫路南にも野球の息子が在籍していて、みんなのそれぞれのポジションでのがんばりを

見ることができて、私にとってとても思い出深い2014年春の大会となりました。

その思い出を形に観戦記を書きたいと思います。





2014年 春季高校野球 兵庫県大会決勝  報徳学園VS姫路南 観戦記



 
先攻 報徳学園、後攻 姫路南

姫路南先発は左納投手



左納投手の先発を観るのは、練習試合を含めても初めてで、楽しみいっぱいに観戦させてもらいました♪

まずは報徳の前半戦を振り返ってみたいと思います。

1回表 先頭比嘉選手を見逃し三振、死球も絡みましたが、2回は三者凡退に討ち取り、

立ち上がりいいスタートが切れた左納投手だったと思います。


3回報徳の攻撃は、8番端岡選手のセンターオーバー2ベースヒットを主島投手が送り、その後2死3塁と先制の機を与えてしまいましたが、

次打者に見逃し三振と、制球力抜群のピッチング、ここを締めれたのはとても大きかったと感じました。



主島投手 ナイスバントでした^^





4回にも4番岸田選手と5番東本選手(18)の2連打で1死1.3塁と報徳は再び先制の機。



6番土谷選手を三振に取り2死1、3塁

7番門野選手(12)はセンターフライに討ち取り、報徳は再度先制の機を逃し、姫路南は再度ピンチを凌いだ・・・

一つひとつのプレイから、姫路南の夏への力を感じたチームの立ち上がりでした。



 


それでも2巡目3巡目に入り、やはり報徳打線は素晴らしい力を発揮していきます。

5回の攻撃

先程センターオーバーを放った8番端岡選手が今度はライトへ運び、9番主島投手が初球を送り1死2塁







打席には3巡目の比嘉選手

2B1Sからライトオーバー3ベースヒットで先制





更に1死3塁となり、2番大畑選手(5)がレフトフライでタッチアップ 2-0





理想的な形で2得点を挙げました。

ここまで2打数2安打の端岡選手は、後半この対戦に大きく貢献する素晴らしいバッティングを魅せてくれることとなりました・・・




そして姫路南の前半の攻撃は・・・

報徳学園 先発は、準々決勝で高校球児となり初の公式戦初マウンドで堂々たるデビュー戦を飾った1年生の主島投手



主島投手は、以前私がお邪魔していたヤングリーグ加古川倶楽部の出身(現、兵庫加古川)

当時、2、3年生に帯同していて、1年生だった主島投手のことを、実は記憶にないのですよね・・・

先日、主島投手が高校入学前、チームの練習見学にお邪魔した時に、たまたま来ていたので会って話したのが初対面のようなもの。

身体にも恵まれ、落ち着いた雰囲気を感じ、古豪報徳学園での彼の野球が楽しみだなぁ~と思っていたら・・・

まさかこの春、先発する主島投手を観ることになるとは・・・その時は想像もしていなかったのが正直なところです。

兵庫加古川の選手は私にとっては、みんな野球の息子^^。

準々決勝先発の一報を受けて、思わずコーチに緊急連絡したくらいです・・・もちろんご存知でしたけどね

そして迎えた決勝で、まさかの先発・・・本当驚きました。

・・・が、1年生ながら大舞台での先発に起用されるということは、それだけの期待が彼にあるからこそ。

今後への大きな経験をさせてもらったなぁと、嬉しい気持ちで観させて戴きました。



1回裏の攻撃

3番長澤選手のセンター前ヒットでランナーが出るものの、4番左納投手も三振に取られ残塁。

長澤選手のヒットを挟み、1、2番、4、5番と4者へ三振を取り、主島投手の立ち上がりは素晴らしかったです。


2回には6番藤森選手のレフト前からスチールを決めて1死2塁

7番福本捕手に死球を与えて1死1、2塁

先制のチャンスで、9番大田選手のショートゴロがグラブを弾き内野安打満塁となるか・・・でしたが、

カバーが素晴しく、ここは二者残塁となり、報徳の堅守が光りました。


更に3回、4回と三者凡退に取る主島投手の好投は続き、動いた5回裏。

先頭、7番福本捕手が2回目の死球で出塁



福本選手には痛い死球でしたが^^;チームにとってこの死球が欲しかった1得点へと繋がっていきました。

8番三好選手の送りバントに送球ミスが重なり無死1、2塁

更に9番太田選手が送りますが、ここはサードフォースアウト・・・

先のランナーを無くし1死1、2塁

3巡目に入り1番中島選手がセンター前! 1死満塁の大チャンスがやってきました。



打席には野球の息子 2番玉田選手



ここで出るか~と、もうドキドキでしたが・・・1B2Sからライトオーバーのタイムリー!

もうこの一打は本当、嬉しいの一言でしたね~♪

私にとっても忘れられない最高の打席になりました^^





更に満塁は続き、もう1得点2得点欲しかった場面でしたが、3番長澤選手のショートゴロから本塁死と三振で三者残塁



ここはとても残念な場面となってしまいましたが、選手のみんながフルスイングする姿に、

これは攻めた結果、後半戦へこのフルスイングが良い形となって現れたらいいなぁと思いました。


前半が終了し、対戦後吉本監督さんがコメントされていた、もう1得点取りたい場面での走塁ミスや確実なバントの打球方向などは、

夏に向けて課題の見つかった前半戦だった様に感じました。




そして1得点差から始まった後半戦。

前半2得点を奪われましたが、左納投手の要所でのナイスピッチングが後半でも発揮され、

6回は三者凡退、7回には7番門野選手はライトへ3バースヒットのナイスバッティングで無死3塁



8番端岡選手が初球をセンターフライでタッチアップか~と思いましたが、

走者走れず、ここは南センター哲の守備光った場面、報徳にとっては突き放したい場面で残念な結果だった様に感じます。



その後、三振と死球が絡み2死1.3塁とチャンスは続きましたがセンターフライで二者残塁となり、

南の踏ん張りが見られた7回裏でした。


そして8回3番石垣選手への死球と送りバントで1死2塁となったところで・・・

宮田投手の登場です。



準決勝の好投が冷めやらぬ中、決勝はリリーフとしてどんな展開に持って行くのか・・・

宮田投手の投球は観ていてワクワクする投手なんです♪

立ち上がり三振、Pゴロで8回を終え、最終回を迎えます。







9回表



先頭をファーストゴロに取り、打席には8番端岡選手 初球をセンターへ3ベースヒット!



もう追加点はやれない場面で宮田投手・・・さぁ~勝負の時。



9番は6回より継投した報徳エース中村投手



S、S、B・・・4球目をライトへ運び3得点目のランナーが返り、P対決は中村投手に軍配が上がりました。



南の後半の攻撃は、中村投手に替り、単打3本、9回終了し14人の打者に対し5奪三振。

先発 主島投手の好投に対戦後、「1年生にいい球見せられたら打たれるわけにはいかない」と語った様に

観ていて気合い溢れる力強い投球をしていたと感じます。



また、8番端岡選手は2年生選手で公式戦2度目のスタメン起用だったとのこと。

4打数3安打、5回、9回の2得点に絡む大活躍^^



決勝は大きくスタメンも替り、新戦力の力強いプレイにまた夏の報徳学園が更に楽しみとなりました。

そして姫路南、2得点を追う最終回・・・

6番藤森選手のレフト前ヒット、8番三好選手のセンター前ヒットで1死1、3塁まで詰め寄りましたが・・・







最後は代打川崎選手がショートゴロWプレイ



後半は中村投手の好投を前に3安打、2得点が遠い展開となり、結果3-1で報徳学園が優勝を掴みました。





報徳学園は5月24日から行われる春季近畿大会で、25日 滋賀代表 北大津との対戦が決まりました。

近畿春の頂点を目指しがんばって下さい



あと一歩のところで準優勝に終わった姫路南でしたが、今春の戦い振りは本当素晴らしく、

夏が楽しみな、そして追われるチームに成長を遂げた選手のみんなに大拍手です。



報徳学園の近畿大会での健闘、優勝を祈り、また両校の更なる前進のために、戦い終えた同志たちのエールの交換です。

素晴らしい応援に感動しました♪ 





三年生は、この仲間と一緒にプレイするのはラスト2ヶ月余り・・・

そして甲子園きっぷを掴むべく、更に一人ひとりが最高の夏になるようがんばっていくことでしょう。


2014’野球の息子たちのLast year

この年をどれだけ楽しみにしてきたことでしょう♪

表彰式を見ながら、まだ見ぬ夏の光景を重ねてしまい、何だか胸熱くなるものがありました。

高校野球の集大成、それぞれのあしあとを良い形で残していけるようがんばって欲しいなぁと思います。



兵庫球児たちの、もうすぐ始まる暑い熱い夏を楽しみに2014年春 観戦記を終えたいと思います。

兵庫球児のみなさん お疲れさまでした!

素晴らしい対戦をありがとう♪

そして、最後の夏、チーム一丸となって甲子園きっぷを掴んで欲しいなぁと思います。

One for all! all for one!

兵庫球児のみんな!かんばれ~


2014年 春季高校野球 

兵庫県大会地区大会 姫路南戦歴

1回戦 対 神崎 13-0 (5回コールド)
2回戦 対 姫路商業 7-0 (7回コールド)
代表決定戦 対 姫路飾西 8-1

兵庫県大会

1回戦 対 甲南 6-3
2回戦 対 篠山鳳鳴 10-3 (7回コールド)
準々決勝 対 滝川第二 4-1
準決勝 対 加古川北 1-0
決勝 対 報徳学園 1-3
 


PS・・・春の大会で撮りためた写真は、またmy Photo albumにUPしていきたいと思いますので 
    
    球児たちのがんばりをぜひ見てあげて欲しいなぁと思います


2014 春季高校野球 兵庫県大会 ~姫路南vs加古川北~観戦記

2014-05-09 | 2014 春季高校野球



準決勝 第二試合 姫路南と加古川北の対戦を観戦しました。

今の三年生が入学したての頃、姫路南校のグラウンドで両校の練習試合を観戦させて戴いて早2年。

あの時の選手達が今から戦おうとしている・・・

何だか、時の経つのは早いですね。


1点勝負のこの対戦、どちらが勝利してもおかしくない手に汗握る投手戦となりましたが、 

宮田投手のここぞの好投と、堅守が一歩光った姫路南が決勝へのきっぷを掴んだ素晴らしい対戦でした。

姫路南 先攻、加古川北 後攻

加古川北先発 吉見投手(3)  

姫路南先発 宮田投手

 1回表 姫路南の攻撃

1番中島選手 2B1S~レフト前ヒット

2番玉田選手のキャッチャーゴロが内野安打となり無死1、2塁の先制チャンス!

3番長澤選手が送り、4番宮田投手の打席

強い当たりがセカンドライナーとなりフォースアウトのWプレイ

敢え無く先制のチャンスを逃した南でした。

その後、3回には8番太田選手の内野安打をきっかけに2塁までランナーを進めましたが、 

ここもフライに討ち取られなかなか先制することができません。

4回にも3番長澤選手のレフト2ベースヒットで再度先制のチャンスがやってきましたが、牽制で倒れてしまいます。


加古川北は1、2回三者凡退に倒れ、3回には四球とエラーでランナーをもらいましたが、

6-4-3のWプレイで先制の機を逃します。

 
先手を取ったのは姫路南、5回の攻撃でした。

先頭6番三好選手が初球をレフトへ運び、7番萱島選手が送り1死2塁

2死2塁となり打席には9番福本捕手

センターへのタイムリー2ベースで先制!



取られた1点を取り返したい加古川北の5回裏の攻撃

6番尾内選手のセンターへのヒットで無死1塁

7番小林選手が1B2S~ピッチャーフライで1死

そして飛び出したファーストランナーは間一髪戻れずWプレイと、南の落ち着いた好守備光る場面が見られました。  


前半終了し、姫路南 1-0 加古川北

姫路南5安打4残塁、加古川北2安打3残塁、2塁に到達したランナーは僅かに2人。

前半は姫路南が一歩抜きに出てリードしましたが、両チーム流れがきそうで取れない展開のまま、 

どちらも譲らない展開となった後半戦へと入って行きました。


後半戦、 姫路南の攻撃は、6回

2死ノーランナーから、4番宮田投手がセンターへ2ベースヒットのみに留まり、7、8、9回と三者凡退 

8回よりリリーフした加古川北門前投手を前に4連続三振に抑えられるなど、後半は1安打無得点で攻撃を終えました。 

また加古川北も後半、6、7回三者凡退、8回には四球でランナーをもらいましたが、 

ピッチャーゴロからフォースアウトや牽制死と、宮田投手自らの好投守で1安打に留まり、1点がなかなか遠く、最終回を迎えます。


9回裏の加古川北の攻撃では、同点、サヨナラのランナーが出る手に汗握る展開、この対戦の一番の山がここでやって来ました。

1死から、打席には1番住江選手。

初球センターに上がった打球は難しい位置へ落球し、必死に飛び込んだセンター玉田選手のグラブには間一髪収まらず点々と後方へ‥‥

2ベースヒットとなり、2番敷名選手へ四球‥‥1死1、2塁

打席は3番、8回よりファーストに交代した吉見投手。

ライトフライでタッチアップ‥‥2死1、3塁

勝負の時‥‥ 

4番代打 波戸選手(12) 1Sでファーストランナーがスチールを決め2死2、3塁

カウント1B2S‥‥

スタンドで応援する大観衆は、時が止まったかの様に静まり返り、姫路南勝利まであと一球。

この時の宮田投手の自信に溢れる表情がとても印象的でした。

そして、投じられた一球はセカンドへと転がり、宮田投手3安打完封勝利。

姫路南が春初めての決勝進出を決めました。




ひとつのミスが流れを替えてしまうだろうこの対戦、打球が飛ぶ度見ている私もドキドキ、こんな緊張した試合は久しぶりです。

結果、姫路南の勝利となりましたが、加古川北 先発の吉見投手、継投した門前投手の好投と堅守も素晴らく、

更に一歩上回った宮田投手にはプライドを感じ、野手のガッツあるプレイに拍手を送った対戦でした。





姫路南は春初めての決勝の舞台に立ちます。

対戦相手は昨秋の王者 報徳学園です。

明日の決勝でも南ナインのガッツあるプレイを観れることを楽しみしています。

優勝目指しがんばって欲しいなぁと思います


明日は三位決定戦 東洋大姫路 対 加古川北 10:00

決定戦 報徳学園 対 姫路南 12:30

4校の選手の皆さん 春の締め括り、全力でがんばって下さい


2014 春季高校野球 兵庫県大会準決勝 ~東洋大姫路vs報徳学園~観戦記

2014-05-08 | 2014 春季高校野球

いよいよ兵庫の春も終盤戦、準決勝二試合を観戦しました。

第1試合は東洋大姫路と報徳学園との対戦。

伝統校同士の対戦とあってスタンドは夏の大会を思わせるほど超満員、期待と歓声が一際大きな対戦となりました。

先日の、東洋大姫路50周年記念大会で対戦した両チーム、あの対戦は6-6の引き分け試合となりましたが、春の準決勝の行方は・・・


東洋大姫路 先攻、報徳学園 後攻・・・

報徳学園 先発は田中投手(10)


まずは東洋大姫路の攻撃を振り返ってみたいと思います。

1回表 東洋の攻撃

先頭西田選手が1B2S~レフトオーバー3ベースヒットでいきなり先制のチャンスを迎えます。


打ち合いの予感もしたこの対戦でしたが、対戦は予想とは違う方向へと進んで行きました。

1死3塁となり、3番杉本選手


1B2S~打球はライトスタンドへ吸い込まれる様にアーチを描き2ランHR☆彡 




先制パンチに田中投手に火が着いたようです。

2回、3回は三者凡退に、4回には死球も絡んだランナーが出ましたが難なく討ち取り、5回も三者凡退。

6回には四球と4番浦岡捕手のシングルヒットで2死1、2塁と東洋は追加点のチャンス到来。

しかしここは田中投手が踏ん張り二者残塁となりました。

7回にも6回から継投した6番 甲斐野選手の2ベースヒットから2塁までランナーを進めましたが、

この回も最後は三振で締め追加点を奪えませんでした。


そして8回表

1番西田選手がレフトへヒット、2番岩田選手のライトフライには報徳学園 大畑選手のナイスファイトが見られ、

4番浦岡捕手のセンターへの打球も、センターを守る比嘉選手のファインプレイで阻止。

試合を通して両チーム無失策と、さすが!と思える素晴らしい守備を魅せてくれました。

初回の勢いある攻めから紅一点、8回までランナーが出たのは四死球も含め5人。

全て残塁に終わり、報徳 田中投手の好投光る対戦となりました。



何とか巻き返したい東洋は、9回の表 6回裏から継投した6番 甲斐野投手のセンターへのヒットをきっかけに、



7回より交替したショートを守る山口選手(14)が四球を選び1死1、2塁



8番には代打 金田選手(7)がセカンドゴロでセカンドフォースアウト・・・2死1、3塁と追加点のチャンス。



打席には代打 新田選手(10)

1Sからの2球目をレフトへ運び欲しかった追加点が入りました。

更に2死1、2塁と更に追いつきたい東洋でしたが、最後はピッチャーゴロに終わり試合修了となりました。


一方、報徳の攻撃 東洋先発は浅沼投手(12)


1回表の先制HRに動揺することもなく、2番大畑選手がレフトへ

3番石垣選手は左中間を破るタイムリー3ベースヒット、2人で1得点を返しました。




1回裏 東洋は浅沼投手から門野投手へ継投となりました。


2回、3回と投手陣の踏ん張りが見える投手戦が続きましたが、4回に報徳打線が爆発。

先頭7番土谷選手がレフトへ、8番三品選手(11)が初球を送り、9番田中投手がライトへヒットで1死1、3塁


1番比嘉選手がライトへ同点タイムリー2ベースヒットで2-2




その後、2死2、3塁とし、3番石垣選手が2Sからライトへ勝ち越しの2点タイムリーで4-2

 

ジワリじわりと突き放していきます。

さらに6回 東洋は門野投手から堀岡投手へ継投すると・・・


9番田中投手への四球、1番比嘉選手が送り・・・

ここで更に東洋は堀岡投手(9)から甲斐野投手(5)へ継投


甲斐野投手への初打席には、3回に素晴らしいレフトへの2ベースヒットを放った2番大畑選手




1死2塁、打球はレフトを超えるタイムリースリーベースヒット。2ー5

大畑選手はこの対戦4打席3安打1打点の活躍、チームトップの打率でした。

7回には6番代打 東本選手(18)がライトへ2ベースヒットで1死2塁

2死2塁としたところで8番三品の選手へ四球で2死1.2塁


9番田中投手がレフトへ運び2ー6




更に2死1、2塁とチャンスは続き、1番比嘉選手のライトヒットの2連打でしたが、

ホームを狙った2塁ランナーが本塁死。

ここは、リリーフよりライトへ回った堀岡投手の光るプレイが見られました。

結果、報徳が毎回安打で15安打の猛攻、田中投手は初回の先制HR以降立ち直り3安打完投。


初回からワクワクする展開となったこの一戦、報徳学園が東洋大姫路を6-3で降し決勝進出となりました。


私立強豪同士の春の戦い、両チームの応援の素晴らしさに感動し、とても見応えある良い対戦をありがとう

そして、東洋大姫路ナインの夏を楽しみに・・・




報徳学園のみなさん 決勝進出おめでとうございます

秋に続き、春の頂点を目指してがんばって下さい


2014 春季高校野球 兵庫県大会 ~滝川第二vs姫路南~観戦記

2014-05-04 | 2014 春季高校野球




2010年 春の準々決勝・・・

姫路球場のスタンドでこの両チームの対戦を観戦していました。

結果は4-3 滝川第二が勝利し準決勝へ駒を進めた対戦でした。


そして2014年 春の準々決勝・・・ リベンジマッチ

あの時とベンチ位置まで同じ、滝川第二と姫路南の対戦を観戦しました。

結果は1-4 姫路南が2010年春の準々決勝のリベンジを果たし準決勝へと駒を進めました。


試合は初回から波乱続きで始まった対戦、試合を振り返ってみたいと思います。


滝川第二 先攻、姫路南 後攻。



姫路南先発は宮田投手 記録する限りでは、8奪三振7被安打1失点完投勝利。

宮田投手の好投さることながら、野手のガッツあるプレイと素晴らしいフィールディングで

宮田投手を盛り立て掴んだ勝利だったと感じました。

滝川第二は3回表、2番武塙選手の内野安打から走塁を絡め4番上野選手のタイムリーで1得点を返しましたが、

他は単打に留まり宮田投手の好投光る対戦となりました。


一方、滝川第二 先発は池上投手



姫路南は初回、2番中島選手、3番長澤選手の2連打で1死1、3塁の先制チャンスに、

4番宮田投手が四球を選び1死満塁、更にそこから三者連続の四球押し出しで3得点を挙げ、

池上投手にとっては苦しい展開で始まった対戦となりました。



3得点を先制された滝川第二は、ここで左サイドスローの寺田投手(17)へ継投となりました。

結果、寺田投手は7回裏の追加点が入るまでのイニング、全て三者凡退に討ち取るナイスピッチング!

しかし7回先頭バッターの三好選手への死球がきっかけとなり、1番玉田選手の初球レフトへのクリーンヒットで

4得点目を取りました。





1番センター玉田選手は、我が息子と同い年で、少年野球時代に一緒に野球をしていた選手です。

高校へ上がり最後の年となった哲のがんばりを観ることができて本当に嬉しい気持ちです。

この一打は、前の3打席思う様にいかず打ちあぐねていた感がありましたが、次へ繋がる貴重な一打となったことでしょう。

哲には全力でプレイし、最高の形で高校野球を締めくくって欲しいなぁと、そんな風に思います。




そして、このチームには、もう一人、大切な野球の息子おーちゃんが最後の年を迎えています。

おーちゃんとは中学硬式チームで出逢い、一緒にいろんな野球を観に行ったり、土日の殆どを一緒に過ごしてきた選手です。

おーちゃんにも残された時間は限られてきました。

いっぱい悩み葛藤の中でがんばる彼の姿を観ていると、最後まで気持ち負けずやり通してもらいたい・・・

これからの人生で、このがんばりはきっと、おーちゃんの力となることだと確信しています。

最後まで必死に野球に向い、自分の目標とする事を掴むために強い気持ちで立ち向かってがんばって欲しい・・・そう思います。

そして、夏の終わりにこの笑顔を見せて欲しいと、それを楽しみに応援したいと思います。





 

姫路南の選手とはご縁があるのか、数年前から応援させて戴いていますが、どの年代のチームにも魅力があり、

応援したくなる選手ばかりです。

一人ひとりのそのガッツが仲間の力となる、そのガッツが集まればチームの力になるんだと思います。

姫路南、春の準決勝は実に57年振り。

この仲間と共に、夏へ大きな一歩となるこの春の頂点を掴むべく、ぜひ全力でがんばってもらいたいなぁと思います。

4強入りおめでとう!

南ガッツ!でがんばれ南!


2014 春季高校野球 兵庫県大会 4日対戦結果

2014-05-04 | 2014 春季高校野球

今日、準々決勝4試合が行われ、東洋大姫路、報徳、加古川北、姫路南が4強入り。


今日の対戦結果です。

チーム名
報徳学園 ×

社 千葉(1回1/3)、楠本(6回2/3)
報徳学園 主島(7回)、竹内(2回)


報徳先発、主島投手はお世話になっているヤングリーグ兵庫加古川から報徳へ進学した1年生です。

先日、入学前にグラウンドへ来ていた時に投球を見ましたが、恵まれた体つきで楽しみだなぁ~と思っていたら、

今日は先発を任された様で、がんばっているなぁ~と嬉しい気持ちになりました。

これからも怪我なく、一所懸命練習して報徳のエースになれるようがんばって欲しいなぁと思います^^。


~兵庫県高校野球連盟試合速報より~

1回表、社は安打・野選から1死2・3塁とするも無得点。
その裏、報徳学園は1死から安打・四死球で満塁とし、5番普久山の右前安打で先制。
更に四球による押し出しで加点。
2回裏、報徳学園は1死から2四球と好機をつくる。
社はここで投手を楠本に交替。
しかし3番の石垣が左前適時打を放ち、更に満塁から2塁失策で加点。
3回表、社は1死1・2塁の好機に3番辰巳が中前適時打を放ち1点を返す。
その後、5回まで両投手とも要所を抑え好投を見せる。
6回裏、報徳学園は2死2塁から普久山が右前適時打を放って加点し社を突き放す。
報徳学園の1年生投手主島は、7回まで社打線を1失点に抑える好投を見せる。
8回表、社は1死から3番辰巳が左中間を破る3塁打を放つが、後続を絶たれ無得点。
9回表、社は三者凡退に抑えられる。


チーム名
加古川北
市立尼崎

加古川北 門前 - 波戸
市立尼崎 蔵下(4回)、中井(5回) - 的場

~兵庫県高校野球連盟試合速報より~

1回表、加古川北、二死1・3塁の好機を活かせず先制点ならず。
その裏の市尼崎、一死2塁から4番梶の中前適時打で先制。
3回表、加古川北、二死満塁から5番木が走者一掃の三塁打を放ち逆転。
5回表、加古川北、二死1・2塁の好機を作るが追加点ならず。
その裏、市尼崎、二死2・3塁から1番松田が中前適時打を放ち同点に追い付く。
7回表、加古川北、二死から尾内・木の連続2塁打で勝ち越しに成功。
9回表、加古川北、二死から吉見が2塁打で出塁するも無得点。
9回裏、市尼崎、一死から的場が中前安打を放つも、続く鶴留が遊直で併殺に終わる。


チーム名
東洋大姫路
東播工業

東洋大姫路 新田(7回2/3)、門野(1回1/3) - 浦岡
東播工業  矢野 - 小原

~兵庫県高校野球連盟試合速報より~

1回表東洋、ヒット、失策、盗塁で1死2、3塁、4番浦岡右前ヒットで1点。
1死2、3塁から、犠牲フライで1点追加でこの回2点。
7回裏東播工、2死から4番小原右中間2塁打で出塁、2死1、3塁となるが後続を絶たれ無得点。
8回裏東播工、2死から代打長谷川左越2塁打で出塁。四球で2死1、2塁。
ここで東洋は門野に投手交代。東播工は後続を絶たれ無得点。


姫路南と滝川第二の対戦を観戦しました。

観戦記は、また別に書きたいと思いますが、姫路南が勝利し4強入りを決めました。



滝川第二 池上(10)、寺田(17)、宮本(11) - 藤本
姫路南 宮田 - 福本

1回裏 姫路東 1死満塁から三者連続三振で押し出し3得点
3回表 滝川第二 2死2塁から4番上野選手がレフトへタイムリー
4回裏 姫路東 1番玉田選手が2死2塁からレフトへ運び4-1




1番センター玉田選手は少年野球時代から知る野球の息子です。

今日はチーム唯一の打点を挙げる活躍に嬉しさいっぱいです♪

哲!よくがんばった^^OK 


準決勝は5月6日 明石トーカロ球場にて

第一試合 東洋大姫路 ー 報徳学園 10:00~
第二試合 姫路南 ー 加古川北 12:30~

 


2014 春季高校野球 兵庫県大会 3日対戦結果

2014-05-04 | 2014 春季高校野球

ベスト8が出揃いました♪

兵庫の春も終盤戦、今日は準々決勝4試合が行われます。

昨日の結果です。

チーム名
明石商業
報徳学園 ×

明石商業 小野(6回)、松本航(2回) - 吉高 
報徳学園 田中 - 岸田
HR 報徳 比嘉(5回)

~兵庫県高校野球連盟試合速報より~

明石商業は3回、2死一三塁から逸球で先制点を奪う。
報徳も4回、2死一二塁から5番岸田が左前に運び同点とすると、続く5回にも2死二塁から
先ほどの回チーム初安打を放った1番比嘉が中越に。これがランニングホームランとなり一気に逆転。
明石商業は6回1死三塁から5番吉高が一塁線に自身も生きる鮮やかなスクイズを決め1点を返すと、
7回には、1死二塁から先発小野に代打唐田を送り勝負に出る。
唐田は三振に倒れるが、1番中村航、2番石原の連打で同点に追いつく。
さらに8回四球と暴投などで作った1死満塁の好機を作るが、ここは報徳の田中投手が粘って追加点を許さない。
このピンチを駆りぬけた報徳は8回、1番比嘉が振り逃げで出塁、2死二塁として4番譜久山の打球を一塁手がもたつき、
さらにベーカバーに入った投手へ悪送球の間に、比嘉が還って勝ち越しに成功。
9回も1番から始まる明石商業打線を封じ込み、接戦を制した。

チーム名
武庫荘総合
滝川第二 ×

武庫荘総合 福永(7回)、宮原(1回)  - 高寺 
滝川第二 田中 - 藤本

~兵庫県高校野球連盟試合速報より~

初回武庫荘総合、先頭の原田、2番神山の連続四球をきっかけに2死満塁とするが無得点。
3回滝川第二、1死から9番田中が内野安打を放つ。2死後二盗に成功するが得点に至らず。
5回滝川第二、先頭の7番福が中前に弾き返す。
さらに続く8番藤本が右線に落とし無死二・三塁に。1死後1番池田が中犠飛を放ち、滝二が先制点を挙げる。
7回滝川第二、田中の三塁打、池田拓の犠飛で3点追加。1死後1番池田が中犠飛を放ち、滝川第二が先制点を挙げる。
8回の裏、武庫荘総合は投手を宮原に交代。

 

チーム名
        12
滝川        

5回コールド
社 新免 - 山本
滝 川 小田(2回1/3)、山口(2回)、上野(章)(2/3) - 南
HR 社 荻野(1回)

~兵庫県高校野球連盟試合速報より~

1回表、社:1番荻野の先頭打者本塁打で先制。1死後、3番辰己が右中間へ二塁打。
四球・死球で満塁とし、6番井上和の左前打で2点目。
1回裏、滝川:1番上野章が右前打で出塁、犠打・四球などで2死2・3塁とするも無得点。
3回表、社:1死後、芹生・井上和の連続内野安打で1・2塁。
投手交代、山口。
平内も安打で続き、新免の左前適時打と山本の犠飛でこの回2点。
3回裏、滝川:2死2・3塁とするも無得点。
4回表、社:連続四球と内野安打で無死満塁と攻め、1死から井上和の犠飛で加点。
4回裏、滝川:2死から7番若松が左越二塁打を放つも後続を断たれる。
5回表、社:先頭新免が右線二塁打、四死球などで1死満塁、3番辰己の中前適時打と押し出し四球で2点。
投手が上野章に交代。
5番芹生の左越二塁打でこの回4点目。
7番平内の中越二塁打でこの回6点目。新免の右前打さらに1点追加。
15安打を放った社が快勝し、準々決勝にコマを進めた。(5回コールド)


チーム名
姫路南     10
篠山鳳鳴    

7回コールド
姫 路 南 左納(4回1/3)、宮田 - 福本
篠山鳳鳴 岸田(3回1/3)、河北(2回2/3)、小前(1回) - 伊熊
HR 姫路南 太田(7回)

~兵庫県高校野球連盟試合速報より~

1回裏、鳳鳴:先頭の吉良が左越三塁打、2番斎藤が左前に弾き返し、鮮やかに先制。
さらに3番小柳の犠打が悪送球を誘い、無死2・3塁とする。さらに1死満塁と攻めるも追加点はならず。
2回裏、鳳鳴:8番前川が左越二塁打、犠打で1死三塁。二死からWPで追加点。
4回表、姫路南:2番中島左前打、犠打で1死2塁、4番宮田の左前適時打で1点返す。
投手河北に交代。
4回裏、鳳鳴:8番前川中前打、犠打で1死2塁とすると、1番吉良の内野ゴロが悪送球となり3点目が入る。
5回裏、鳳鳴:伊熊の二塁打などで1死2塁と攻めたところで、姫路南は投手を宮田にスイッチし、後続を断つ。
6回表、姫路南:3番長澤が死球で出塁、四球で無死1・2塁、5番萱島の犠打が悪送球となり、
ボールが左翼線を転々とする間に2者が生還、同点とする。
さらに1死3塁の場面で、7番太田が自らも生きるスクイズを決め、逆転に成功する。
姫路南は盗塁・連続四球などで2死満塁となおも攻め続け、2番中島が右中間に走者一掃の二塁打を放つ。
7回表、鳳鳴は投手を小前に交代。
姫路南は死四球などで1死2塁とチャンスを作る。ここで7番太田の放った打球が右中間を深々と破るランニング本塁打となり、その差を広げる。
(7回コールド)


4日 準々決勝対戦組み合わせ

明石トーカロ球場
報徳 ー 社 ー 10:00~
市立尼崎 ー 加古川北 12:30~

姫路球場
東洋大姫路 ー東播工業 10:00~
滝川第二 ー 姫路南 12:30~