甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

甲子園の歴史と野球塔

2010-01-10 | 2009  夏 ☆ 甲子園
          
                      『09’夏の甲子園球場

         改装工事が進む阪神甲子園球場の外周南側(左翼席後方)に
         高校野球開催を記念する『野球塔』が再現されることが決まったそうです。
     
                   完成イメージ
 
塔を囲む列柱20本には、春の選抜高校野球大会、夏の全国高校野球選手権大会の第1回大会からの
優勝校が刻印された銘板が設置される。塔は高さ約15メートルで3月に完成予定。

「野球塔」は1934年の第20回全国中等学校優勝野球大会(現全国高校野球選手権)
を記念して朝日新聞社が球場の北東部に建設したが、第二次世界大戦の空襲で崩壊。
58年の第30回選抜大会を機に毎日新聞社が球場外周に建設した「選抜高校野球塔」は、
老朽化のため06年に撤去された。                
                                          記事より

もうすぐ3月には選抜高校野球大会が開催されますが、完成した野球塔に刻印されるチームは
どこのチームか楽しみです

昨夏、70年ぶりに地元兵庫 関西学院高校が選手権大会に出場しましたが、
昨夏、関西学院を応援した人の中に、70年前出場したときの事を知る人は少なかったのではないでしょうか・・・
70年前・・・も想像の域を超えている時代に生まれた私達ですが、もっと遡り1924年(大正13年)完成当時の
甲子園が毎日新聞社の記事に掲載されていました。
 
          
当時は『阪神電車甲子園大運動場』という名称で、スキージャンプ大会・近代バレエ交響楽・野外オペラ
なども開催されていたそうで、野外オペラではラクダが動かず閉口されるハプニングもあり、
現在の甲子園球場では考えられないことが行われていたことに驚きです。
昔、小さな頃、甲子園によく行った時の記憶では、球場の隣に動物園か遊園地か?があった様な記憶があります。
甲子園に行くには阪神電車で、甲子園駅下車、改札を出るとすぐ目の前に甲子園球場があり、
甲子園=阪神電車のイメージがあったので『阪神電車甲子園大運動場』という名称も分かりますね。
              
              1938年(昭和13年)
         記事は大阪毎日新聞主催の第一回全日本スキー・ジャンプ甲子園大会の様子

 
      夜の甲子園球場で行われた野外オペラ。ラクダがなかなか動かず閉口1957年(昭和32年)

関西学院が出場した70年前より数年前になると思いますが、1932年(昭和7年)2月観覧席より試合を見る観衆の
記事も掲載されていて、2月なので選抜でしょうか・・・当時も選抜高校野球大会という名称だったのかな?
昨夏の関西学院の応援団のみなさんの様に、この当時はどんな応援だったのかと思うと見てみたいですね。

 1932年(昭和7年)2月 当時もすごい観衆です。
当時は、今の様な吹奏楽隊が居たりはなかったのでしょうね。 
昨夏の関西学院の応援団の応援は本当に素晴らしかったと思います。
昨夏my best1応援の『さくらんぼ』の曲にのせて黒木選手の応援歌の
動画と見比べるとこんなに時代は流れたのか・・・と思わせてくれます。


2009 夏の甲子園        ~ my memory 3 ~

2009-10-24 | 2009  夏 ☆ 甲子園

      夏の甲子園  を振り返って・・・

   8月13日
   『 東  北  倉敷商 
   『 日大三  徳島北 』
   『 都城商  聖望学園 』
   『 三  重  熊本工 』   の4試合では・・・

 三重熊本  今大会初の延長戦が印象に残ってる。
 両チーム共、俺達が勝つんだと執念を感じた流れの対戦だったなぁ。
  
   
   8月14日には1回戦残り2試合・2回戦へと・・・
   『 智弁和歌山  滋賀学園 』
   『 札幌一  鳥取城北 』
 
 近畿勢同士の対決
 
 甲子園と言えば岡田くんと スタンドの『 C 』の人文字。
 あんまり高校野球を知らなかった私でも岡田くんは知ってたよ。
 最後の夏、どんな姿を見せてくれるか楽しみだった。
 さすが 無失点完投勝利 
 高嶋監督の最多勝利監督賞に後1歩。
   
   『 県岐阜商  山梨学院大付 』
  
 2回戦初戦 
 初回から岐阜商の打線爆発
 江崎くんは力強い選手。
 エース山田くんは投打にすごい選手。
 山田くんは、すごく落ち着きのある選手だなぁ~貫禄がある

  
  8月15日
  『 PL学園   聖光学院 』
  『 日本航空石川  明桜 』
  『 日本文理  藤井学園寒川 』
   『 立正大淞南  華陵 』                                    

 この対戦だったか・・・                                              
 PL 受川くんと石崎くんがを追って激突してしまったシーン
 ほんとドキッとした 運ばれるのを受川くんが嫌がってた姿 
 甲子園に掛ける強い想いを感じた。無事ベンチに帰ってきて一安心

 文理も2回戦突破。実はこの時、決勝戦で日本文理を見ると思ってなかったなぁ
 
 立正大淞南の後藤くん いいっ ほんといい 
  
   スーパーダイビングキャッチ    サヨナラHR   
 
                          

  最高の笑顔が見れた  亡き恩師のためにも まだまだ頑張れ
 立正大淞南の応援もすごかった
 崎田くん聖羅と書いてミラと読む。応援ではセイラって聞こえる 
 あの応援がすごい大好き
 残念ながら MY ベスト応援だったでしょうは別のチームに・・・

  8月16日
  『 東農大二  青森山田 』
  『 帝京  敦賀気比 』
  『 州国際大付  樟南 』
  『 明豊  西条 』

  帝京は、平原くんと原口くんの貫禄あるバッテリーに見応えがあった。
  スーパー1年生 伊藤拓郎くん これからが楽しみな選手。

  九州国際大付では、納富くんのあの笑顔がまた見れて 

  そして 明豊西条 戦
  今宮くんに注目が注がれる中、エース野口くん 9回投げ抜いて完封勝利 
  安部くんの2ランHRも飛び出し4-0と快勝の対戦だった。
  今宮くんは公式戦では珍しいというバントをきっちり決めて
  今宮くんって、自分が目立つ・・・より、今この場面でチームが勝つには・・・を
  冷静に、常に意識している選手に感じる。
  後の庄司くんでもそれが見えたなぁ。
  そこまでになるには葛藤も努力も人一倍あったんだろうと想像する。
  彼の顔を見てると人一倍内に秘めた物を感じる選手。


  8月17.18日には、これまた人一倍負けず嫌いに見える常葉橘の庄司くんや
  如水館の分まで頑張れ高知、オーラを感じる中京大、トラ隼人、注目の花巻東
  高嶋監督最多勝利監督タイが掛かった智弁和歌山などなど・・・
  そして大応援団率いる関西学院 2回戦終盤楽しみな対戦ばかり

  またゆっくり振り返ろ end...

 

          

  

  
 
 
  
  
 


2009 夏の甲子園        ~ my memory 2 ~

2009-10-23 | 2009  夏 ☆ 甲子園

   夏の甲子園を振り返って ・・・ 

  8月12日
  『 関西学院酒田南 』
 
 70年ぶりの甲子園地元兵庫とあって期待も歓声も大きかった。
 同点に追いつかれる場面もあったけど、大歓声に包まれて
 初戦 7-3で突破 まだまだ行ける

  『 中京大中京龍谷大平安 』

 2回あっという間に一挙5点の中京大。さすが
 エース堂林くんにはオーラがある。
 
 龍谷大平安 苦しい時を乗り越えての甲子園。
 負けてしまったけど、勝者の校歌斉唱を見つめる選手は、胸を張ってた
 精一杯、悔いなく戦った証しだと感じた。

  
  『 横浜隼人伊万里農林 』
 
 初出場同士の対戦
 隼人の選手は笑顔笑顔
 水谷監督のキャラがいい 選手より元気いっぱい甲子園を楽しんでいる様に 見えた
 阪神タイガースばりのユニホームが印象的。
 
 伊万里農林 主将吉永くんの選手宣誓かっこ良かったよ

  
  『 花巻東長崎日大 』

 この1試合は注目の対戦だっただろう。
 長崎日大 8回に逆転はされてしまったけど、終盤までリードを守った試合。
 菊池くんから3本塁打。金城農園でいい野菜が出来たのかもね
  『金城農園』といえば・・・
 
  
 『金城農園』が生んだ監督と選手の絆 の記事を読んで・・・

 苦しい条件、大舞台では人間的に鍛えたチームの方が勝つと思う・・・と金城監督。

 人間力を高めるために厳しかった金城監督。
 
 携帯禁止 ・ 外出禁止 ・ コンビニ禁止 起床遅れたらペナルティー
 今どきの若者にはきつかっただろうなぁ
 でも脱落者は居なかったそうで。
 
 中でもムードメーカーの長門くん。
 彼の人柄がチームに与える物は大きいと考えておられた金城監督。

 当時、不調だった長門くん、レギュラーになるためにはどうしたらいいか・・・
 野菜嫌いの長門くんに、金城監督は自宅の金城農園の手伝いをさせたそう。
 
 『作る人の気持ちを知ること、役割を与えることで、自分も出来るんだという
  自身を持たせる。畑の仕事しないとスクイズ失敗するぞ!

 長門選手と接する時間を長く持ち、意思疎通のできたチームのキーパーソンを
 作ることも、金城農園を手伝わせた目的のひとつだったそうで。

 金城農園を任された長門くん。
 野菜の栽培 何で俺が と思った日もあったそうだけど・・・
 時間さえあれば農園を訪れるようになり、監督と過ごす農園で、色んな事を感じて学び。
 野球以外の大事なことにも気付けた貴重な時間を監督は与えてくれたんだよ
 
 『少しづつ見えなかったものが見えてきた
 
 野球にもだんだん生かされて、向こう側が考えられるようになったと長門くん。

 レギュラーを手にし、ムードメーカーが加わったチームは土壇場で粘り強いチームになった。

 試合後、金城監督は長門くんに『よく頑張ったな。お前には人間力がある

 涙が止まらなかった。
 
監督は絶対に見捨てなかった。当たり前のことでも自分はできるんだと自身をつけてくれました

 『本当に嬉しかった。やってきて良かったと心から思いました』と涙の中に笑顔があったそうです。

 この記事を読んで、何だか温かい気持ちになった。
 金城監督の温ったかい心の中で過ごした選手の3年間は、貴重な時間だったなぁと思います

 監督と長門くんは『記念の木』 ツツジの木を1本、寮の前に植えたそうです。
 夏の大会前に花を咲かせるツツジ。
 その頃は、メンバーに入れない3年生が少しづつ裏方に回る、精神的にも辛い時期。
 長門くんの想い・・・
 
 この記事を読んで、長門くんには色んな大事なことが、ちゃんと見えてるなって思いました。
 
 金城監督に大きなものをもらったね
        夏の甲子園 続く end...     

 
 

  
 
  


 

  
   


  


2009 夏の甲子園         ~ my memory 1 ~

2009-10-22 | 2009  夏 ☆ 甲子園

   
        甲子園の
秋号が届きましたぁ~  

                                                 
  予約特典の写真は  
                           
                                   1度だけのチーム日米親善選抜チームの集合写真

みんなのところには、どんな写真が届いたんだろ 見てみたい・・・

と・・・いうことで、夏の甲子園を振り返ってみることにしよ

印象に残ったチームや選手MY BEST ○○○ などなどetc


やっぱり1番ドキドキだった対戦は『 中京大中京日本文理 の9回裏かな。

仕事で見れなかったから、録画してたけど、ど~も気になって
ラジオ聞いてしまい・・・固まったすごいことになってる

みんなが繋いで繋いで1点差まで・・・若林くんが打った時には『ぎゃぁ~打った
と思った瞬間『試合終了』って
ラジオだったもんだから、何が起きたか理解に数秒かかったなぁ
帰って録画見たけど、しかし良い試合でした 

伊藤伊藤コールもすごかったし、スタンドがあんな沸きあがった高校野球は見たことがない。
試合後の堂林くんのプレッシャーから開放された安堵の涙 
河合くんの『甲子園の神様が・・・』も印象的。

文理では代打・石塚君のタイムリー
ガッツポーズで笑顔が最高だったね
文理 粘りの全員野球、チームのみんなの笑顔が清々しかった。

閉会式で、選手の行進をじっと見つめながら大藤監督の涙
3年間の選手への想いがいっぱい、愛おしく見つめる大藤監督 が印象的でした

49校には、スタンドの選手や応援団、ベンチの選手、グラウンドには仲間の想いを
背負って必死に走り回る選手、ボールボーイに記録員、監督さん・・・
1校1校の想いとドラマがあった夏の甲子園

全部の対戦は語り尽くせないけど、心に残ったシーンを思い出に残そう

     8月8日夏の甲子園 開幕

  『 第1試合 九州国際大付常総学院 』
    
九州国際大 4点を追う3回からの反撃。逆転勝ち
九州男児に意地を見た
初戦から、後の対戦を楽しみにさせてくれた1戦だった。

  『 第2試合 明豊興南 

センバツを見ていなかったので、今宮くんを初めて目にした瞬間。
振り返ってみると、野口くんのサヨナラ打は、後の常葉橘戦・花巻東戦へ
導いてくれた1本だったと思う。

  『 第3試合 西条八千代東 』

残念ながらこの対戦は見れなかった 残念

   8月9・10日は『 如水館高知 』 史上初2試合連続 雨天ノーゲーム
  どちらの対戦も、如水館リードのまま終わった途中までの試合。
  応援団も行ったり来たり・・・大変だっただろうな
  
  8月11日
  『 第1試合 常葉学園橘旭川大高 』

常葉橘 初出場校で、初勝利
庄司くんを初めて見た瞬間。
強い思いのある選手だなと感じた。

  『 第2試合 長野日大作新学院 』

1点を先制されれば1点を返し、3点に突き放されれば3点に追いつき・・・
打撃戦の1戦。作新学院、あと1本が出ず惜しかった対戦だった。

  『 第3試合 天理南砺総合高福野 』

残念ながらこの対戦は見れなかった 
15-1と天理大差で勝利

  『 第4試合 如水館高知 』

ようやく天候に恵まれて3度目の正直
如水館がに泣いた
幸野投手の涙が、見ていてほんと辛かった

 8月12日は、いよいよ地元兵庫 関西学院が登場
この対戦は70年の時を超えて実現した甲子園での初戦。
1番楽しみにしていた対戦だったなぁ

また、ここからは、次回 end...