『09’夏の甲子園球場』
改装工事が進む阪神甲子園球場の外周南側(左翼席後方)に
高校野球開催を記念する『野球塔』が再現されることが決まったそうです。
完成イメージ
塔を囲む列柱20本には、春の選抜高校野球大会、夏の全国高校野球選手権大会の第1回大会からの
優勝校が刻印された銘板が設置される。塔は高さ約15メートルで3月に完成予定。
「野球塔」は1934年の第20回全国中等学校優勝野球大会(現全国高校野球選手権)
を記念して朝日新聞社が球場の北東部に建設したが、第二次世界大戦の空襲で崩壊。
58年の第30回選抜大会を機に毎日新聞社が球場外周に建設した「選抜高校野球塔」は、
老朽化のため06年に撤去された。
記事より
もうすぐ3月には選抜高校野球大会が開催されますが、完成した野球塔に刻印されるチームは
どこのチームか楽しみです
昨夏、70年ぶりに地元兵庫 関西学院高校が選手権大会に出場しましたが、
昨夏、関西学院を応援した人の中に、70年前出場したときの事を知る人は少なかったのではないでしょうか・・・
70年前・・・も想像の域を超えている時代に生まれた私達ですが、もっと遡り1924年(大正13年)完成当時の
甲子園が毎日新聞社の記事に掲載されていました。
当時は『阪神電車甲子園大運動場』という名称で、スキージャンプ大会・近代バレエ交響楽・野外オペラ
なども開催されていたそうで、野外オペラではラクダが動かず閉口されるハプニングもあり、
現在の甲子園球場では考えられないことが行われていたことに驚きです。
昔、小さな頃、甲子園によく行った時の記憶では、球場の隣に動物園か遊園地か?があった様な記憶があります。
甲子園に行くには阪神電車で、甲子園駅下車、改札を出るとすぐ目の前に甲子園球場があり、
甲子園=阪神電車のイメージがあったので『阪神電車甲子園大運動場』という名称も分かりますね。
1938年(昭和13年)
記事は大阪毎日新聞主催の第一回全日本スキー・ジャンプ甲子園大会の様子
夜の甲子園球場で行われた野外オペラ。ラクダがなかなか動かず閉口1957年(昭和32年)
関西学院が出場した70年前より数年前になると思いますが、1932年(昭和7年)2月観覧席より試合を見る観衆の
記事も掲載されていて、2月なので選抜でしょうか・・・当時も選抜高校野球大会という名称だったのかな?
昨夏の関西学院の応援団のみなさんの様に、この当時はどんな応援だったのかと思うと見てみたいですね。
1932年(昭和7年)2月 当時もすごい観衆です。
当時は、今の様な吹奏楽隊が居たりはなかったのでしょうね。
昨夏の関西学院の応援団の応援は本当に素晴らしかったと思います。
昨夏my best1応援の『さくらんぼ』の曲にのせて黒木選手の応援歌の
動画と見比べるとこんなに時代は流れたのか・・・と思わせてくれます。